- ウルテの部位は?焼肉の牛ホルモン・ウルテの味や食べ方を紹介!
- 焼肉好きの方にはたまらないホルモンの味!!
そのおいしさ故、1ヵ月の間に何度と焼肉を食べに行く!という方も多いのではないでしょうか。
牛ホルモンはそれぞれに好みもあり、大好きな方は焼肉にそれナシでは食べれないなどと言います。
牛ホルモンには色んな部位や色んな名前がついています。一体どんな違いがあるのかよくわからないという方がほとんどです。
実は、焼肉は部位ごとにそれぞれ違った味や食感を楽しめ、一度食べたらやみつきになってしまうほどの部位もあると言われています。
しかも、ロースやカルビなどとは違ってコストパフォーマンスも良い為、とても人気です
ここでは、牛ホルモンの中でも「ウルテ」の部位について、味や食べ方などをご紹介したいと思います。
ウルテの部位は?
ウルテとは、牛の喉の器官にある軟骨部分のことを指し、牛ホルモンの中でも硬い部分であると言われています。
その為、食べる時は切り込みを入れておくととても食べやすくなり、焼肉店ではよく「ウルテ」が食されています。
しかも、牛の喉の器官部分であることを考慮すると、1頭の牛から取れる部分はごくわずかである為、希少価値のある部位として人気です。
ウルテの特徴
ウルテはホルモンの中でも最も硬い部位であり、その食感はかなり歯ごたえを感じます。
別名、「フエガラミ」とも呼ばれていて、韓国語で気管という意味を持ちます。
その為、そのまままるままだとどうしても噛み切ることができないために、焼肉店で注文すると、ほとんどのウルテは細かく切り目を入れてくれています。
ホルモン好きな方の中でもさらにマニアックな方にとっては、こんなウルテは絶品であると言えます。
お酒の好きな方には、この食感でお酒のつまみに大変適していると言われています。
食感が好きという方が好んで食べる部位でもありますが、歯が丈夫ではないという方にはおすすめできません。
ウルテの食感や味は?
ウルテの食感はとても硬く、コリコリとしています。また、火で焼き上げることでとても独特な食感になります。
口の中に入れると、コリコリとした食感とザラザラとした舌ざわりがします。
噛み切るまでに随分と時間がかかりますが、噛めば噛むほど口の中にあっさりとした味が広がり、バラバラとした感じの食感を楽しむことができます。
なかなかここまでの歯ごたえを味わえる食べ物はないと思います。肉の味というよりも、食感が最高にユニークだとも言われています。
カルビやロースなどといったようなお肉とは違って味はとてもさっぱりとしていて風味やコクはそこまで強くありません。
ウルテの味は比較的あっさりとしているので、お好みの辛さで焼肉のたれをたっぷりとつけて食べることをオススメします。
お酒好きの方にとっては、このウルテが最高のお酒のおつまみになるそうですよ。
どちらかと言うと、焼肉のたれをたっぷりとつけて味を浸みこませて食べるとよりおいしいです。
味と言うよりも食感を楽しむことがポイントであると言えます。
ウルテのおいしい焼き方は?
ウルテはウェルダン風に、外側はカリカリに焼き上げる方が食感も風味も良くなります。
また、その焼き方が一番コリコリとした食感を楽しむことができます。
ウルテを美味しく食べるレシピは?
ウルテをよりおいしく食べる為には、たれが勝負です。
たれを特製で手作りするとさらにおいしくいただくことができます。
合わせ調味料として、すりごまやしょうゆ、ねぎのみじん切り、にんにく、ごま油、塩こしょうを使用し、辛みを効かせる場合はトウガラシを使用するとより味にパンチが効きます。
ウルテにおすすめなタレの作り方
ウルテをネギ・ニンニクと一緒に煮込む
ウルテをねぎとにんにくと一緒に煮込んでください。
お鍋に水を入れ、沸騰したら牛肉と長ネギ、にんにくを入れ、2時間ほど煮込みます。
あくは取り除き、長ネギとにんにくは40分煮込んで取り出してください。
わらびとずいきを切る
ウルテを煮込んでいる間にわらびとずいきと長ネギを切り分け、ずいきと長ネギは下茹でをしておきます。
ウルテに下味を入れる
取り出したウルテに合わせ調味料を入れ、下味をつけます。
そこにずいきや長ネギも一緒に入れてください。
わらびとずいきを炒める
鍋にわらびとずいきを入れ、軽く炒めてください。
スープを注いだら下味をつけたウルテと長ネギを加え煮込んでください。
塩と醤油でスープの味をつける
スープにしっかりと味をつけ、好みで溶き卵を入れたら完成です。
焼肉の和牛の種類は?
焼肉は誰もが好きな食べ物でもあります。そんな牛肉となる牛は、実際のところ値段もピンキリです。
しかし、私たちが生きる中で、牛肉は欠かせない存在でもあります。
特に、和牛は輸入牛や国産牛と比較すると高価となる傾向でもあり、実際食べると柔らかく美味しいとしてとても人気です。
和牛には4種類の品種がある
和牛として知られている品種については、現在4種類が挙げられています。
ひとつは皆さんもよく耳にする「黒毛和牛」そして「褐毛和種」「無角和種」「日本短角種」があります。
一般的に和牛と聞けば黒毛和種を想像する方がほとんどです。
日本の市場には90%以上が黒毛和種の牛肉が販売されているのです。
黒毛和種はブランド牛として知られている
黒毛和種という種類は、日本国内の農場で数多く飼育されています。
飼育数は約160万頭いじょうにもなり、その名の通り、牛は黒毛であり、毛先が褐色である為、見た目には黒褐色の牛となります。
肉牛として、遺伝的要素からは最高ランクの遺伝子を持ち、筋肉の脂肪が交雑している「サシ」を持つ黒毛和種であることが分かります。
黒毛和種はとてもお肉そのものが柔らかく、かつサシの入り方次第では、牛肉のおいしさが変わるとも言われているのです。
とても優れた品質を持っており、食べた時の食感もとてもまろやかで口当たりがよく柔らかいです。
見た目に霜降りとも呼ばれるピンクと白はとても絶妙な色合いのお肉です。
日本において和牛の代表とも言われているブランド牛は、以下の通りです。
- 神戸ビーフ
- 松坂牛
- 前沢牛
- 但馬牛
- 近江牛
全て黒毛和種です。
これらは特に高級レストランにおいて使用されることが多い為、その価値も高いものとして知られています。
褐毛和種は、黒毛和種の次に日本で多く飼育されている品種となります。
褐毛和種の肉質は黒毛和種とは異なり、それよりも少し劣る傾向にありますが、それでもその性質は高品質であり、赤みの多い肉質であることから、健康志向を考える方にとても人気の高い牛肉です。
日本短各種は黒毛和種、褐毛和種の次に日本で多く飼育されている品種となります。
もともと寒さにはとても強い品種であることを理由に、東北や北海道の農場において飼育されていることが多いです。
個体はとても丈夫で育てやすく、放牧にて飼育されています。
赤みの多い肉質ですが、その質が他の牛よりも少し粗いという特徴があります。
無角和種は、日本において飼育数が最も少ないと言われている和牛です。赤みが多く、健康的な和牛です。
とは言え、霜降り肉が人気であることから、飼育数が激減したものの、最近では健康志向である方が増えたために、再び無角和種の人気が高くなっています。
まとめ
いかがでしたか?ここでは、牛ホルモンの中でも「ウルテ」の部位について、味や食べ方などをご紹介しました。
また、併せて日本で飼育されている4種類の牛についても見ていきました。
同じ牛肉を食べる私たちですが、食用とされる牛は4種類もいて、それぞれの牛からホルモン部位であるウルテも取って食べることができます。
ホルモンは好みがはっきり分かれると言われていますが、コリコリとした食感がたまらなく好きで、焼肉を食べる時は必ずホルモンであるウルテを食べるという方もたくさんいらっしゃいます。
ウルテは食べ方ひとつで違った食感を味わえる為、自家製だれを準備し、ウルテを食べる時にそのたれにつけて食べてみてください。
またホルモンの魅力を感じること間違いありません。ぜひ、作ってみてくださいね!
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