- 綱引きのコツ&必勝法とは?
- 綱引きシューズや掛け声がポイント?
皆さんこんにちは。冬が終わって今からだんだんと暖かくなり、学校なども始まりますね。個人的に桜が楽しみです。
学校も大きなイベントと言えば運動会ですね。運動会では様々な種目が行われます。リレー、騎馬戦、大縄跳び、綱引きなどです。

今回はこの中の綱引きについて話したいと思います。
皆さん綱引きを一度は経験されたことがあると思います。綱引きはみんなで参加して出来るもののため運動会では欠かせない存在です。
単純に見える綱引きですが実は奥が深く面白いのです。綱引きは10人対10人や、30人対30人とチームの人数も異なります。
人数が多いので個人の責任が少ないように見えますが、その逆です。個人個人の力がとても重要な鍵となるのです。
綱引きの必勝法皆さんは何だと思いますか?「体重」「体格」そう考えている人が多いのではないかと思います。
ズバリ言いますと綱引きにはちゃんとした必勝法やコツがあるのです。それを今から話していきます。
綱引きのコツ・必勝法
前から身長の高い順に並ぶ
1つ目に重要なのは並び方です。並び方の基本は、前から背の高い人順に並ぶことです。なぜ背の高い順に並ぶのかと言うと、前後の身長差が大きいとロープが凹凸して力が分散するからです。
小学生の場合は前から背の高い順で中心からは背の低い順にするのが有効的です。理由としましては、後方に背が低く体重が軽い子が集中するのを避けるためです。
ロープをまっすぐするために先頭から最後尾まで全員が等間隔に並ぶことです。ロープが曲がってしまうと力が分散してしまうのです。
利き腕のよって場所を変える事も大切です。右利きの人はロープの左側で、左利きの人はロープの右側に並びましょう。しかし本人が引きやすい場所があればどちらでも構いません。
男女混合の場合は、男子、女子、男子と交互に並び、先頭と最後尾は男子がいる事が効果的です。また男子だけや、女子だけの場合も同じように強い人、弱い人と交互に並ぶのが良いです。
ロープの握り方
2つ目はロープの握り方です。ロープの握り方なんて学校で教わった事が無いですが重要なのです。
基本的には右利きの人は左手が前で、右手が後ろと言う風に握ります。左利きの人はこの逆です。右手と左手の間隔をあけてはいけません。間隔をあけず、くっつけましょう。
意外なのが軍手などの手袋は使用しない方が良いという事です。そのため素手でロープを握りましょう。また両手は内側に握りましょう。
ロープを握り、両手を内側に縛りながら脇をしっかりと締めます。脇は第3の腕と呼ばれています。ロープを脇でしっかりとはさみましょう。
手のすべり止めも軍手などと同じく必要ありません。本格的な綱引きの場合は使用しますが、運動会の場合は必要ありません。
滑りにくい靴を履く
3つ目は靴の種類です。当たり前ですが靴は滑りにくいものにしましょう。
滑りやすい靴だと体軸が後傾になります。そのため体重を利用して綱を引くほど足が滑ってしまいます。せっかく体重があっても足が滑ってしまってはもったいないですよね。
場所が学校のグラウンドの場合サッカーなどのアップシューズでも効果的かもしれません。スパイクは回りの人をけがさせてしまう可能性がありので使用しないようにしましょう。
またアスファルト上で実施される場合靴底がスポンジ状のジョギングシューズが良いでしょう。靴底のゴムが硬い程滑りやすいのです。
アスファルト上には石などがある場合があります。石などがあると大変危険です。ほうきなどでしっかりと綺麗にしましょう。
基本フォームを身につける
4つ目は基本フォームです。体は正面に向けましょう。
初心者の人は体が起き、左足が前に出てきて右足は外側を開き、右肩が左肩よりも下がります。これは初心者が体の右側でロープを引く場合にするダメなフォームです。
ではどのようなフォームが良いのかと言うと、左右の肩の位置を同じにすることです。また左右の足の位置も同じにして、その幅は肩幅と同じにします。空を見るというのがとても良いです。
なぜかと言うと、斜め上を見ると、自然と体軸が後傾になります。体軸が後傾になると体重を利用しながら綱を引くことができます。分かりやすいのでアドバイスとして良いですね。
しかし初心者の場合は空をみると逆にその後前を見てまた空を見るという繰り返しになるので、空をずっと見ながら綱を引きましょう。
しゃがみ込むタイミング
綱引きはずっと立ってやるものではありません。しゃがみこんで綱を引きます。そのためしゃがむ方法も知っておきましょう。しゃがみこむタイミングはスタートと同時が良いでしょう。
その後に両脚と上体を斜め上に伸ばし、これを繰り返すと良いです。この時も体は正面に向け、左右の方は同じ高さにしましょう。
腰で持つ方法もあります。「ロープをしっかり脇で挟む」というロープの握り方を無視して、ロープを腰に固定して引くというやり方です。
この時も同じように体は正面に向け、左右の方の高さを同じにしましょう。この腰でロープを引くときの利点は、引かれても体が「く」の字にならない事です。
しかし難点としましては、難易度は高く実行するのが容易ではないということです。
掛け声・ロープの引き方
5つ目は、かけ声とロープの引き方です。
綱引きと言えばチームみんなで大きな声で綱を引いているというところですよね。他のスポーツ以上に声が重要になります。
かけ声で重要なのはもちろんみんなが声を合わせて、大きな声を出すという事です。中には恥ずかしいという人もいるかもしれませんが、勇気を出して大きな声を出してみましょう。
声を出すのにはちゃんと理由があります。声を出して運動した時の方が、出していないときに比べてひっとり一人のパワーが大きく出るのです。
また声を合わせる事も大切です。このことから如何にチームワークが重要な鍵になるのかという事がわかります。普段からチームのメンバーと仲良くして、本番に全力で力を出し切りましょう。
綱の引き方はロープを斜め上に引くということです。後ろへ引くのではなく、地面を踏みつけるように斜め上に引きましょう。
この時に注意する点があります。それはロープや体が上に浮かばないように注意するということです。
先程説明したロープの握り方が大切なので基本のフォームを忘れず心掛けていきましょう。基本のフォームはどのスポーツでも大切ですね。
これら5つを守り綱引きをするとみなさんの力がさらに発揮されることでしょう。そんなに難しくないで、今年の運動会で是非やってみてはいかがでしょうか?
終わりに
皆さん最後まで読んでいただきありがとうございました。綱引きは大人も子供もやる事が多いスポーツだと思います。
また団体でやるものなので勝てた時には嬉しさも大きいものです。今回は綱引きで勝つための必勝法を話してきました。

皆さんが綱引きをさらに楽しくやっていただけると幸いです。
綱引きは自由な競技です。その分あえて必勝法を細かく教えずにやりたいようにやらせるという先生や監督もいると思います。
しかしスポーツと言うのは、勝てば嬉しく、負ければ悔しいものです。そのため出来れば必勝法を生徒の方や、チームメイトに伝えた方が良いと私は思います。
その中でみなさんが楽しく綱引きを出来たら一番良いですね。必ず何事にも原因と結果があります。今回話したことが勝利の要因となればこれほど嬉しいことはありません。
そのため綱引きは少しやり方を改善するだけで変わります。是非実践してみてください(^^)/
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