- 友達いない大学生の割合は高い?
- 息子に友達いないので心配?
これから大学進学を迎える皆さんはおそらく楽しみ半分、不安半分の気持ちだと思います。
特に新生活を始めるときは、いくつになっても「ちゃんと友達ができるかな…?」という心配を感じるものです。
しかし大学は自分から積極的に動かずにいたら「いつまで経っても一人ぼっち」ということが現実に起こり得る場所です。
気が付いたら誰とも仲良くなれずに4年間が終わってしまった…ということもあるんです。果たして大学生で友達がいないと自覚している学生は何割くらいいるのでしょうか?
一般的な大学生活における友達の重要性や、友達を作りたい場合の対処法についてまで、必要な情報をまとめてみました!
友達がいない大学生の割合は高い?
とある大学の調査によると、入学してからしばらく経ったあと新入生にアンケートをとった結果、「友達が全くできない」と答えた学生は約1割程度いたそうです。
また「友達が全くいない訳ではないが、大学生活で一人ぼっちだと感じることがある」という項目に該当した学生については、約7割も存在しました。
この結果を受けて、友達がいない大学生の割合は高いと感じますか?それとも思ったより低いですか?
少なくとも、常に友達と行動を共にする機会が多い中学や高校と比べると、大学では一人ぼっちで行動する人の割合が明らかに増えているという事がわかります。
なぜ大学は友達ができにくいの?
友達ができにくいのは、本人の問題というよりかは、どちらかと言うと大学ならではの環境が影響している可能性があります。
大学は中学や高校などとは違って、よりはっきりとした目的意識を持って通わなくてはならない場所です。
基本的には決まったクラスもありませんし、自分自身で必要な講義を選択して時間割を組まなくてはなりません。講義によっては受講している学生は学年も学部もバラバラだったりします。
席も決まっていませんし、講義が終われば違う教室に移動してまた違う人達と講義を受ける事になります。中学や高校などとは違って、毎日同じメンバーで顔を合わせるような集団行動はなくなり、個人で活動しなくてはならないのです。
ですから、もしも友達を作りたい場合には自分から何かしらのアクションを起こさなくてはなりません。
大学は積極的に行動を起こすのが得意な学生はいくらでも付き合いを広げることが可能ですが、一方で人付き合いが苦手な学生にとっては意外と友達ができにくい環境だったりするんです。
友達を作りたいときの対処法
大学で友達を作りたい!とは思っているけれど、人見知りで基本的に友達作りが苦手…と自覚している方へ。
シチュエーション別の対処法をご紹介したいと思います。
まだ入学前の場合はチャンス!
あなたがもしもこれから大学入学を控えている方であるならば、最初のチャンスを逃さないでくださいね。大学生活は最初が一番肝心と言っても過言ではありません。
なぜならば入学シーズンは誰しもが友達のいないスタートで、お互いに普段よりも心の壁を乗り越えやすい状態になっているからです。
この時期に黙って過ごしているのは勿体無いので、普段は人見知りのタイプであってもこのシーズンだけは積極的にアクションを起こすようにしてください。
入学式やオリエンテーションで隣に座っている人に話しかけたり、サークルや部活の勧誘にのってみたり…様々なチャンスが転がっています。
「何を話しかけたらいいかわからない…。」という方でも、とにかく何でも良いから話しかける事が重要です。
「どこの高校出身?」などの他愛もない会話で十分ですし、そういった世間話が苦手なら「今の説明、ここがよくわからなかったんですけど教えてもらえないですか?」といった風に、質問から入って徐々に世間話に移行する方法もあります。
入学シーズンを逸した場合は?

入学シーズンが過ぎてしまったあなたでも、一年生である場合はまだまだチャンスがあります。
大学は中学や高校などとちがって、クラスなどもなく集団行動がほとんどありません…という話しをしましたが、一年生のうちはちょっと特殊です。
最初の年に必ずとらなくてはならない必修科目などがありますから、同級生が集まる機会が比較的多いのです。
一年生のうちであれば、あなたのように入学シーズンを逃してしまった学生がちらほら見られますから、同じように一人ぼっちでいる学生を探して話しかけてみましょう。
大学生が友達を作るポイント
入学シーズンも一年生も過ぎてしまった場合、もはや友達の作り方が全くわからない…といった状況になっているかもしれませんね。しかしあなたに友達を作りたいという気持ちがあるならば、まだまだ大丈夫です。
大学生活で友達を作るためのポイントは、「自分から人の集まる場所に出向く」ということと、「同じ目的意識をもって活動を共にする」経験が必要となります。
どういう事かというと、中学や高校では文化祭や運動会などのイベントで半ば強制的に集団行動をさせられてきましたよね。
しかしこのおかげで、他者と共通の目的意識をもつことができて友達同士仲良くなりやすい環境ができたのです。人間は、同じ環境で同じ目的意識を持つ者同士支え合う性質があります。
あなたがもし大学に友達がたくさんいて、何人かのグループに所属していた場合、いきなり同じ講義をとっているだけの人から話しかけられてもよほど優しくない限り受け入れたりしないかもしれません。
それは、ただ一緒に講義を受けているだけの存在の人とはわざわざ付き合いを続けていく理由がないからなんです。
付き合いを続けていくための目的意識が必要ですから、例えば何かのボランティアサークルに入ったり、文化祭の実行委員を引き受けたり、興味のある勉強会に参加してみてもいいですね。
時期的に参加しにくいと感じる場合は、なるべく少人数であまり人気のない団体を探すと良いでしょう。大学生活は、ただ自分から待っていても向こうからは誰もやってきてはくれませんから、とにかく何か行動を起こす事が大事です。
息子に友達がいなくて心配?

親は子供がいくつになっても心配なものですよね。
ここをご覧の方には「大学生になった息子にはどうやら友達がいないみたい…。」と不安に感じておられる方もいるでしょう。しかし基本的にはあまり心配する必要はありません。
もしも息子さんが自分から相談を持ちかけてきたのであれば、きちんと話しを聞いてあげる必要がありますが、ほとんどの場合は親の方が一方的に心配しているだけなのです。
もう大学生ですから、息子さんは自分で物事を考えて判断しなくてはなりません。あまり心配し過ぎると、かえって負担になることもあるんですよ。
敢えて友達を作らない理由は?

大学生の中には、人見知りを自覚しつつ敢えて友達を作らない選択をしている人もいます。
その理由は、広く浅い人間関係よりもなるべく狭く深い付き合いをしたいと思っているからです。周りから見ると友達が少なく見える場合でも、本人はたいして気にしていない事だってあるんです。
現代はインターネット社会ですから、ネット上の繋がりがあれば問題ないと考えている人もいます。大学生活に友達が必要かどうかの価値観は、人それぞれといえます。
まとめ
大学生活は今まで生きてきた環境とは全く異なり、自分自身で道を切り開いていかなくてはなりません。
友達が欲しい場合にも、ただ黙っているだけではなく自らアクションを起こさないといけない事がよくわかっていただけたかと思います。

大学生活は長い人生からみると、あっという間の数年間です。
これから先、就職や結婚など様々な人生の変化が起こる可能性があります。しかし基本は同じで、自分自身の人生をどう生きるかは自分で判断して行動しなくてはなりません。
自分にとって友達は本当に必要か?必要な場合は何から行動すればいいのか?
こういった価値観は人それぞれですから、今回紹介させていただいた内容を参考にして今一度じっくり考えてみてくださいね!
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