• 多肉植物の土は配合がおすすめ!
  • 観葉植物なら100均・ダイソーの土でも大丈夫?

植物が元気に育つためには、肥料がたっぷりと配合されている土が必要です。

植物はずっとその地に生育する為、住む環境を整えてあげることが大切です。

ここでは、多肉植物の生育に最適な土について、また100均のダイソーで購入する土でも良いものか、色々と調べてみました。

多肉植物の土でおすすめは?

https://www.youtube.com/watch?v=2VqI9CdwZsE

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植物が生きていく為には良い土が必要です。

もちろん、多肉植物も植物ですから、それぞれの植物の状態に合う土選びが大切です。

 

ここでは、多肉植物におすすめの土をご紹介します。

 

排水性が良い土

排水性の悪い土を使用して植物を育ててしまうと、根が腐るなど、良い生育環境とは言えません

 

また、通気性が良い土を使用しなければ、有機物を分解できず、植物が元気に育たなくなります。

 

その為、排水性や通気性のある土を使用することをおすすめします。

 

保水性がある土

植物が元気に育つためには、あまりにも排水性が良すぎるのも、土がすぐに乾いてしまい、植物の根が弱ってしまいます

 

肥料を蓄えることができる土でなければ、水やりをすると根が肥料を吸収する前に流れてしまいます。

 

このようなことから、適度に保水性のある土を使用することをおすすめします。

 

土に重さがあること

土は、排水性がよく保水性のあるものが最適です。その為、土の重みもある程度重要な要素となります。

 

土が軽いと水やりをしただけて安定感がなく、茎がぐらついてしまうことがあります。しっかりと根付かない為、植物の生育を阻害する可能性があります

 

このようなことから、重さのある土を使用することをおすすめします。

 

成分がしっかりしている

植物が良い環境で育つためには、アルカリ性の強い土だと栄養分の吸収が悪くなります。

 

逆に酸性が強い土だと、根が生育しないといったことが起こる場合があります。

 

多肉植物は、乾燥している環境が良い土の状態である為、保水性は重視しなくてもOKです。

 

 

多肉植物の基本の土とは

https://www.youtube.com/watch?v=fc4HkOcnyQo

赤玉土

弱酸性であり、土の中に有機質を含まず、火山灰土の赤土です。

 

鹿沼土

酸性の土であり、土の中に有機質をほとんど含みません。

 

水を含むと黄色がかった色になる為、水をあげるタイミングが分かりやすい土です。

 

日向土

別名、日向砂と呼ばれ、弱酸性で鹿沼土より硬く、保水性があります。

 

軽石

日向土と性質が似ていて、弱酸性で鹿沼土より硬く、保水性があり通気性のある土です。

 

これらの土を使用して、多肉植物の種類や生育状態、環境によって、土を使い分けてみましょう。

 

多肉植物の土を配合して作る

https://www.youtube.com/watch?v=g2yU27uobWQ

多肉植物を良い環境で育てるためには、土を配合させて作ることをおすすめします。

 

土の配合率は、以下のような形がおすすめです。

土の配合率
  • 赤玉土:3
  • 鹿沼土:小2
  • 日向土:2
  • 腐葉土:2
  • バーミキュライト:1
  • 粒上緩効性肥料:適量

これらが多肉植物を生育させるための基本の土となります。

 

しかし、配合する割合については、多肉植物の種類や水分の保持力、生育環境により異なります

 

多肉植物はとてもデリケートな植物であるため、土の選択は重要であると言えます。

 

その為、それぞれの多肉植物に合った土を配合して土作りを行うことで、元気に生育させることができます。

 

実際に多肉植物を初めて育てる!という方は、まずはホームセンターなどで販売されている「多肉植物やサボテン用の培養土」というものを使用するのが確実です

 

しかし、市販で購入できる土はとても手軽で良いですが、保水性が良すぎたり、肥料が多く配合されていたりと、その品種によっては成分が偏っていることも考えられます。

 

初めて育てる為、土を作ることが難しいと感じる場合は、まず一度市販の土を使用し、植物の生育状態を観察し、それに合った土を追加する方法もあります。

 

植物にとって土は命です。少しでも植物にとって良い環境で生育できるようにしましょう。

 

多肉植物の土の作り方について

多肉植物用の土を使用するのではなく、自身でオリジナルの土を作る作り方をご紹介します。

土に保水性を持たせたい場合

多肉植物の中で、水分を多く好む種類の場合は、バーミキュライト、腐葉土を加えてみましょう。

 

土に排水性を持たせたい場合

乾燥した環境を好む多肉植物を育てる場合は、日向土、軽石を使用することにより、排水性が高まります。

 

土を微酸性にする場合

多肉植物の中でもサボテンを育てる際は、有機物の吸収を考慮すると、土は弱酸性に作るのが良いと言われています。

 

その為、鹿沼土、ピートモスを加えてみましょう。

 

多肉植物の土にプラスするなら

腐葉土

腐葉土は広葉樹の落ち葉を腐熟させ、通気性や保水性を持たせた土で、保肥性にも優れています

 

腐葉土は完熟のものを選択しなければ、そのものの役割を果たさないこともある為、表示をしっかりと確認して購入するようにしてください。

 

バーミキュライト

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鉱石の蛭石を高温に焼いたものです。

これをバーミキュライトと呼びますが、このバーミキュライトは保水性や保肥性が高く、無菌でさし木したりする際にも使用されることがあります。

 

珪酸塩白土

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多孔質であり、保肥性が高い土です。

通常は鉢植えの際、鉢底に敷くことで根腐れを予防することに使用されます。

 

ビートモス

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水苔やヨシが堆積し、できた弱酸性の土です。

ビートモスを加えることにより、保水性や保肥性を高める効果を発揮します。

 

100均・ダイソーの土を使用してもいいの?

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多肉植物を育てる際に、まず考えることは土のことではないでしょうか?

しかも、同じ土であっても、間違った土を使用したり、誤った方法で育てることにより、土に虫が湧いてしまう危険性があります。

 

また、ネットでは「100均で購入した土は虫がわく」「きのこが生える!?」などといった口コミが挙がっていることに気付きます

 

これは本来、まだ100均の土を使用したことがない方にとっては、「え!?」と驚くことであるかもしれません。

 

しかし、本当にダイソーで100均の土だから虫が湧くのか、はたまたきのこが生えるのか?というと、実はそんなことはないのです。

 

単に100均だから・・・というイメージの問題かもしれません。

 

確かに、100均で販売されている土の中には粗悪な質の土が混在していないとは言えず、虫の卵やきのこの胞子が混在してしまい、実際に使用してみるとそのような結果になってしまうという可能性はゼロではありません。

 

ただし、この問題については、どの種類の土をどこで購入しても結局は虫が湧く可能性はゼロではないことが分かります。その為、どこで購入しようとそこまでの大差はないと言えます

 

では、ホームセンターなどで購入した土には絶対にそのようなことが起こらないのか・・・?と言うと実はそうではありません。

 

ホームセンターで販売されている土にもこのようなことが起こる可能性は十分にあります。

 

このようなことから、一概にダイソーの100均で購入した土はNGであるとも言い切れないのです

 

そして、室内用と書かれている土で、その種類や殺菌処理の有無を確認されると良いでしょう。

 

どうしても気になってしまう方は、ホームセンターで販売されている熱処理と殺菌されている少し割高な土を使用されることをおすすめします。

 

まとめ

いかがでしたか?多肉植物の生育に最適な土について、また、100均のダイソーで購入する土でも良いものかについてご紹介しました。

実際には100均の土ではNGということはありません。また、多肉植物を育てるためには、土を作ることが最適です。

育てたい種類の多肉植物の特性に合った土を配合して作ることをおすすめします。

 

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