• 足の小指・付け根が痛い原因は?
  • 内反小趾(ないはんしょうし)への対処

足の痛みに悩んでいる方はたくさんいらっしゃるようです。

その中でも靴擦れで足の小指が痛くなってしまうというケースは非常に多いのです。

足の小指、つけ根が痛くなるのはどのような病気なのかご存知ですか?

 

足の小指・付け根が痛い原因って何なの?

 

内反小趾(ないはんしょうし)への対処は何をしたらいいの?

 

このコラムでは、足の小指・付け根が痛くなる原因や、内反小趾(ないはんしょうし)への対処についてなどご紹介していきたいと思います。

 

足の小指・付け根が痛い原因は?

足の指が痛くなってしまうのは、外反母趾、内反小趾などの疾患にかかっている可能性が考えられます。

 

外反母趾、内反小趾がどのようなものかご説明しましょう。

 

外反母趾(がいはんしょうし)とは?

外反母趾というのは足の親指が人差し指側にくの字に曲がってしまうことで、指のつけ根の関節の内側に突き出した部分に痛みが出る疾患のことです。

 

足のつけ根の突き出した部分が、靴と干渉して摩擦を起こしてしまいます。

 

外反母趾はこのように靴を履いているときに痛くなるのですが、症状が進行してしまうと靴を履いていないときでも痛くなってしまいます。

 

外反母趾になってしまう原因は?

外反母趾になってしまうことの最大の原因は靴を履くことにあります。

 

つま先が細くなった靴を履くと、靴の中で足の指が圧迫されます。

 

中でもちょうど外側にある親指のつけ根のあたりが圧迫されてしまうのです。

 

とがった靴でも圧迫されてしまうのですが、ハイヒールだと更に圧迫される力が強くなってしまいます。

 

ですから、足の親指に痛みを覚える人はハイヒールやかかとのとがった靴を避け、なるべく足の指の部分がゆったりした靴を履くことが一番の予防と言えます

 

靴によって、外反母趾になってしまうのは後天的なものですが、先天的な理由で外反母趾になってしまう場合もあります。

 

生まれつき足の親指が人差し指より長かったり、偏平足だったりすると外反母趾になりやすいのです。

 

外反母趾かどうかの見分け方は?

外反母趾になってしまえば見た目でも明らかな違いが現れます。

 

また親指を押してみると痛み、靴を履いた時や脱いだ時にも痛むようになります。

 

症状が重くなると靴を履いていない状態でも常に痛みを感じるようになってしまいます。

 

そこまで悪化してしまうと、もはや手術が必要になってしまうのです。

 

内反小趾(ないはんしょうし)とは?

内反小趾はあまりなじみのない疾患のようです。

 

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内反小趾というのは足の小指側に痛みが出る疾患のことです。

 

足の小指側が痛んで悩んでる方の多くはこの疾患の持ち主のようです。

 

内反小趾は足の小指が薬指側に曲がってしまい、その曲がりが10度以上ついてしまったものを指すようです。

 

小指が薬側を向いて曲がった状態であり、小指の外側に痛みが出ている場合、内反小趾である可能性が高いです。

 

内反小趾になってしまう主な原因は、歩き方であると考えられています。

 

悪い歩き方というのは、重心が外側にかかってしまっている歩き方を指します。

 

本来、親指に重心がかかっているのが正しい状態です。

 

しかしこの重心が外側に行ってしまうことで、足の小指が靴と干渉して摩擦が起こりやすくなり、痛みが発生してしまうのです。

 

靴を履く歴史が長い外国で主に多かった疾患ですが、日本でも最近増えてきてしまったようです。

 

昔の日本人といえば草鞋や下駄をはいていたので、確かにこのような疾患とは無縁だったわけですね。

 

内反小趾かどうかの見分け方?

足の指が痛いと思っていても自分が内反小趾になっていることに気づいてない方は多いですよね。

 

そもそも内反小趾という名前自体知らない人が大半なのでは?とも思いますが。

 

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内反小趾になっているかどうかは自分でもチェックできるようです。

 

定規やペンなど何でもいいので、足の小指側に細長いものを当ててみてください。

 

正常な状態の足であれば、定規やペンに沿って足の側面が一直線になっているはずです。

 

ペンや定規と足の側面との間に指が一本入ってしまうぐらいの隙間があいていると内反小趾になっていることになってしまいます。

 

内反小趾の怖いところは、痛みを伴わないケースが多いという事にあります。

 

内反小趾で痛みまで出るようになって病院に行くという方は、全体のごく一部のようです。

 

ですから、自分は足に痛みなどないので、足に病気にはない!などと思い込んでしまうのは危険なのです。

 

簡単にチェックできますので、家でくつろいでる時などに調べてみてはいかがでしょうか?

 

内反小趾(ないはんしょうし)への対処

靴擦れなどで足が痛くなったことがある人にアンケートを取ってみたところ、足の小指側が痛くなるという意見が半数を超えていたそうです。

 

つまり、内反小趾になっている人はとても多いのです。

 

内反小趾になってしまったら、内反小趾にならないようにするには正しい知識を身につけることが必要です。

 

正しい歩き方に改善する

内反小趾になってしまうのは、歩き方が正しくないことが一番の原因です。

 

ですから、内反小趾になってしまった人がまず確認すべきなのは歩き方に問題がないか確認することなのです。

 

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重心位置がずれてしまっていることで、足の小指に体重が乗ってしまうのです

 

足の指まで地面にしっかりつけずに歩いてしまっていると重心位置がずれてしまいます。

 

本来、正しい歩き方をしていれば、足の親指と人差し指側に重心がかかります。

 

この重心が外側にかかるようになってしまうと、小指側はその負荷に耐えられず徐々に変形してしまうのです。

 

ですから、歩く際に「地面に足を指までしっかりつけて歩く、足の内側に重心をかけるように歩く」と意識すると良いでしょう。

 

足の指先を地面につけて歩くように意識する

また、歩くときに足の指先をしっかり地面につけて歩くというのも重要です。

 

内反小趾になってしまった人は足の指先が浮いている状態なので、無意識に歩いてしまうとかかとだけを地面につけて歩いてしまいます。

 

歩幅を大きく歩くように意識する

歩く際に、重心を意識することも重要ですが、歩幅もなるべく大きく歩くようにするのも効果的です。

 

小さい歩幅で歩いてしまうと、指先を使わないのです。

 

反対に大きい歩幅で歩こうとすると、足の指先を使わざるを得ないので、自然に重心位置も正しくなります。

 

内反小趾になってしまうと、足の指先が浮いた状態になってしまいます。

 

その状態だとどうしても、小さい歩幅の方が歩きやすいので、無意識に小さい歩幅で歩くようになります。

 

そこであえて大きい歩幅で歩くようにすることで悪循環を断ち切ってしまいましょう。

 

外側がすり減った靴を履かないようにする

また、歩き方だけでなく、履いている靴が内反小趾を引き起こす原因になっている可能性もあります。

 

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ご自分がよく履いている靴の裏側を確認してみましょう。

 

外側だけすり減ったような靴を履いていると、正しく歩いているつもりでも。重心が足の外側に乗ってしまいます。

 

テーピングをする

テーピングを足にして保護することも有効な手段です。

 

テープは以下の2種類を用意します。

 

  • 幅が2.5センチのテープ
  • 幅が3.8センチのテープ

 

足を伸ばした状態で座ります。

 

まず身体のサイズに合わせてテープをカットします。

 

はじめに2.5センチのテープを使います。

 

2.5センチのテープは縦に真っ二つにして、足の小指を一周できる程度の長さに切っておきます。

 

3.8センチのテープは足を一周する長さに切ります。

 

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足のサイズが27センチだとすれば30センチもあれば足りるはずです。

 

縦に真っ二つにした2.5センチのテープの片方ををまず小指に内側から外側にかけて巻き付けます。

 

その際、小指の下のまさに痛い部分にテープの両端がくるように位置を調整します。

 

それが終わったら、真っ二つにした2.5センチのテープのもう一つは、先ほどのテープとずらした位置で小指に巻き付けます。

 

それが終わったら3.8センチのテープでその上から足を一周します。

 

たったこれだけで完成です。

 

キャラ

とっても簡単ですよね。

 

たったこれだけで、歩くときの痛みを軽減することができます。

 

内反小趾用のサポーター(小指ジェルパッド、内反小趾サポーター医療用シリコンなど)を活用する

テーピングが足を保護するのに有効とはいえ、毎日毎日テーピングし直すのは手間だと感じてしまうかもしれません。

 

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そんな場合には内反小趾用のサポーターを使用するという方法もあります。

 

白や透明の柔らかい材質でできており、靴下を履くような感覚で足に装着します。

 

値段も1000円前後かもっと安いぐらいで、通販でも多数で回っていますので自分に合ったものを探してみると良いでしょう。

 

ただ、小指ジェルパッドや内反小趾サポーター医療用シリコンをつけるとその分の靴を履くときに足の容積が増えてしまいますので、小さめの靴だと余計に足と靴が強く干渉してしまうことでしょう。

 

これらのサポータも殆ど靴下のように足を覆うもの、足の指の部分だけ覆うもの、ピンポイントで小指の部分だけにかぶせる様なものなど色々なタイプが存在しているようです。

 

ご自分の足や履かれる靴に合ったものをちゃんと選ばないと逆効果になってしまいますね。

 

自分の足に合っている靴を選ぶ

 

足のつま先の部分が自分に合っているものを選ぶことも内反小趾の対策になります。

 

キャラ

足の指先の形というのは3つのタイプがあるのです。

 

エジプト型

足の指を真上から見た時に、一番長長いのが親指、次が人差し指、中指という風に親指から小指にかけて斜めのラインになっている状態をエジプト型といいます。

 

ギリシャ型

足の指を真上から見た時に、一番長いのが人差し指で、その次に長いのが左右の親指と中指になっている状態をギリシャ型と言います。

 

スクエア型

足の指を真上から見た時に、親指から小指までがほぼ同じ長さで一直線になっている状態をスクエア型といいます。

 

日本人で一番多いのは親指が一番長いエジプト型で70%程度を占めています。

 

次の多いのが人差し指が一番長いギリシア型が25%程度です。

 

そして残りの5%が指の長さが均一のスクエア型です。

 

ちなみに欧米では、人差し指が一番長いギリシア型が一番多いようです。

 

靴の種類にもつま先の形によって、ポインテッドトウ、ラウンドトウ、スクエアトウといった種類があります。

 

ポインテッドトウというのがつま先がとがっている形で、ラウンドトウというのがその反対につま先が丸まった形です。

 

日本人の多くはエジプト型なのですから、ギリシア型が多い欧米人の真似をしてポインテッドトウの靴を履くと問題を起こしてしまう可能性が高いと言えるでしょう。

 

まず自分の足が上記のどれかを把握して、自分に合った靴を選ぶようにしましょう。

 

病院では内反小趾にどのような治療をする?

病院によっては、テーピング療法や矯正を併用して治療を行うようです。

 

まとめ

ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?

 

足の痛みにも色々あり、それぞれ対処法も異なります。

 

疾患になってしまっても、初期の症状や対処方法について知っていればひどくなる前に解決できます。

 

是非、正しい知識を身につけて備えましょう。

 

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