- うどんは消化に悪い食べ物なの？
- 冷たいうどんでも消化に良い食べ方はある？
うどんは赤ちゃんから大人まで幅広い年齢層の方がいつでも美味しく食べることができる食べ物として知られています。
冷たくても温かくても美味しいうどんですが、
消化に悪いと言われているようですが、
実際のところどうなのでしょうか？
また、冷たいうどんでも
消化に良い食べ方はあるのか、
そのレシピなどについても
ご紹介したいと思います。
うどんを食べると消化に悪いの！？
うどんを食べると
満腹感を感じることが多い
という方がたくさんいらっしゃいます。
しかし、うどんは意外にも
つるんと食べることができる為、
噛まずに飲み込んでしまう方が多いようです。
うどんを食べて消化に悪い
と言われる原因について、
以下のようなことが考えられます。
もともと柔らかいために咀嚼せずに飲み込んでしまいがち
うどんはとてものど越しの良い
食べ物であることから、
という方が多いようです。
それによって、
想像以上に胃に負担が
かかってしまっているのです。
うどんが膨張しやすいから
うどんやそうめんなどといった小麦で
できている製品については、
と言われていることから、
食べることでとても
膨張感や満腹感を得ることができます。
それと同時に
胃が痛むと感じる方も多いようです。
その為、
もともと胃腸が強くないという方は
消化に時間がかかってしまうことになります。
アレルギー反応が出る
うどんの原料は小麦であることから、
ということがあります。
これは、
小麦アレルギーに対する反応
であることが多いと言われています。
冷たいうどんを食べる
うどんに限ったことではありませんが、
通常、私たちの身体は体温ほどの
適温に対してとても消化がよく働きます。
近年では地球温暖化も進み、
夏の気温も異常に高いですよね。
夏場は特に食欲も減退しやすくなります。
そんな時、冷たいうどんは
とてものど越しが良く食べやすいものです。
すると
つい冷たいうどんばかりを食べがち
になります。
冷たいというだけでとても食べやすく、
美味しいと感じるために、
つい、食欲も増してしまうこともあります。
しかし、うどんは食べ方によっては、
消化が良い食べ物にも、
消化の悪い食べ物にもなる
と言われています。
できれば柔らかく煮込んだ
温かいうどんの方が、
身体を冷やすことなく
消化良く食べることができます。
一方で、冷たくてとてもコシのあるうどんは、
意外にも胃に大きな負担をかけます。
消化の悪い食べ物として
胃の中に運ばれてしまうことになるのです。
これは意外でした。
うどん＝消化の良い食べ物
という認識が強いですよね。
それが食べ方１つで、
これほど消化に深く関わっている
とは知りませんでした。
確かに、夏になると特に、
「冷たいものばかりを食べてはいけない」など
とよく言われたような気がします。
それに
「冷たいものばかりを食べると
身体を冷やしてしまう」
などとも言われていますよね。
また、冷たいうどんを噛まずに
たくさん食べてしまうことで、
胃が痛いと感じる方も多いようです。
もしもうどんを食べて
胃痛が激しくなる場合や、
痛みが長く続くようなことがあれば、
早めに医療機関を
受診するようにしましょう。
その場合は消化不良を
起こしている可能性がある為、
胃腸薬などを服用し、
消化を助けてもらいましょう。
また、冷たいうどんはゆっくりと噛んで
食べている方は少ないのです。
そのためどうしても消化の悪い食べ物
として食べてしまいがちです。
やはり温かくかつ柔らかくしたものを、
さらによく噛んでゆっくりと食べることをオススメします。
消化の良いうどんのレシピとは？
うどんはとても美味しい食べ物。
その為、消化よく食べるには
どのような工夫を凝らせば良いでしょうか？
うどんは冷たくして食べたい！
と思う方も多いですよね。
やはりうどんを消化良く食べるためには、
温かい状態で食べることが
胃や身体にとっても負担が少ない
と言われています。
その為、ここでは、
消化に良いうどんのレシピを
いくつかご紹介したいと思います。
どんな材料を加えるべき？
消化の良いうどんを食べる時は、
半熟卵や人参や大根、かぼちゃや
里芋、玉ねぎなどといった根菜類や、
豆腐、はんぺんなどと一緒に具材として加え、
よく煮込んで温かいうどんとして食べる
この食べ方が、
胃にも優しく消化を妨げることがありません。
また、しょうゆ味をベースとすれば、
和風けんちんうどんや味噌味にすれば
味噌煮込みうどんが出来上がります。
温かいうどんは
レシピのバリエーションも多い為、
色んな味を楽しむことができます。
特に病気が回復した際は、
まだ身体の機能は正常に戻って
いないために、消化力も弱まっています。
そんな時こそ、温かいうどんに
半熟卵だけをまぜて食べると、
少量でも美味しく食べることができます。
また、病気の回復時に食べる時は、
できるだけ薄味で味付けするようにしてください。
病み上がりの身体に
濃い味の食べ物を食べることで、
胃に強い刺激を与えてしまいます。
調理の際は気を付けてくださいね。
その他、
一緒に加える具材についても、
脂肪分の多い肉や香辛料などの
刺激物は使用せず、
薄味に仕上げるようにしてください。
回復したての時には注意が必要
よくうどんと一緒に合わせる具材に
- わかめ
- のり
- ゴマ
- 生卵
- ごぼう
- きのこなど
を使用することがあると思います。
確かにとてもあっさりと食べることが
できる食材ですが、
それはあくまで健康体でいる時です。
病気が回復したての時、繊維質の食材は
かえって胃に負担をかけてしまう為、
その時は摂取を避けるようにしましょう。
麻婆うどん
麻婆うどんは、フライパンで
とても簡単に作ることができます。
- しょうがとにんにくを入れると代謝アップに
- 豚肉を加えることで疲労回復
といった効果が期待できます。
少し豆板醤を入れて味にパンチをつけると
より美味しくなります。
病気回復の際は、豆板醤の量は減らして
薄味かつ塩味に仕上げると
より食べやすくなると言われています。
調理のポイントは少し柔らかめに作ることです。
イタリアン風焼きうどん
焼きうどんは
誰もが美味しく食べることができる
ソースベースのうどんです。
焼きそばの親戚のような
味に仕上がりますね。
そんな焼きうどんも、
ひとつ味を変えるだけでイタリアン風な
仕上がりになるとして好評のレシピです。
通常、味付けをする際は、
ソース味にする方が多いですよね。
これで、驚くほど
うどんがうどんらしからぬ
違った美味しさに仕上がるのです。
うどんににんにく！？
と思う方も多いかもしれませんが、
これが案外ぴったりと合うのです。
冷凍うどんが便利！
うどんは冷凍うどんを使用するととても手軽です。
お湯を沸かして茹でる必要が無く、
電子レンジで温めるだけで、簡単に
調理ができる冷凍うどんを使うのもおすすめです！
電子レンジで温めたうどんを
具材と絡め、ハーブソルトで味付けをする
これだけで、あっという間に美味しい
イタリアン風焼きうどんを楽しむことができます。
ツナマヨ焼きうどん
ツナマヨ焼きうどんは、
冷たいうどんでも温かいうどんでも、
どちらでも楽しむことができる
うどんのレシピです。
- ツナ缶に電子レンジで温めた玉ねぎとマヨネーズを加える
- 電子レンジで温めた冷凍うどんにソースとして絡めるだけ
たったこれだけで
簡単に作ることができます。
この時、別のフライパンで
細かく千切りしたキャベツや
人参などを一緒に混ぜ合わせて
食べてもとても美味しいです。
本来は消化が良い食べ物として知られている「うどん」
うどんは消化に悪い・・・などと言われます。
それは食べ方が影響しているだけであり、
本来はとても消化が良い食べ物なのです。
特に、
風邪をひいて体調不良の時や
腹痛などで医療機関を受診した際など、
医者さんに、
「食欲がある場合は
消化の良いものを食べるようにしてくださいね」
などと言われることが多いのではないでしょうか。
食べたものが胃の中にとどまる時間が少なく、
消化吸収されやすいこと。
胃へ負担がかからない食べ物のこと。
私たちが日常生活の中で
摂取する食事の中で
とても大切な栄養素として、
といった3大栄養素があります。
三大栄養素の中で、
消化に最も時間がかかるのが脂質。
その為、脂質の多い、
肉や魚、揚げ物については、
消化に時間がかかってしまうのです。
一方で、
胃の中で消化にかかる時間が
最も短いのが炭水化物です。
この代表的な食べ物としては、
うどんやおかゆが該当します。
これらは脂質が少なく、
炭水化物はとても消化に良い為、
胃腸が弱っている時こそ積極的に
摂取すべき食べ物であると言えます。
胃の負担、刺激になる具材は避けよう
きのこや海藻類、根菜類などには
食物繊維が多く含まれている為、
それらは消化に時間がかかってしまい、
胃への負担が大きくなります。
そして、刺激が強い香辛料を摂取したり、
塩分過多になると、胃液の分泌を増やします。
結果的に胃の粘膜を荒らしてしまう為、
そのような刺激物の摂取は避けるようにしましょう。
消化よく食べるための最大ポイント
何よりも、消化よく食べるためには、
ゆっくりとよく噛んで食べることです。
ゆっくりとよく噛んで食べることにより、
身体の中の消化酵素がしっかりと働き、
よりよい消化を助けてくれます。
このようなことから、
うどんを食べる時は、調理方法を工夫し、
食べ方に注意することで
より消化の良い食べ物として食べることができます。
まとめ
いかがでしたか？
うどんは消化に悪いのか？また、冷たいうどんでも消化に良い食べ方があるかについて解説しました。
うどんはとても消化に良い食べ物として知られていることが分かりました。
しかし、調理方法や食べ方によっては、消化の悪い食べ物として扱われることもある為、工夫した食べ方をするのがおすすめです。
特に、冷たいままで食べてしまうと、
消化不良を起こしやすく、
また、たくさん食べてしまうので、
胃が痛くなる傾向にあるようです。
一方で、温かいうどんを食べると、
胃にも優しく、消化吸収もされやすいため、
できるだけ温かいうどんを
食べることをおすすめします。
紹介したうどんレシピ、
ぜひ一度、作ってみてくださいね。
