• 風鈴の製作は保育園の子供でもできる!
  • オリジナル風鈴の簡単な作り方

今年も暑い夏になりました。

耳だけでなく、心にも気持ちよい風鈴を作ってみませんか。

 

世界で一つだけのオリジナル風鈴の簡単な作り方をいっぱいご紹介します。

 

風鈴の製作は保育園の子供でもできる!

毎日本当に暑いですね。

 

年々、夏の暑さが増しているような気がします。

 

冷房はもう夏の必需品ですが、日本にはもう一つ心を満たす夏の逸品があります。

 

キャラ

それは、風鈴というもの。

 

最近の都心あたりでは、あまり見かけなくなりました。

 

が、下町や古い商店街などでは、軒先に吊るしている家もまだあります。

 

風鈴は、素材によっていろいろな音が鳴りますが、どれも優しい音色が多いようです。

 

たまには、風鈴の心地よい音色を聞きながら、ゆったりと過ごしてみませんか。

 

意外に簡単な風鈴製作

 

最近は、保育園でも工作として取り入れているところがあります。

 

もちろん、鉄や銅などを使うような本格的なものではないですが、子供でも扱いやすいものを使って作っているようです。

 

日本の夏の風物詩を知ることとして、とてもステキなことですね。

 

保育園児でもできる風鈴を作ろう

ここからは、主に保育園の子供たちが作っている風鈴の作り方を紹介していきましょう。

 

材料のほとんどが身近なものを利用しているので、簡単に、ちょっとした空き時間で作れそうなものばかりです。

 

基本的な風鈴の作り方

子供たちの大好きなプリンや、ゼリーカップを使います。

 

最近のカップは、形も大きさもいろいろありますので、好きな形や大きさのものでかまいません。

 

まずは、カップの底の真ん中に穴を開けます。

 

キリなどを使用しますが、くれぐれもケガしないように気を付けてください。

 

子供さんがする場合は特に注意しましょう。

 

カップの底の直径よりも、短く切った爪楊枝を用意します。

 

40~60㎝くらいのひもを、その爪楊枝に結びます。

 

この時、爪楊枝を中心にして、左右のひもの長さを同じくらいにします。

 

そのほうが、あとで長さを調整しやすいです。

 

結んだら、カップの内側から穴に紐を通しますが、この時、穴に爪楊枝が引っかかるようにします。

 

カップの底辺から外側に出た紐の先に輪を作り、吊るすことができるようにします。

 

カップの内側から出ている紐に鈴を付けます。

 

好きな長さに紐をカットして、先端に短冊を付けます。

 

短冊はテープで止めるか、穴を開けて紐を通します。

 

最後に、カップに絵を描いたり、マスキングテープを貼ったり、シールを貼ったりして吊るします。

 

もちろん、短冊にも好きな絵を描いたり、文字を書いたりしても楽しいです。

 

カップの大きさや形により、微妙に音が違いますので、いろいろなカップを用意して、比べてみるのも楽しいでしょう。

 

応用編として

基本の作り方をマスターしたら、次はさらにちょっとした工夫を紹介します。

 

ペットボトルで

ペットボトルも、さまざまな形や大きさがあります。

 

カップが無ければ、このペットボトルの底や上部を切り取って使いましょう。

 

切り取った部分にマスキングテープを貼って、覆います。

 

触ってもケガしないように注意しましょう。

 

牛乳パックで

工作ではお馴染みの牛乳パックを切って使ってもいいでしょう。

 

上部でも底の方でもお好きな方を切って、白い紙を貼り、好きな絵を描いてみましょう。

 

紙コップで

紙コップを使う場合は、大きさにもよりますが、そのまま使ってもいいでしょう。

 

カットしやすいので、自分で好きなように切り込みを入れるのも個性的でいいですね。

 

また、あらかじめ絵や柄のついた可愛い紙コップもおススメです。

 

爪楊枝の代わりに結び目だけでもOK

爪楊枝が見つからない場合は、大きめの結び目を作れば大丈夫です。

 

カップが抜け落ちないようにすることがポイントです。

 

細めのひもを何本かつけてみる

爪楊枝に2本以上のひもを付けて、それぞれに鈴を付けたり、ビーズなどを付けてみても可愛いでしょう。

 

鈴の音自体もいろいろですが、ビーズのぶつかり合う音も個性的で楽しいかもしれません。

 

あまり重たいものを下げると音がしなくなりますので、要注意です。

 

短冊の代わりに

細く編んだ紐や、キラキラのテープも風になびいてステキです。

 

ミニ風船も可愛らしいですね。

 

絵を描く際に

絵はなんでもいいのですが、できれば、夏のイメージの絵を描くようにしましょう。

 

スイカやとうもろこし、海の生き物、白波などのほうが涼しげです。

 

以上、保育園でできそうな風鈴の作り方をまとめてみました。

 

これなら簡単にできそうですよね。

 

日常良く使うものや、簡単に手に入れることができるものがほとんどですので、手軽にわずかな時間で作れると思います。

 

キャラ

お子さんと一緒に作りながら、楽しい夏のひとときを過ごしてみませんか。

 

オリジナル風鈴の簡単な作り方

 

先に保育園の子供たちでも簡単に作れる風鈴を紹介しましたが、ここからは少し大人の風鈴作りをしてみましょう。

 

と言っても、そう難しいものではなく、もう少し本格的な雰囲気のあるものを利用するだけです。

 

基本的な作り方は同じですので、気軽に始めてみましょう。

 

素焼きのミニ植木鉢の風鈴

 

ミニサイズの素焼きの植木鉢を用意します。

 

大きいと落ちてしまうので、ミニサイズがちょうどいいです。

 

そのままでもいいですが、ペイントしたほうが手作り感もアップします。

 

全体に好きな色を塗って、好きなイラストを描いてみましょう。

 

植木鉢の底辺の部分にある穴の直径よりも、少し長めに太めの爪楊枝や割り箸を切ります。

 

この切った爪楊枝がだいたい真ん中になるように、紐を結びつけます。

 

植木鉢の内側から底部の穴に向けて紐を通すと、爪楊枝が留め具となって引っかかり、穴から出た紐の部分がつりさげるところになります。

 

落ちないように輪を作って、ほどけないようにしておきます。

 

植木鉢の重さが掛かるので、爪楊枝を使う場合は太めのほうが安心です。

 

下になるほうの紐にループエンドを通したり、ボタンを付けたりします。

 

このループエンドやボタンが、植木鉢に当たると音が出ますので、付ける位置を調整してください。

 

さらにその下のほうに画用紙などで作った短冊をつけます。

 

下げるものは風に揺れる程度の重さで、重すぎることのないように気を付けましょう。

 

おすすめイラスト

植木鉢に描くイラストは、やはり夏を感じさせるものが良いでしょう。

 

浮輪、魚、スイカ、ひまわりなどが最適です。

 

全体に色を塗る場合も、それに合わせた雰囲気がイメージできるものがよさそう。

 

色を塗る場合の注意として、下地の色がしっかり乾いてからにしましょう。

 

もちろん、描くイラストによっては、素焼きのほうがステキな場合もあります。

キャラ

続き絵のように、いくつか作って、並べて下げるのもステキですね。

 

北欧のヒンメリ風の風鈴

ヒンメリとは、フィンランドの伝統的な飾りで、「光のモビール」と言われているものです。

 

ヒンメリは、藁の中に糸を通して、多面体を作り、それをつなげて吊るします。

 

フィンランドでは、クリスマスの時に飾る装飾品です。

 

これに似せて風鈴を作ってみましょう。

 

藁の代わりに、ストローを8本用意します。

 

色がついているものでも、透明のものでもOKです。

 

ストローは細めのほうが繊細でキレイに仕上がります。

 

100円均にあるようなミニストローを使うと、ちょうどいい感じです。

 

そのストローを少しナナメの切り口で半分に切ります。

 

全部で16本のストローになります。

 

少しナナメの切り口のほうが、結んだ時に角がキレイに収まるので、おススメです。

 

先に切ったうちの3本のストローに糸を通します。

 

透明なストローだと糸の色がそのまま反映されますが、色付きのストローだとストローの色もプラスされるので、その辺を考えて糸の色を選びます。

 

切ったストロー3本に糸を通して繋げて、三角形を作ります。

 

これを二つ作り、それぞれの三角形を形どってはみ出た部分の糸を結びます。

 

横にして置くと、三角形が二つつながり、蝶ネクタイのような形になります。

 

その蝶ネクタイのような形の右上の角と左上の角の間に別のストローを通し、また、右下の角と左下の角に別のストローを通して、結びます。

 

ピラミッド型のような、三角錐の形に整えて結びます。

 

もう一つも同じように作り、三角錐が2個できます。

 

この二つの三角錐の底辺部分を合わせるように、糸を通しながら結びます。

 

これで基本のヒンメリができました。

 

ペットボトルを短冊用に長めに切り取ります。

 

上の方の真ん中に、パンチやキリで穴を開けます。

 

油性ペンなどで好きな絵を描きます。

 

絵が苦手な人はテープやシールを利用しましょう。

 

短冊は、もちろん厚紙などを利用してもいいのですが、ペットボトルだと透明感があるので、より一層涼しげに見えます。

 

少し長めのひもを用意します。

 

そのひもに、鈴を付け、短冊をつけて、ヒンメリに取り付けます。

 

ヒンメリの真ん中あたりに鈴があるとバランスがよく見えます。

 

目にも涼しげなヒンメリ風風鈴の出来上がりです。

 

ストローの色合いによって、オシャレにも可愛くもなりますね。

 

また、ヒンメリの中にミニサイズのヒンメリを吊るしたり、ストローの長さを変えたりするなど、アイデア次第では、ステキな芸術作品になるでしょう。

 

また、ヒンメリの形作りが少し複雑ですので、お子様と一緒に作る場合は、気を付けましょう。

 

夏の思い出風鈴

海に行ったときに拾った貝殻やシーグラスで風鈴を作ってみてはいかがでしょうか。

 

シーグラスとは、海岸や湖畔などで見つかるガラス片のことです。

 

もともとは、ガラス瓶などですが、長年波にもまれたり、他の石などとぶつかったりしているうちに角が丸くなって、さまざまな形や色合いになります。

 

貝殻もいろいろな色や形が無数にあります。

 

それぞれ一つしかない自然なものなので、オリジナルなものが作れるのが魅力です。

 

ついでに細めの軽い流木があれば、より雰囲気が出ます。

 

まずは、拾ったシーグラスや貝殻に穴を開けます。

 

穴あけ専用の器具がありますので、それを使います。

 

いろいろと使えるので、手作り工作が好きな方は用意しておくと重宝します。

 

流木の両端を一本の紐で結び、真ん中を引っ掛けて吊るすようにします。

 

下げる紐は、まず途中に一ヶ所結び目を付けて、鈴を付けます。

 

鈴より下になった紐を、穴を開けたシーグラスや貝殻に通します。

 

シーグラスが落ちないように、シーグラスや貝殻の下に結び目を付けます。

 

これを3本ほど作ります。

 

できたら、流木に吊るします。

 

なるべく軽く、小さなものを下げるようにしましょう。

 

風の強さにもよりますが、ここちよい音色を感じられるように作りましょう。

 

流木のほか、透明なペットボトルを利用してもいいでしょう。

キャラ

透明感のあるほうが涼しく感じられます。

 

ビーズ風鈴

キレイなビーズを使って作る風鈴も可愛いですね。

 

好きなビーズをテグスで好きな形に編んで、風鈴の上部の部分を作ります。

 

真ん中にテグスを通して、鈴を付けたり、短冊を付けたりします。

 

下げたテグスの一番下にも、ビーズを丸く編んで付けるとかわいいです。

 

組み合わせた色により、雰囲気が変わるので、お部屋に合わせて色を変えてみるのも楽しいでしょう。

 

キャラ

自分で編むことにより、オリジナル感がよく出ます。

 

張り子の風鈴

風船を使った張り子の風鈴を手作りしてみましょう。

 

水風船を膨らませます。

 

膨らませた風船の表面に、小さく切ったお花紙を薄くのばしたボンドで貼ります。

 

風船は、あとで割ってしまうので、何色でもかまいません。

 

お花紙が風鈴の本体になるので、好きな色を選びましょう。

 

そして、これが張り子になります。

 

張り子にするには、ある程度の厚さが必要になりますので、お花紙を何枚も重ねて貼ります。

 

この作業が少し大変ですが、根気よく頑張りましょう。

 

この時、お花紙の上に、イラストを描いてもいいですし、折り紙やシールなどを貼っても楽しいです。

 

そして、程よい厚みに貼り終わったら、乾かします。

 

乾いたら、中の風船を割って、取り除きます。

 

風船の取りだし口をハサミなどで、キレイに切って整えます。

 

厚紙などで短冊状に切り、上の真ん中に穴を開けて、糸を通します。

 

糸を結ぶときに一緒に鈴を付けます。

 

短冊にもイラストを入れたり、文字を書いたり、シールなどを貼ってもいいでしょう。

 

張り子の中央部分にキリなどで穴を開け、短冊を付けた糸を通して、結びます。

 

和風な雰囲気の張り子の風鈴の出来上がりです。

 

乾かす時間が掛かりますが、手作り感と昔懐かしい雰囲気が出て、優しい雰囲気の風鈴に仕上がります。

 

セロテープ風鈴

セロテープで風鈴を作ってみましょう。

 

風鈴の形に近い食器、例えば、湯飲み茶わんや御猪口などを用意します。

 

もちろん、風鈴の形にこだわらず、好きな形のものでもかまいません。

 

その上に、セロテープを直接貼っていくのですが、この場合、接着面を外側に貼っていきます。

 

貼っていくというよりは、巻いていくと言ったほうがわかりやすいかもしれません。

 

中に入れた食器を後で抜くので、テープを接着してはいけません。

 

あくまでも型取り用の食器になります。

 

一巻き目が難しいのですが、2巡目からはくっつくのでラクにできると思います。

 

ある程度巻くことによって、風鈴の本体部分が形作られます。

 

最後の一巻きは、接着面が内側になるように、普通に貼ります。

 

表面がつるつるに仕上がります。

 

そこで、油性のペンでイラストを描いたり、シールやマスキングテープを貼ったりします。

 

その後、中に入れた食器を抜きます。

 

形を整えて、風鈴にします。

 

セロテープなので、自由自在に形作ることができます。

 

あとは、真ん中に穴を開けて、鈴のついた短冊をつけるだけです。

 

これなら多少失敗しても、自分で簡単に直せるので、気楽にできそうですね。

 

つい残りがちなセロテープもみごとな風鈴に早変わりです。

 

最終手段的手作り風鈴

いろいろ紹介してきましたが、やっぱりどれも手作りする自信がないという方に、最終手段的手作り風鈴をお教えしますね。

 

それは100均で買える絵付けができる無地風鈴キットです。

 

風鈴の本体部分が透明になっています。

 

こちらにアクリル絵の具でイラストを描きます。

 

乾いたら完成です。

 

描いている途中で、爪で引っ掻かないように注意しましょう。

 

100均の他にも、風鈴の王道である陶器の風鈴キット、手すき和紙を利用した和風風鈴キットや、紙粘土で作る風鈴キットなど、いろいろなものがあります。

 

自分で絵を描いたり、色を塗ったりするものがほとんどです。

 

使える画材も、絵の具や、油性ペン、クレヨンなどさまざまなものが使えます。

 

風鈴本体がすでにできているので、個性豊かなイラストやシールでオリジナルな手作り感を表現してくださいね。

キャラ

工作が苦手な人でも簡単に作れて楽しいと思います。

 

まとめ

キャラ

それにしても、今年の夏は、かなり暑い・・・ですね。

 

外出するのも億劫になりがちなこの夏。

 

冷房が欠かせない毎日ですが、たまには風鈴の音色でゆっくり休憩してみませんか。

 

きっと懐かしいあの頃が蘇ってくることでしょう。

 

あ、もちろん、適度な冷房の使用もお忘れなく。

 

体調管理に注意して、楽しい夏をお過ごしください。

 

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