• 卵を消化する時間は?
  • 卵は消化に悪い?

卵は朝食の際に食卓に並ぶことが多い食べ物だと思いますが、あなたのご家庭ではどうでしょうか?

例えば、ゆで卵にしたり卵焼きにしたり、目玉焼き、半熟卵、卵かけご飯などといったように、同じ卵でも色々な食べ方を楽しむことができます。

 

 

キャラ

そんな卵が、消化に悪い

と言われているのは本当でしょうか?

 

また、消化に悪いとすれば、

逆に消化に良い食べ方があるのではないか?

 

 

さらには、卵を消化する時間は

調理方法によって異なるものなのか?

 

それぞれの疑問について

徹底調査してみました。

 

ここでは、栄養価の高い卵を

どのように摂取すべきか

ご紹介したいと思います。

 

卵にはどんな栄養素があるの?

 

卵には、とても良質な

たんぱく質が含まれています。

 

その他、ビタミンやミネラルといった、

私たちの身体に必要不可欠な必須アミノ酸

バランスよく含んでいるのが「卵」です。

 

これら卵の栄養素は、

私たちの身体の中に侵入してくる

ウイルスを撃退するだけではなく、人間が本来持つ

 

  • 免疫力を高める効果を発揮するビタミンA
  • 活性酸素を抑制させるビタミンE
  • レシチンには、コレステロールを正常に戻す

 

といった働きを持っています。

 

卵のカロリーは?

卵1個あたりのカロリーは、卵が60gで91kcalです。

 

卵にはビタミンA、D、E、B2や

ビタミン、ナトリウム、カリウム、リン、鉄など

がバランスよく含まれています。

 

卵の栄養素の変化

卵 消化 時間

 

あまり知られていませんが、

卵は調理する際、加熱時間によって

栄養効果が変化すると言われています。

 

生卵を食べる場合

卵を加熱して食べる場合は、

熱に弱い水溶性ビタミンとなる

ビタミンB群が含まれている為、

熱を加えることでその栄養素が減少してしまいます。

 

その為、

 

生卵の状態で食べることで、

ビタミンB群をそのまま摂取することができる

 

しかし、生卵の卵白には、

「アビジン」という成分が含まれていて、

この成分は皮膚や毛髪の健康のための

「ビオチン」の吸収を阻害してしまいます。

 

 

茹で方が温泉卵ほどの超半熟卵は、

確かに食感もよくとても美味しい

という食べ方ですが、

ビオチンが破壊されたり欠乏する原因となり、

結果的に白髪や抜け毛の原因となってしまいます。

 

 

その為、美味しいからと言って

食べ過ぎてしまわないようにしましょう。

 

卵を半熟で食べる場合

 

卵を茹でて半熟で仕上げて食べると、

実に体内吸収率が97%ととても高くなるそうです。

 

 

実際のところ、

卵を茹でたり焼いたりするよりも、

半熟程度の柔らかさにしておくことで

消化吸収がとてもよくなると言われています。

 

 

キャラ

胃への負担を軽減したい時、

お腹を壊している時などに

摂取するのがおすすめ。

 

 

また、半熟卵はパスタメニューや丼ものなどを

食べる際も利用されることも多い為、

そのような方法で手軽に摂取されるのも良いでしょう。

 

固茹でして食べる場合

 

卵をしっかりと加熱させて

卵焼きや目玉焼きなどで食べる場合、

「ビオチン」の吸収がスムーズに行われる

と言われています。

 

また、しっかりと茹でることで、

黄身にも火が通ることで、

 

  • とても歯ごたえの良い食感に仕上がる
  • 腹持ちが良い

 

ということから、

ダイエット中の食材にもとてもオススメです。

 

 

卵をしっかりと固茹ですることは、

消化が悪くなりがちで、

半熟卵の消化時間は約1時間半である

と言われている反面、固茹でし、

加熱時間が長い卵は、

食べた後、3時間ほどの消化時間が

必要であると言われています。

 

 

特に身体に大きな影響はある

ということはありませんが、

胃腸が弱っている時は

あまりおすすめできない食べ方です。

 

 

とは言え、

しっかりと火を通して調理する為、

とても安全な調理法だと言えます。

 

 

キャラ

お子様のお弁当にも

加熱した卵焼きも必須ですよね。

 

卵の摂取量は1日1個って本当?

 

昔から卵を食べるなら1日1個まで!

などと親からよく言われたものです。

 

 

それを信じてそのまま大人になり、

子供をもうけていますが、

そこでもまた母からの教えの通り、

なぜか子供にも「卵を食べるなら1日1個!」

などと言っている自分がいます。

 

 

キャラ

果てしてこれは真実なのでしょうか?

 

 

実は、卵にはとても

高い栄養素が含まれていることから、

健康体の方であれば、

1日1個を超えて摂取しても

特に問題はないと言われているのです。

 

 

人によっては

1日2個摂取するのが望ましい

などとも言われています。

 

これには、健康状態が良好な方であれば、

1日に2〜3個の卵を摂取したところで、

コレステロール値に異常がみられる

といったことがなかったという研究結果が出ているのです。

 

 

つまり、

「卵は1日1個まで!」と言っていたことは

単なる噂であり間違った情報だった

ということが分かります。

 

 

卵を加熱することで栄養素はどのように変わるの?

卵 消化 時間

 

卵は加熱することによって栄養やカロリー、

また、消化や吸収は良くなるのでしょうか?

 

それとも悪くなるのでしょうか?

 

卵を加熱するとどうなるの?

卵は加熱することで、

たんぱく質の吸収を阻害させる

と言われています。

 

 

その為、生卵と比較すると、

当然ながら生卵の方に栄養素が

凝縮されていることが分かります。

 

 

また、卵に含まれる

「リゾチーム」と「ビオチン」について、

これらは加熱することで失われてしまう為、

白髪や抜け毛を進行させ、顔や体に湿疹が、

また、身体の疲労を感じるなど

といったような症状に見舞われてしまいます。

 

 

実際のところ、

半熟卵状態が一番危ないです。

 

 

加熱すると卵のカロリーは変化するの?

 

生卵とゆでたまごでは、

一体どれほどカロリーが変化するのでしょうか?

 

 

どちらも卵であることから、

特にカロリーに違いはなさそうなイメージですよね。

 

 

しかし、実際に比較すると、

 

  • 生卵のカロリーは80kcal
  • ゆで卵は76kcal

 

わずかながら

ゆで卵の方がカロリーが低くなっています。

 

消化に良いのは加熱した卵?

 

生卵と加熱調理した卵では、

どちらが消化に良いのかを調べてみると、

最も消化に良い卵は半熟卵であり、

体内吸収率が96%にもなる、

とても優れモノであることが分かります。

 

 

その次が生卵となり、熱を加えるほど

消化不良を引き起こしてしまいます。

 

 

卵の消化はどの順番で食べるのが良いの?

卵 消化 時間

 

卵を食べる時は、その調理状態が

良い消化となるかどうかに左右されます。

 

 

一番消化の良い食べ方としては、

半熟卵として食べることです。

 

  • 半熟卵で食べた場合の消化時間は約1時間
  • 生卵で食べた場合の消化時間は約1時間半ほど
  • 卵焼きなどにして加熱調理した場合は消化時間は3時間ほど

 

このようなことから、

お腹の調子があまり良いとは言えない時は、

半熟卵を食べると良いでしょう。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

卵を消化する時間や、消化に良い食べ方について解説しました。

卵は加熱調理の具合によって、その消化時間が異なることが分かりました。

また、加熱によって栄養素やカロリーも変化し、その中でも明らかな消化時間については大きな差がありました。

 

卵を細かく分析すると

いろんな違いがあることが分かり、

個人的にも調理法を工夫するのももちろん、

あとは他の食べ物もプラスさせながらも、

バランスの取れた食事を摂取すべきだ

と感じました。

 

卵の特性が分かったところで、

今後は色々な調理法を試しながらも、

様々なレシピで卵を美味しく食べてみてくださいね。

 

卵には

とても多くの栄養素が含まれている為、

健康維持にも最適な食べ物です。

 

ぜひ、積極的に摂取するようにしてください。

 

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