- 外に出たくない&人に会いたくない心理とは?
- 怖い・面倒なのは病気?
なんとなく外に出たくない、人に会いたくないと思っている人は、実は結構多いのではないでしょうか。
特に人との付き合いは、いろいろと難しいものです。
なんとなく程度で済んでいれば、まだいいのですが、怖いとか面倒になってしまっているのは病気かもしれません。
そういったデリケートな心理状態や病気について触れてみます。
外に出たくない&人に会いたくない心理とは?
みなさんは、外に出たくない、人に会いたくないと思ったことはありますか。
単純な理由でなら、それが解決されれば問題ないことです。
しかし、個人的で複雑な事情を抱えている人もいる人もいるかもしれません。
いろいろなことが絡み合って、より複雑な心理状態に置かれている人もいるでしょう。
今回は、そういった複雑な心理状態にスポットを当ててみました。
外に出たくない心理状態
まず、最初に外に出たくない心理とはどのようなものでしょうか。
大きく分けて、わかりやすい単純な理由と、心の奥で感じる理由の二つが考えられるのではないでしょうか。
わかりやすい単純な理由
例えば、気温が暑すぎるとか寒すぎるとか、外出するのが億劫に感じるのも外に出たくない理由になるでしょう。
女性の場合は、お化粧やヘアスタイルなども外に出たくない心理に陥る理由の一つです。
周りの人には同じように見えても、本人はなんだかうまく決まらないみたいに感じることがあります。
男性の場合も、同じようにヘアスタイルや洋服に関して同じように思う人もいるでしょう。
心の奥で感じる複雑な理由
なんとなく人の視線が気になるというのも、外に出たくない理由になるでしょう。
自分が気にするほど他人は見ていないものですが、気になりだすと、すれ違う人全てが気になりだします。
もう一つは、つい良くないことを想像してしまい、外に出たくない場合です。
具体的には、歩いている時に上から何か落ちてきたらどうしようとか、電車に乗り遅れたらどうしようとか、なんでも悪いほうに考えてしまう時です。
誰しもある程度は不安に思っていることが、時として大きくなってしまった場合は、外に出たくない心理状態に陥ってしまうのではないでしょうか。
人に会いたくない心理状態
これも単純な理由と、今一つ割り切れないような複雑な理由があると言えるでしょう。
外に出たくない心理状態にとても近い状態ですが、もう少し深くて複雑な心理状態にあると言えそうです。
わかりやすい単純な理由
外に出たくない理由と同じように、外見的にいつもの自分と違う場合などは単純な理由になるでしょう。
人に会う時は、できれば、ベストな自分を見せたいものですよね。
その日のメイクや服装、体調によっては、なんだかイマイチな仕上がりで、人と会いたくないと思うときもあるものです。
それらは、どちらかというと、単純な理由として成り立ちそうです。
心の奥で感じる複雑な理由
こちらは、会いたくない人が特定されることが多いようです。
誰しも、あの人には会いたくないなと思う人がいるでしょう。
例えば、その人の言動に傷つけられたとか、失敗した場面を見られたとかは、その理由になるでしょう。
また、いつも責め立ててくる上司などにも会いたくないと感じる場合が多いでしょう。
外に出たくないのと、人に会いたくないのは、それらの単純な理由や心の奥で感じる複雑な理由が、より複雑に絡まってそう思ってしまうのかもしれません。
最初はなんとなく嫌だなぁ程度に感じていても、だんだん深く感じるようになる可能性もあります。
単純な理由は解決する方法が見つかりやすいので、それほど深刻ではないでしょう。
しかし、心の奥で感じる理由については、自分一人で解決するのは難しいため、より深いところの心理状態に陥る危険を感じざるを得ないようです。
外に出たくない、人に会いたくない心理状態とは、どの程度かにより、深刻さに違いがありそうです。
怖い・面倒なのは病気?
なんとなく外に出たくない、人に会いたくないと思うときは、誰しもあるもので、それほど気にする必要もないのがほとんどです。
しかし、そう思う回数が多くなってきた場合は要注意かもしれません。
「なんとなく」から「あまり」外に出たくない、人に会いたくないと思い始めます。
さらに、「絶対に」外に出たくない、人に会いたくないという気持ちが芽生えてきた場合は、精神的に大変つらい思いをしていることも考えられます。
最終的には、外に出るのが面倒で、人に会うのも怖く、ついには引きこもってしまう可能性もあります。
そうなる前に、気持ちを切り替えるなど自分でうまく感情をコントロールできれば、問題ありません。
しかし、知らず知らずのうちに、追い詰めてしまい、いわゆる精神的な病気になる人もいるのではないでしょうか。
外に出るのが怖い・面倒と思う病気
外に出るのが怖い・面倒という症状の病気はあるのでしょうか。
その症状は、いわゆるひきこもりと言われるものです。
ひきこもりが症状として出る病気は、いろいろあります。
主なところでは、統合失調症、うつ病、発達障害などです。
また、一つの病気だけではなく、他にもいろいろな疾患が関係していることもあります。
なんとなく今日は会社や学校に行きたくないと思うことは、誰しもあるものです。
例えば、今日やる仕事はいつもより少し面倒だと思っている時。
学校の授業でスピーチしなければならないことがある時。
それらがうまくできるかどうか、頭から離れず、不安になったりします。
朝起きた時に、その不安がどうしても拭えず、その日は休んでしまったとします。
それがきっかけで、毎日、毎朝同じことを考えてしまい、どうしてもそこから抜け出せないという状態になってしまうことがあります。
そして、家から、もしくは自分の部屋からさえも出られずに、一日中なんとなく過ごしてしまっています。
この状態が6か月以上続いた場合、ひきこもりと言われる状況になります。
きっかけは、些細なことかもしれませんが、結果的に大きく悪影響を及ぼしてしまうのは、大変怖いことです。
人に会うのが怖い・面倒と思う病気
では、人に会うのが怖い・面倒と思う病気には、どういったものがあるのでしょうか。
最もよく考えられるのは、対人恐怖症という病気です。
一般的に恥ずかしがり屋さんが多い日本人には、とても多い病気で、その症状は大なり小なりあると考えられています。
対人恐怖症の具体的な症状は、他人の目が気になる、注目されるのが嫌、潔癖すぎて公共の場所が使えないなどです。
それらは、恥ずかしいと思う程度で済めば、まったく気にする必要はないものです。
しかし、そこから考えすぎてしまい、不安が大きくなってしまうと起こりやすくなります。
きっかけは、ある意味、純粋すぎる気持ちがもたらすものかもしれませんが、高じると大変厄介な病気ですね。
まとめ
外に出たくない、人に会いたくない心理は、誰しも多かれ少なかれあるものです。
考え込んでしまうと、よけいに嫌気がさして重たく考えてしまうものかもしれません。
あまり深く考えずに、それよりも他の楽しいことを思い浮かべてみましょう。
できれば、これから先、未来に起こる楽しいことを想像してみるのもいいでしょう。
例えば、美味しいケーキ屋さんで好きなケーキを買って帰ろうとか、エステでゆっくりしようでもいいでしょう。

最後に一言!おすすめの言葉です。
「なんとかなるさ」