- バナナも腹痛の原因に?
- 朝バナナやバナナの食べ過ぎで腹痛や吐き気も
バナナといえば、スーパーで売ってる果物でも安価だし、食べるのも簡単で人気がありますよね。
そんなバナナも食べ過ぎたり、食べ方によってはマイナス面もあるのでしょうか?
バナナも腹痛の原因になるの?
朝バナナやバナナの食べ過ぎで腹痛や吐き気になることもある?
このコラムでは、バナナも腹痛の原因になるのかや、朝バナナやバナナの食べ過ぎで腹痛や吐き気になるのかについてなどご紹介していきたいと思います。
バナナも腹痛の原因に?
バナナは栄養価が高いし、身体には基本的に良いものです。
しかし、マイナス面が全くないというわけでもありませんので、ご紹介したいと思います。
バナナは身体を冷やす
バナナは暖かい地域で取れるフルーツです。
しかも、暑い夏がバナナの旬ですよね。
フルーツにしても、野菜にしても夏が旬のものは水分が多く、利尿作用があります。

そして、食べることによって身体を冷やす効果があります。
これはもちろん、夏の暑い日に食べる分には全然問題ありません。
ですが、冬の寒い日や、胃腸が弱っているときにバナナを食べてしまうと身体を冷やしてしまい、結果的に下痢や腹痛を起こしてしまう原因にもなります。
旬でないフルーツや野菜は高い
現代では、日本でも海外でもビニールハウスなどでの栽培が盛んなので、季節を問わずにバナナも他の果物や野菜も買うことができますよね。
やはり、果物にしても野菜にしても旬の時期がいつかを知り、旬のものを食べるようにしたほうが身体には優しいのです。
旬でない季節のフルーツや野菜って旬の時期ではないときに買うと高いですよね。
それも当たり前の話で、旬でないフルーツや果物はビニルハウス栽培などで余計な費用がかかってしまっていますよね。
12月のクリスマスケーキは赤字
例えばイチゴの旬は4~5月です。
でも、イチゴのショートケーキが一番売れるのは12月のクリスマスシーズンですね。
クリスマスケーキといえば、定番はイチゴのショートケーキですから。
4~5月が旬のイチゴを12月に生産するのは実はコストがかかりすぎて、実はあれ赤字で売ってるんだそうです。
赤字でも、あえてクリスマスにイチゴのショートケーキを売るのは、クリスマスというイベントを利用してケーキを食べてもらう機会を増やそうというケーキ屋さんの作戦なのです。
朝バナナやバナナの食べ過ぎで腹痛や吐き気も
バナナアレルギーとは?
食べ物のアレルギーにも色々ありますが、実はバナナにもバナナアレルギーというものが存在します。

では、バナナアレルギーの人がバナナを食べるとどのような症状が出るのでしょうか?
以下のような症状が出てしまうようです。
- 口の中や口の周りが痒くなる
- 胃がもたれる
- 喉や舌がしびれる
- じんましんが出る
- 下痢をしてしまう
- 喉がはれ上がってしまい、呼吸困難に陥る
- アナフィラキシーショックが出る
ですから、これらのような症状が出たらバナナを食べてはいけません。
特に呼吸困難やアナフィラキシーショックが出てしまうとなるともはや命に関わりますよね!
このようにバナナアレルギーの危険に関しては、厚生労働省も認識しているようです。
平成18年から「特定原材料に準ずるもの」として食材にバナナの成分が含まれているかどうかを義務付けるようになりました。
バナナは赤ちゃんや小さな子供に食べさせても良い?
バナナは安いうえに、栄養も豊富なので子供に食べさせるにも適している食材です。
ただし、離乳食を食べ始めたばかりの赤ちゃんにバナナを食べさせるのはあまり良くないようです。
バナナに限らず、フルーツ自体、離乳食を食べ始めたばかりの赤ちゃんに上げるのは避けておきましょう。
また、それ以降の赤ちゃんや幼児に食べさせる場合でも、できれば無農薬で国産のものを食べさせるようにしましょう。
でも、無農薬とか国産とかにこだわりはじめると、値段も必ず高くなってしまいますよね。
安価で気軽に買えるのがバナナなのに・・・と考えてしまうと悩ましいところですね。
身体に良いものって大抵値段は高くなってしまうものですよね。
バナナを食べ過ぎると?
バナナアレルギーを持っている方、特に程度の重い方はバナナ自体を口にしないほうがよいでしょう。
おして、そうでない方でも一度に食べ過ぎてしまうのはよくありません。
では一日にどれぐらいならバナナを食べても良いの?というのがみなさん一番知りたいところですよね。
ズバリ答えを言いますと、バナナは一日に2本までなら食べても大丈夫ですがそれ以上食べてはいけません。
その理由について説明したいと思います。
バナナには多くのカリウムが含まれています。
カリウムを摂取しすぎると、嘔吐、しびれ、知覚過敏、不整脈などの症状を起こしてしまいます。

このカリウムの摂り過ぎによる症状を「高カリウム血症」と言います。
また、バナナにはシュウ酸も含まれています。
シュウ酸も摂取し過ぎると、尿管結石になってしまうおそれがあります。
もちろん、バナナを摂りすぎなければよいのですが、尿管結石が気になるならば、バナナと一緒に水分を摂ると良いそうです。
水分を摂ることによって、尿管結石の予防になるだけでなく、できたばかりの小さな結石を流してしまえるのです。
バナナは腰痛対策になる?
食べ過ぎたら悪いなど、マイナスな面ばかり紹介してしまいましたが、もちろんバナナには良い点もたくさんあります。

整腸作用があるので、バナナを食べることで便秘の対策にもなります。
それ以外にもバナナは腰痛の対策にもなるという点も注目されているようです。
バナナと腰痛って何の関係があるのかって思ってしまいますよね。
バナナを週に一回以上食べている人と比べると、食べていない人は腰痛になってしまうリスクが2.25倍になってしまうのだそうです!
バナナが腰痛対策になる理由とは?
それは何故かというと、バナナに含まれるマグネシウムとカリウムにありました。
マグネシウムを多く含む食材は我々の身近な食材でいえば海藻類があげられます。
そしてフルーツで見た場合、バナナは他のフルーツに比べてマグネシウムの量が非常に多いのです。
マグネシウムは骨を形成する上で非常に大切な役割を果たしています。
また硬くなってしまった筋肉を柔らかくさせる効果も持っていますので腰痛には効果的なのです。
また、カリウムも摂りすぎてしまえば、高カリウム血症を起こしてしまうとはいえ、適量であれば腰痛対策になる成分だったのです。

カリウムは骨や歯の形成を促進させる働きがあります。
骨や歯に良いということは腰痛以外にも関節痛の対策にもなります。
年を取ってから、体の節々の痛みに悩まされるようになったという方にはぜひ週一回以上の頻度でバナナを食べることをおすすめしたいと思います。
まとめ
ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?
どんなに身体に良いとされているものでも食べ過ぎると毒になりすし、バナナも例外ではありません。

バナナって3本セットでスーパーでよく売られていますよね。
他のフルーツに比べて格安なので、なにかフルーツが食べたいなおと思った時によく私もかっています。
ただ、3本セットで買ってその場で3本食べてしまうのは良くないんですね。
以後は、気をつけたいと思います。
でも皮を剥いたら簡単に食べられてしまうので、目の前にあると食べてしまいたくなりますよね~。
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