• ショートスリーパーって何?ショートスリーパー健康法とは?
  • 誰でもショートスリーパーになれる?睡眠時間はどう決まる?
  • ショートスリーパーは短命?ロングスリーパーの方が長生きできる?

様々な健康法が溢れる中で、睡眠と健康の関わりはとても大きいと言われていますよね。

そんな中、短い睡眠で結構になれるとショートスリーパーで睡眠をとる人が増えていますが、一方でショートスリーパーは短命になるとも言われています。

そこで今回は、シュートスリーパーだと本当に健康なのか、更にはロングスリーパーとどちらが寿命が長いのかチェックしていきましょう。

ショートスリーパーって何?ショートスリーパー健康法とは?

まずは、シュートスリーパーとはどんな人なのでしょうか。

 

ショートスリーパーとは

まず、シュートスリーパーとはどんな人かというと、短時間の睡眠で健康を維持している人の事です。

 

別名、『短眠者(たんみんしゃ)』とも呼ばれています。

 

平均睡眠時間はどのくらい?

では、逆に平均的な睡眠時間とはどのくらいでしょうか。

 

基本的には、一日7時間~8時間の睡眠が理想だと言われています。

 

しかし、ショートスリーパーの人は平均睡眠時間が、6時間未満と言われています。

 

また、日本では成人の4~5人に1人が何らかの睡眠障害で悩んでいるとも言われています。

 

この睡眠障害とは、”眠りたいのに眠れない人”と言えます。

 

一方、シュートスリーパーの人は逆に短い睡眠の方が調子が良いと感じれる人だと言えます。

 

3つの睡眠スタイル

また、人には大きく分けて3つの睡眠スタイルがあると言われています。

 

3つの睡眠スタイル
  • ショートスリーパー: 6時間未満 5~8%
  • ロングスリーパー: 9時間以上 3~9%
  • バリュアブルスリーパー: 6~8時間 80%

 

このように、ほとんどの人がバリュアブルスリーパーと呼ばれるスタイルで、ショートスリーパーの特徴だある6時間未満の睡眠スタイルは珍しいと言えるのです。

 

ショートスリーパーはレム睡眠が少ない

また、仮に睡眠時間が長くても身体がキツイという人もいますよね。

 

これは、レム睡眠が大きく関係しています。

 

レム睡眠とは

身体は骨格筋が弛緩して休息状態にあるが、脳が活動して覚醒状態にある

 

つまり、自分は寝ているつもりでもそこまで休息がとれていない状態を指します。

 

このレム睡眠の最大の特徴は、眠りながら非常に速い速度で眼球が動く急速眼球運動(Rapid Eye Movement)が見られることです。

 

だからこそ、この頭文字を取り『REM Sleep(レム・スリープ)=レム睡眠』と呼ばれるようになりました。

 

短い眠りで健康

一方、ショートスリーパーの人は通常の睡眠時間を取る人に比べ、圧倒的にレム睡眠の時間が短いと言われています。

 

つまり、ショートスリーパーの人でも眠りの質が良ければ、逆に健康だという考え方もあるのです。

 

また、 ショートスリーパーを勘違いしている人も多いのですが、ショートスリーパーは単純に睡眠時間を短くすればいいのではなく、6時間未満でも寝不足感もなく自然とそのスタイルである人がショートスリーパーです。

 

誰でもショートスリーパーになれる?睡眠時間はどう決まる?

では、睡眠時間を調整したら誰でもショートスリーパーになれるのでしょうか。

 

そもそも、睡眠時間はどのように決まるのでしょう。

 

睡眠時間は遺伝?

実は、”じゃあ、シュートスリーパーになろう”と思って、容易に変化できるものかと言えばそうでもなく、睡眠時間は遺伝である程度決まっていると言われています。

 

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もちろん、遺伝だけではありません。

 

睡眠時間が決まるポイント
  • 遺伝部分
  • 環境部分

 

基本的に、この2つから個々の睡眠時間は決まります。

 

また、年齢によっても睡眠時間は変わることはありますよね。

 

例えば、若い時はいつまでも眠れましたが、歳を取るにつれ睡眠時間が短くなりそこまで眠れなくなることも多いです。

 

だからこそ、睡眠時間は調節できたり環境や年齢で変わるものの、ショートスリーパーのように短い睡眠で体調が逆に良いという状態を作るのは至難の技なのです。

 

つまり、ショートスリーパーはある意味特技とも言えるのです。

 

ナポレオンもショートスリーパー

そんな、ショートスリーパーで有名な人と言えば”ナポレオン”ではないでしょうか。

 

『余の辞書に不可能という文字はない』という名言を残したナポレオンは、3時間睡眠で戦いに出ていたと言われています。

 

ショートスリーパーのメリット

では、ショートスリーパーになりたがる人も多いと言われていますが、ショートスリーパーのメリットとは何なのでしょうか。

 

ショートスリーパーのメリット
  • 一日の稼働時間が増える
  • 仮眠で生活する事もできる

 

このような点が、ショートスリーパーの大きなメリットだといえるでしょう。

 

つまり、私たちの生活は大きく分けて3パターンの時間に支配された生活を行っています。

 

  • 睡眠時間
  • 仕事
  • プライベート

 

これらは、時間に分けると一日3分の1ずつ時間を費やしているような生活が一般的です。

 

しかし、ショートスリーパーの人の場合、仮に睡眠が6時間でよければ、残り18時間を仕事や自分の為に費やす事ができるのです。

 

その起きている間に、人は稼いだり発明したりすることができるのであれば、やはりショートスリーパーの方がメリットがあると感じる人も多いでしょう。

 

ショートスリーパーは短命?ロングスリーパーの方が長生きできる?

そんな良いイメージのショートスリーパーですが、一方で睡眠時間が短いと短命に繋がると心配する人も多いです。

 

短命だと思われる理由

そもそも、ショートスリーパーに関わらずあまり眠れない人、または眠らない人は考えたり悩む事が多かったりして、ストレスを抱えやすい人が眠れない傾向にあります。

 

その上、眠らない事で精神的にも不安定になりやすく、その結果、ストレスが病気の元となり寿命が短くなる事も多いのです。

 

その結果、”睡眠時間が短いと寿命も短い”というイメージに繋がっているのです。

 

しかし、ショートスリーパーの場合”眠れない”のではなく、”そこまで寝なくてよい”が正解です。

 

つまり、そこにストレスなどがある訳ではなく自然なながれなので、眠れない人が得る身体や精神的負担はないのです。

 

ショートスリーパーの偉人が短命だから

さらに、先ほどにもあったショートスリーパーの中でも有名な1人として知られているナポレオンは、約50歳で亡くなっています。

 

この事から、”ショートスリーパーは短命”というイメージが先行しました。

 

しかし、同じくエジソンなどもショートスリーパーの一人としてしられていますが、エジソンは80歳以上生きています。

 

また、ナポレオンの時代は50歳で亡くなる人は別に珍しいものではありませんでした。

 

ショートスリーパーと寿命は関係ない

つまり、ショートスリーパーが短命であるという事はないのです。

 

むしろ、ショートスリーパーの方が質の良い眠りにつく事ができ、スッキリとする事から逆に身体に良いとも言われているのです。

 

わざと睡眠を削ると危険

一方で、アメリカの大統領が『1日に12時間以上も寝ている人間が、3時間か4時間しか寝ない人間とどうやって張りあえると言うんだ』と、ビジネス成功のコツについて発言した事は有名です。

 

このように、睡眠時間を短くする事で様々なメリットがあると、わざと短い睡眠を取り入れている人は、その分身体などには負担が掛かってしまうこともあります。

 

その結果、寿命を縮める事があるので注意しましょう。

 

さいごに

いかがでしたか。今回は、ショートスリーパーと寿命の関係性についてご紹介しました。

睡眠を短くしても平気だから、ショートスリーパーという事ではなく、ショートスリーパーとはあくまで自然な睡眠スタイルである事がよくわかりましたね。

だからこそ、ショートスリーパーだから寿命が短くなるというような事はないのです。

 

睡眠は、ある程度コントロールはできますが質の良い眠りが一番です。

 

だからこそ、自分に合った正しい睡眠を取るようにしましょう。

 

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