- 性生活は何歳まで健康ならできる?
- 夫婦生活・性生活の義務はいつまで?
人間の三大欲求は、睡眠欲、食欲、性欲と言われています。睡眠欲と食欲に関しては、健康であるうちは自然に湧き出るものですが、果たして性欲はどうなのでしょうか?
そして実際の性生活は何歳までできるのでしょうか?また、いわゆる夫婦生活の義務はいつまででしょうか?
性生活は、夫婦である以上必要なコミュニケーションの一つでもあるので、ここで少し考えてみましょう。
性生活は何歳まで健康ならできる?
みなさんは、結婚して何年目になりますか?結婚生活に不満はありますか?特に性生活についてはいかがでしょうか。
人間は健康であればこそ、性欲もあるものと言いますが、これは確かなことで、実際具合の悪いときにはそういう気持ちにならないという人も多くいます。
お互いの健康のバロメーターでもある性生活について考えてみます。
性別による性欲の違い

性欲は基本的に誰でもあるものですが、人によって強弱はあります。
また、若くて健康である人ほど強いもので、特に結婚している場合は、子供を産むためにも必要なものです。
男性の場合、若いうちは、性欲自体も強く、エッチなビデオや本を見ただけでも簡単に興奮してしまいますが、年齢とともに次第にそれだけでは満足しなくなることも多いです。
むしろ直接的なシチュエーションよりも、一枚何かをまとった姿で想像を掻き立てる場面だったり、ガラスの向こうにかすかに見える裸体だったり、間接的なものを通してみた光景に惹かれることもあるようです
女性の場合、どちらかというと、男性まかせのところがあり、積極的というよりは受け身の態勢といったほうがいいかもしれません。もちろん、自分から積極的に求める女性もいますが、男性よりは少ない比率でしょう。
男女の身体における構造上の違いでもあるかもしれません。
夫婦生活について
結婚生活の中で、夫婦生活はどのくらい重要でしょうか。実は、これが最も大事なことだという説もあります。三大欲求であるうちの睡眠欲、食欲は、一人でも満たされます。
むしろ、この二つは一人でしか満たされません。自分以外の人がいると気になって眠りにくい場合もありますし、好きなものを食べたくても他の人に合わせなくてはならない場合もあります。
ところが、性欲だけは、一人では満足できないこともあります。夫婦なり、パートナーなり、一緒に楽しめ、信頼できる相手が必要になります。
夫婦である以上は、お互いの性欲を満たすことが義務であることも含まれています。その証拠にどちらかがそれを拒否した場合は、それを理由に離婚も成立するのです。
性生活は何歳までできる?

果たして、性生活は何歳までできるものなのでしょうか?
健康であることが大きな前提になるでしょうが、これは人それぞれに違いがあります。
具体的には、50代、60代くらいからだんだんできなくなり、70代以降は難しいと言われています。性欲はあっても行為自体が難しいということです。
なるべく長い期間、性生活を維持するには、持って生まれた性欲の強さと、それを維持したいと願う気持ちから来る探求心など、隠れた努力が必要でしょう。
また、少し前からいわゆるED対策として、バイアグラなどの薬も開発され、一般的に使われるようになりました。もしもの場合は、それを利用してみるのもいいかもしれません。
性生活を長く続けるには、いろいろな情報を広く取り入れるのも一つの方法です。
夫婦であればこそ

また、基本的にパートナーがいることも大事な要素です。
夫婦だからこそ、二人だけで行うものだからこそ、二人が納得していれば、それは性生活として成り立ちます。
行為そのものが無くても、お互い満足していれば、何歳になってもできるもので、それはそれで良き性生活ということになるのではないでしょうか。
夫婦生活の義務はいつまで?
夫婦生活は結婚生活の基本と言ってもいいくらい、実は重要なもので、精神的つながりの次に大事なコミュニケーションの一つです。
夫婦生活は、日常の言葉や態度では表しにくい思いやりなど、相手を受け入れることで確認できる、肌感覚で相手を許すということが、お互いに実感できる行為です。
そういった愛情表現の一つでもある夫婦生活ですので、義務と言うには、あまりにもサビシイ表現ですが、一般的にはだいたいいつまで行うものなのでしょうか?
あって当然の新婚時代
若さゆえとも言えるかもしれませんが、やはり20代、30代は性欲も旺盛で、夫婦生活に関する知識欲もあります。
雑誌やTVなどの情報も取り入れやすい世代であるので、その影響もあって、大抵の夫婦は週に複数回のペースになるのがほとんどでしょう。また、子供が欲しいと願っているカップルはなおさらです。
熟年時代
子供も大きくなり、自分たちの時間が少しずつ増えてくる頃から、次第に夫婦生活に変化が見られるようになります。
特に女性は、出産後、家事や子育てに追われ、どちらかというと夫婦生活にも疲れを感じてしまうことがあるようで、避けがちになる人も多いようです。
ですが、男性のほうは、生理的なこともあるため、若い頃と同じように求めがちです。この基本的なすれ違いをきっかけに、夫婦生活にも影響を及ぼす可能性が大きくなります。
この頃から、すでに夫婦生活のないカップルもいるようですし、どちらかというと、受け入れる女性のほうが義務ととらえている場合も多くあるようです。
寄り添う夫婦生活
子供たちも成人し、二人だけの生活がやってくる頃から、夫婦生活自体は無くなる家庭も多くなってきます。
もちろん、年齢的な衰えもありますが、同じパートナーとの安定した性生活によるマンネリ化もプラスされて、自然に遠のくのでしょう。
それがマイナスの方向へいってしまうと、浮気ということになるのでしょうが、ここからが本当の夫婦生活の始まりなのかもしれません。
同じパートナーとこれからもうまく夫婦生活を行っていく場合、お互いに思いやりを持つことが一番大事です。相手の体温を感じるだけでも、穏やかになれる場合もあります。
行為そのものは無くても、長い付き合いの中で得た、心地よいと感じるお互いの身体の部分を優しく撫でる、抱きしめるなどでも、愛情を感じることができるでしょう。
健康についての記事
より良い夫婦生活のために
もちろん夫婦生活の義務についての期限はありません。夫婦生活はそれ自体、二人で決めることなのですから。特にお互いが納得していれば、もちろんオッケーです。
ですが、もうすでに夫婦生活が苦痛で、義務として考えている人も多いかもしれません。それがこれからも続くとしたら、それはとても辛いことです。
それを克服したいなら、ここで一つ自問自答してみてください。相手にまだ愛情はありますか?もしもイエスであれば、改善の余地はまだあります。
二人だけで思い出の場所にデートへ出かけてください。いろいろな思い出とともにあの頃の気持ちがよみがえってくるかもしれません。
あなたが女性だったら、その時はぜひ、ステキなお気に入りの下着でどうぞ。男性だったら、相手へちょっとしたプレゼントを用意してください。
そして、デートの最後に、ステキなホテルで一休みしましょう。あとはご想像通り、流れにまかせるだけです。
夫婦生活は、残念ながら、体力的にも年齢的にも行為そのものには限界があるようです。いつまで続けられるかについても、人それぞれに違いがあるようです。
ですが、夫婦生活を義務としてではなく、形を変えて自然に長く心地よい感覚を持ち続けられるよう、お互い努力し合うほうがステキな夫婦生活を長く送っていけそうな気がします。
よりよい夫婦生活のために、この機会に二人で話し合ってみることをおすすめします。
夫婦生活・性生活について