- 自然消滅した彼氏・彼女から連絡きた?
- 恋愛関係をはっきりさせたい人への提言
気づけば、楽しい時間はあっという間に過ぎ、いつの間にか自然消滅してしまった恋愛って、経験したことはありますか。
何かのきっかけで愛情は唐突に冷めてしまうもので、それからなんとなく連絡をとりにくくなって、そのまま疎遠になってしまうこともありますよね。
それが自然消滅のきっかけになるわけですが、その後、その彼氏・彼女から連絡はきましたか?

それに対して、あなたならどう対応しますか。
そのあたりのお互いの微妙な心情や、それによってはっきりさせたい人への対応を考えてみます。
自然消滅した彼氏・彼女から連絡きた?
災難は忘れた頃にやってくる・・・ではないですが、しばらく連絡のない彼氏・彼女から連絡がきたことはありますか?
どうして今頃?と思いがちですが、連絡してきた相手側からしてみれば、それ相当の勇気がいったことでしょうし、連絡が取れなかった事情もあるかもしれません。
もしくは、自然消滅したという自覚がないほど、何かに追われて忙しかったのかも。どちらにしろ、連絡がきたということは、何かしらあなたに対して想いが残っているということ。

その想いを少し分析してみましょう。
あんなにラブラブだったのに自然消滅しちゃう?
恋愛が始まったころは、男女ともすべてがバラ色のように華やかでキラキラ輝いていて、高揚感に満ちているものです。
デートを重ねるごとに、深く知り合うようになり、ますますそばにいたい、話したいと思うようになります。
そして、ある一定の期間を過ぎると、二人の間にだいたいの行動パターンができてきて、安定感とともに、徐々にマンネリ化を感じるようになってきます。
それが安堵感となれば、落ち着いた交際になっていくのでしょうが、惰性になってしまえば、相手に飽きてしまうことも考えられ、継続は難しくなり、別れを意識するようになってしまうでしょう。
そして、どちらかが別れを切り出すか、そのまま自然消滅かということになります。
自然消滅のメリットとは?

さて、自然消滅のメリットとは何でしょうか?
自然消滅は人によって受ける印象が違いますが、良い面で考えると、言い争うことがないため、二人のうちどちらも大きく傷つくことはないということです。
日常的な時間の経過とともに、まさに時間が解決してくれるでしょう。
自然消滅のデメリットとは?

デメリットとして考えると、終わってないイメージがなんとなくずっと残ります。
次へのステップを踏むには、スッキリしないような、後ろ髪をひかれるような、ちょっと後味の悪い感じがします。
そこからいつかは自分で区切りを付けるしかないと気づくまで時間が掛かります。
一つは、どちらかが言葉にして別れようと告げること。聞かされるほうは、とても動揺しますが、はっきりとした結末が示されることになります。
彼氏から連絡がきた場合
自然消滅の相手が彼氏だった場合、意図的に自然消滅へもっていく場合と、単純に仕事が忙しかっただけとか、もともとマメなタイプではなかっただけとかいう場合もあります。
意図的だった場合は、連絡が来ることはまずないでしょう。意識的に敢えて争いを避けたということになります。
ですが、男性の場合は、女性と違って性の違いがありますので、そういう意味での復活を望んでいる場合もあります。
もしも、彼氏から連絡が来た場合、付き合っていた頃の性格や生活の様子などをもう一度考えてみる必要がありそうです。
彼女から連絡がきた場合
自然消滅の相手が彼女だった場合は、男性と同じような理由ももちろんありますが、恋人よりもむしろ友達としての復活を望んでいる場合もあります。
女性の場合は、どちらかというと、一度キライになれば心底嫌いになるもので、連絡をするなどは、まずあり得ません。
自然消滅ですとそこまでの気持ちにはなりにくく、そうかと言って恋人というほどの情熱はすでに冷めてしまっている場合が多いためです。
自然消滅?それとも冷却期間?

自然消滅の場合は、終わったことの意識がない方から突然連絡が来ることがあります。
その場合は、男女に関係なくずっと恋愛が続いていると思っているので、当人にしてみれば自然なことです。自然消滅というより、どちらかというと、冷却期間に近いかもしれません。
男性のほうから連絡が来た場合は、特にその傾向が強いようです。
さらに、終わった恋愛に対して、女性のほうが心情的にクールな面もありますが、一般的に男性のほうが実は過去を引きずりやすいと言われています。
はっきりさせたい人への提言
自然消滅したと思っていたのに、彼氏・彼女から連絡がきたら、あなたはどうしますか?
もうすでに自分の気持ちの整理がついていたら、それはそれで連絡しないでもいいと思います。
でも、なんとなくすっきりしないなどのあやふやなままだとしたら、これを機会にけじめをつけたほうがいいかもしれません。
いつどんなふうに連絡がきた?
自然消滅した彼氏・彼女がどんな時や状態にいる時に連絡をしてきたのかというのは、意外に重要なことです。
例えば、一人でふさぎ込んでいる時に送信してきたメールは、あなたに頼りたい気持ちが大きいでしょう。
お酒を飲んでいるときに思い出して連絡をくれた場合は、本命だという説もあります。飾らないありのままの姿を見せられるという甘えからでしょう。
自分の気持ちに正直に
自然消滅したと思っていた相手から急に連絡が来たその時、最初に浮かんだ気持ちや言葉が、実はあなたの本音かもしれません。
ふとした時に出た言葉は今の自分の正直な気持ちをはっきり表現しているのです。
どっちを選ぶ?

復活するか、それとも別れるか、あなたの気持ちは決まりましたか?
忘れた頃の連絡に、一瞬ウレシイと思ったのか、今頃どうしてと思ったのか、それによって結果は見えていそうな気がします。
復縁したい場合
もしも、復活したい場合は、もちろんここから今まで通り連絡し合うことになるでしょう。
ですが、再び自然消滅に近い状態になることも覚悟しておいたほうがよさそうです。
何気にこの連絡のなかった期間についての理由などを確認してみてはいかがでしょうか。
きっぱりと別れを選ぶ場合
もう忘れてしまった恋愛で、今更復活する気はないときっぱり思うなら、この際、あなたからはっきりさせましょう。曖昧なままだと、相手に期待をさせてしまうことになります。
もしもすでに交際を始めた彼氏・彼女がいるなら、そのことを告げ、もう復活はないことを具体的に話したほうが別れやすく、相手のためにもなります。
自然消滅だからこそ復縁しやすい
恋愛における自然消滅は一見穏やかな終わり方で、はっきり原因を問い詰めることもなく、相手を傷つけずに済み、それはそれでよさそうな気がします。
特に、当事者二人ともが同じように暗黙の了解のごとく、自然消滅を望んでいる場合はそれで問題ないと思います。それでいて、実は、復活しやすい別れ方もこの自然消滅です。
お互いに傷つくことがないため、しこりが残らないからです。それは、恋愛というよりも、むしろ友人関係に近いものだったのかもしれません。
お互いに納得できないと問題

そして、自然消滅の一番のデメリットは、二人のうちどちらかが終わってないと気づいた時です。
あなたが自然消滅の結果別れたと認識しているならば、その時の思う気持ちのまま行動すれば問題ありません。
しかしながら、彼氏・彼女のほうがまだ終わってないと思っていたら、忘れた頃に当然のように連絡してくるでしょう。
受け入れるかどうかは、もちろんあなた次第ですが、再び新たな気持ちで恋愛を始めるには少しハードルが高いかもしれません。同じパターンの繰り返しになるからです。
これをキッカケに勇気を持って二人の気持ちをはっきりさせましょう。そうしないと、いつまでも危うい関係のまま時が過ぎてしまい、いい時期を逃がしてしまった、なんてこともあり得ます。
人生のハッピーエンドを願うなら、はっきりさせないといけないことは山ほどありますが、恋愛においてもそれは同じように重要なことなのです。