• しめじの賞味期限は?
  • しめじが腐った状態とは?
  • 保存方法は?

「香りマツタケ、味シメジ」といわれるように、キノコの中でもおいしいシメジですが、賞味期限や鮮度はどれくらいのものなのでしょうか?

今回はしめじが腐るとどうなってしまうのかをご紹介です。

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色が変わっちゃうのかな?

しめじの賞味期限

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そもそも賞味期限ってあるの?

しめじは生鮮食料品なので、スーパー等で購入してもパックや袋に賞味期限の表示はありません。

 

賞味期限の表示がないからといっていつまでも腐らないかというとそんなことはありません。

 

野菜は生き物ですし、キノコのしめじも生き物であり、商品として売られている間も生きています。

 

しめじに限らず、野菜の賞味期限は買った後の保存状態やその環境によって大きく違ってきます。

 

未開封で5~7日・開封後は3~4日

しめじの大体の賞味期限は、未開封で5~7日程度、開封後は3~4日程度といわれています。

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しめじは水が苦手

しめじを傷めてしまう一番の原因は水分にあります。乾燥以上に水気が苦手です。

 

なので洗わずに保存することが重要になってきます。

 

農薬が心配だから野菜はよく洗わないとダメなのではと思っている人も多いかもしれませんが、売られているしめじは人工栽培のものが多く、害がないので洗う必要がありません。

 

生産者の方も洗うと傷むし味も落ちるので「洗わないで」といっています。

>>しめじを漢字で書くと?

 

しめじが腐るとどうなる

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キノコって腐るものなの?

賞味期限の表示がないしめじ、買ってきたまま冷蔵庫に入れてそのままにしてしまったけどまだ大丈夫?

 

しめじが腐っているかどうかの見極めラインは次の通りです。

 

こんな状態は要注意
  • 水っぽく、触るとぬめりがある
  • 色が変わって少し溶けた感じ
  • べチャットして変な汁が出ている
  • 酸っぱい臭いを発している
  • 緑色など明らかにカビている

しなしなに干からびているけど、特にカビたり異臭がない場合には食べることが出来ます。

 

しめじに「ぬめりが出る=溶けた感じ」ならば腐っていると考えていいでしょう。

 

未開封のしめじのパックに水滴が付いていて、しめじのカサ部分がぬるぬるしていない場合は特に腐っている訳ではないので調理して食べても大丈夫です。

 

白いふあふあはカビ?

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カビは白いの?

しめじのカサ部分に白くふわっとした、綿状のものが付いているときがあります。

 

カサだけではなく軸部分でも見られる事がありますが、これはカビではなく気中菌糸(キチュウキンシ)といって、きのこの一部分ですのでカビではありません。

 

しめじは菌類で、目では分からない菌糸を伸ばし生きています。

 

それが目視出来る状態になったのがこの気中菌糸というものです。

 

カビではないので食べても問題ありませんが、気になる場合はクッキングペーパーなどで軽く拭いましょう。

>>しめじは白っぽいカビが生えても食べれる?

 

新鮮なしめじの見分け方

1週間ほどで傷み始めるしめじです。

 

購入時にできるだけ新鮮なものを買いたいですね。

 

では新鮮なしめじはどのように見分けたらいいのでしょうか。

 

購入する時次の点を気をつけてみてみましょう。

 

新鮮なしめじの見分け方
  • カサの色が濃く、小ぶりなもの
  • パックの中に水滴がないもの
  • パックの中でばらばらになっているものではなく、一つにまとまっているもの
  • 軸が太くて短めのもの
  • 弾力があるもの

新鮮なしめじは、手に取った時にプリッとした弾力があって、すぐ分かりますよ。

 

しめじの保存方法

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冷蔵庫に入れておけば大丈夫?

しめじをおいしく食べるために、ちゃんとした保存の仕方を覚えておきましょう。

 

冷蔵保存

しめじは水気がつくと傷むんので洗わないようにしてしましょう。

 

水滴がついている場合は、こまめに拭きとりましょう。

 

すぐに調理する場合、石づきの部分はつけたままで保存しましょう。

 

調理の都度、石づきから剥がすように使うといいでしょう。

 

使いかけのものは、水気を拭き取り、ラップするかタッパーに入れて、冷蔵庫に入れましょう。

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キッチンペーパーに包んで冷蔵庫に入れるのもオススメの方法です

 

冷凍保存

洗わずに、石づき(根の部分)をはずします。

 

小分けにしてラップに包み、フリーザーバックに入れ冷凍庫に入れます。

 

しめじは、冷凍することにより細胞が壊れ、そこから旨み成分が出てくると言われています。

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冷凍した方が美味しくなるってことね。

しかし、冷凍して細胞が壊れた事により解凍すると水気がでてきます。

 

冷凍しめじを使う場合は、解凍せずに凍ったまま調理しましょう。

 

乾燥保存

もちろん洗わずに、石づきを真横に切ります。

 

手で房を分けてばらばらにし、調理するときに使いやすいサイズにしておきます。

 

干し野菜用のネットや網ザルなど、通気性の良いものに重ならないように並べます。

 

しめじは水分を多く含んでいるため、室内で干すと乾燥し切らない事があります。

 

ベランダなど屋外で天日干しするのがおススメです。

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太陽が当たる場所に置くといいですね。

>>しめじの日持ちはどのくらい?

 

しめじの栄養

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ダイエットに良いのかな?

「香りマツタケ、味シメジ」といわれるほど、おいしいしめじですが、その栄養素はどんなものがあり、どんな効果があるのでしょうか。

 

「香りマツタケ、味シメジ」といわれるしめじは本しめじといわれる、しめじの中でも高級なものです。

 

ここではスーパーで売っているお手軽なぶなしめじの栄養についてご紹介します。

 

ぶなしめじは、ビタミンB群や食物繊維が豊富で、他にも、ビタミンD、カリウムなどが含まれています。

 

ビタミンB群

しめじの中にはビタミンB群の中でも、ビタミンB1・B2、ナイアシンが豊富です。

 

ビタミンB1は、糖質がエネルギーに変わるサポートし、また神経機能を正常に保つ働きがあります。

 

ビタミンB2は、発育を促し過酸化脂質を消去する働きがあります。

 

ナイアシンは、代謝に不可欠な物質で、アルコールやアセトアルデヒドの分解も助けてくれるので、お酒を嗜む人には必須の栄養素となります。

 

食物繊維

しめじには整腸作用のある不溶性の食物繊維が豊富です。

 

腸の病気や予防や、便秘対策に効果的です。

 

ビタミンD

ぶなしめじに含まれるビタミンDの量は相当な量です。

 

ビタミンDには、カルシウムやリンの吸収を助ける働きがあるため、骨粗しょう症に効果があるといわれています。

 

カリウム

しめじはカリウムも豊富です。

 

カリウムは細胞内の酵素の働きをサポートし、あらゆる細胞が正常に活動する手助けをしてくれるのです。

 

しめじはおいしいうえに栄養価も高く、あらゆる病気の予防になる食材なんですね。

 

まとめ

しめじは、年中手軽に手に入る、身近な食材です。そして栄養素も豊富で、私たちの体にとても良い食材です。

手軽に手に入る身近な食材だからこそ、いつでも、美味しい期間内に食べたいですね。

水気に気をつけて正しく保存し、おいしく調理して楽しみましょう。

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水洗いは厳禁ですよ!

 

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