• トマトも下痢の原因?
  • トマトを食べすぎると下痢や血便になる?

トマトといえば、リコピンを多く含みアンチエイジングにも良いとされている野菜です。

また、トマトは料理にもよく使われており、もっとも人気のある野菜というデータもあります。

そんなトマトでも食べ方によっては下痢の原因になってしまうことってあるのでしょうか?

 

トマトも下痢の原因になる?

 

トマトを食べすぎると下痢や血便になる?

 

このコラムではトマトも下痢の原因になるのかや、食べすぎると下痢や血便になるのかについてご紹介していきたいと思います。

 

トマトも下痢の原因?

トマトというとアンチエイジングになるリコピンを多く含んでいますね。

 

「肉は美味しいけれどをたくさん食べるな、肉以上に野菜もしっかり食べなさい」と小さいころから両親にも学校の先生にも教わりませんでしたか?

 

ですから、私も今回調べてみるまでは野菜というのはいつでもいくらでも食べても体に良いものなのだと思っていたぐらいです。

 

ですが、だからといって一年中食べるのは良くないそうです。

 

夏以外にトマトを食べると下痢をしやすい

トマトは夏の野菜です。

 

夏の野菜というのは水分が多く、利尿作用があるという特徴があります。

 

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このことによって夏の野菜は食べると体を冷やす効果があります。

 

ですから、夏の暑い日にはトマトを食べるのは適度な量であればとても身体に良いのです。

 

ですが、現代ってトマトなどの夏野菜もビニルハウスで栽培されていて、一年中スーパーで売られていますよね。

 

だからといって一年中トマトを食べるのが良いとは限らないのです。

 

冬の寒い日に食べれば、当然余計に身体を冷やしてしまうことになります。

 

下痢をしやすい体質で、しょっちゅう下痢をしているという人は、トマトを食べるのは避けた方がよさそうです。

 

どうしても、トマトを食べるのであれば、煮込み料理などで温めて食べるのが良いでしょう。

 

トマトスープなんかも体に温まるしいいですよね。

 

生のトマトを入れたサラダなどを食べるのは控えておいた方が良いでしょう。

 

中国ではトマトに火を通して食べるのが一般的

 

日本人がトマトを食べると言ったら、生のままサラダとして食べる場合が一番多いのではないでしょうか?

 

しかし、日本のお隣の中国では、トマトも他の野菜も火を食べる方が一般的です。

 

トマトの卵炒め(西紅柿炒蛋)という料理は中国では一般家庭でよく食べられています。

 

作り方もとっても簡単でさらにとっても美味しいですよ。

 

適当にスライスしたトマトと卵を一緒にフライパンで炒めて鶏ガラスープの素、塩、コショウで味付けします。

 

ただ、これ中華料理屋さんのメニューに用意してあることはほとんどないようです。

 

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あまり日本人には人気がないメニューなのでしょうね。

 

私も自分で作ってみたことありますが、本当に簡単だし美味しいので、夏以外にもトマトを食べたいという人にはおすすめの逸品です。

 

ちなみにトマトの卵炒め(西紅柿炒蛋)、地元の中国ではご飯の上にかけて食べるのが一般的だそうです。

 

トマトの汁がたっぷり出てくるので、それをご飯に吸わせて一緒に食べたらそりゃおいしいですよね!

 

私もご飯にかける食べ方やってましたが、やっぱり中国人も同じことするんだなって思いました。

 

ご飯はトマトの汁をかけることを考えて、あらかじめあまり柔らかくしないことがコツだそうです。

 

とても簡単なので、トマトが好きな方は一度試してみてはいかがでしょうか?

 

トマトを食べすぎると下痢や血便になる?

 

血を吐いて倒れた!と思ったら、食べ過ぎたトマトを吐き出しただけだった!とか

 

刺されて血を流している人がいると思ってよく見たらトマトケチャップだった!とかドラマとかアニメとかでさんざん出てくるパターンですよね。

 

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でも、実際トマトの食べ過ぎで血を吐いたり、血便になってしまったりするのでしょうか?

 

上でご紹介したとおり、トマトは身体を冷やしてしまう野菜です。

 

特に生のトマトを食べ過ぎてしまえば、下痢になってしまうこともあるでしょう。

 

でも、トマトの食べ過ぎって身体を冷やしてしまう以外にも色々デメリットがあったのです。

 

胸やけを起こしやすくなる

トマトには胸やけを起こしてしまう成分が入っています。

 

ですからたくさん食べ過ぎると、気持ち悪くなったり胸やけを起こしてしまうことがあります。

 

肌の色が変色してしまうことがある

トマトは食べ過ぎると、柑皮症(かんぴしょう)という病気になってしまうことがあります。

 

これは肌が黄色に変色してしまう症状です。

 

トマトのように赤くなるんじゃなくて、黄色くなるんですね!

 

これはみかんを食べた時にも同じ症状がでるようです。

 

ただ、食べるのをやめればぴたっともとに戻るようです。

 

逆流性食道炎を起こしてしまう

トマトの酸っぱさは酸性です。

 

その酸性の成分によって逆流性食道炎を起こしてしまうことがあります。

 

トマトを食べ過ぎて、むせて吐き出してしまうというのは、漫画やドラマの話ではなく現実的に起こりえる話だったのですね!

 

結石・胆石になってしまう

トマトにはシュウ酸という成分が含まれています。

 

このシュウ酸という成分が体内にカルシウムと反応して、胆石や尿路結石が発生してしまうことがあるのです。

 

トマトを食べ過ぎてしまうと、体内のシュウ酸が増えすぎてしまいますので、食べ過ぎてはいけません。

 

トマトばかり偏食しているとアレルギーになる

トマトに限った話ではないのですが。、遅延型フードアレルギーといって、あまりにも同じものばかり食べ続けているとアレルギーになる可能性があるそうです。

 

ただ、トマトアレルギーでトマトが食べられないという事例は聞いたことがないので、あったとしても稀なのではないでしょうか?

 

また、トマトはヒスタミンという物質を多く含んでいますので、トマトを大量摂取することによって、花粉症などのアレルギー症状が出る可能性はあるようです。

 

トマトを食べ過ぎると血便になる?

トマトを食べ過ぎると、トマトのような真っ赤な血便になってしまうことってあるのでしょうか?

 

トマトの皮は消化に悪いので、それがそのまま出てきて便が赤くなることはあるようです。

 

トマトジュースを飲み過ぎた場合にも、それが便の色に出てきてしまうこともあります。

 

でもこれらは消化されなかったトマトそのものの色なので、あってトマトの食べ過ぎで便に血が混じるということではないようですね。

 

トマトは一日どれだけ食べても良い?

トマトは食べ過ぎだと体に悪いことはわかりましたよね。

 

でも、じゃあ食べ過ぎってどれぐらいの量なんだっていうのが当然気になりますよね。

 

一日3個以下が良いとされているようです。

 

ただし、一度の食事で3個食べてしまうのは食べ過ぎになってしまいます。

 

まとめ

ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?

 

私もトマトは野菜の中で一番大好きです。

 

肉かトマト一生どっちかだけ食べろと言われたら、絶対トマトを選ぶぐらいのトマト命でした。

 

なので、そのトマトに関するネガテイブな情報を今回知ってしまってショックでした。

 

どんなものでも、食べ過ぎると身体に悪いものがあるとはよく聞きますが、トマトも例外ではないですね。

 

ただ、適量を適度に食べていれば、問題はありません。

 

トマトの食べ過ぎでなる病気や下痢が嫌いでも、トマトのことは嫌いにならないでください!

 

そして、これがどこかで聞いたことのあるセリフなのは気にしないでください!

 

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