• わかめも下痢の原因?
  • ワカメを大量に食べすぎると下痢になる?

わかめといえばお味噌汁の具としても定番ですよね。

そんなわかめも大量に食べ過ぎるとげりになるのでしょうか?

 

わかめも下痢の原因になるの?

 

ワカメを大量に食べすぎると下痢になるの?

 

このコラムではわかめも下痢の原因になるのかや、ワカメを大量に食べすぎると下痢になるのかについてご紹介

 

わかめも下痢の原因?

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わかめは食物繊維を多く含んでいます。

 

食物繊維といっても一種類ではなく、大きく分けると、不溶性のものと水溶性のものがあります。

 

不溶性の食物繊維は、保水力に優れており、腸の動きを活発にしてお通じをよくする効果があります。

 

水溶性の食物繊維の方はどうかというと、腸内にある食べ物の水分を包み込んでゲル化します。

 

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わかめには、この不溶性と水溶性の両方の食物繊維が含まれています。

 

このわかめに含まれる食物繊維には腸内の不要物を体外へと押し出す作用を持っているのです。

 

ですので、わかめは本来下痢をしやすい人におすすめの食材です。

 

腸内の老廃物を体外に排出してくれるわけですから。

 

でも体質によってはわかめを食べることによって下痢になってしまうこともあるでしょう。

 

わかめが好きかどうかと、身体に合っているかどうかは別の問題ですからね。

 

日常的にわかめを食べて下痢になっているようでしたら、わかめを食べるのをいったんやめてみて様子を見てみるのも一つの手でしょう。

 

ワカメを大量に食べすぎると下痢になる?

上でご説明した通り、わかめは食物繊維を多く含んでいます。

 

ですので、わかめを食べ過ぎてしまうと、多量の食物繊維が腸を刺激してしまい、下痢になってしまうのです。

 

でも、あくまで多量に食べたら・・・の話です。

 

乾燥わかめでしたら、サラダや味噌汁にいれて食べるにしても3グラム以内がよいようです。

 

いくらわかめが好きと言っても、ご飯を食べる感覚ではわかめばかりをたくさん食べる人ってあまりいないとは思いますが。

 

わかめが好きで日常的によく食べているという人はまずは自分がどれぐらい一日に食べているのか確認してみると良いでしょう。

 

どんな食べ物でも、食べ過ぎたら毒になります。

 

消化を気にするのでしたら、わかめを食べる量だけでなく、よく噛むことも意識した方が良いですね。

 

どんなに身体に優しいといわれている食材でも、ろくに噛まないで飲み込むと胃腸への負担になってしまいますから。

 

外国人はわかめを食べると下痢をする

わかめは適量であれば、身体にはとても良いものです。

 

ですが、それは我々日本人に限られた話だったのです。

 

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なぜ日本人だけ大丈夫なのか気になりますよね!

 

我々日本人はわかめや、昆布などの海藻類を日常的に摂る習慣があります。

 

これは我々日本人の先祖からもらった遺伝子の影響もありますが、細菌も関係しているようです。

 

我々日本人の体内には、海藻を消化吸収するための特殊な酵素を持った細菌がいることが最近の研究で明らかになったそうです。

 

この細菌は今のところ、日本人の体内からしか見つかっていません。

 

ですから、日本にあこがれて日本にやってきた外国人が日本料理を楽しもうと思ってわかめを食べても、消化できないというわけです。

 

これはわかめに限った話ではなく、同じく海藻である昆布や海苔も同様なのです。

 

海苔といえば、お寿司の軍艦ものには必需品ですよね。

 

日本に来た外国人に好きな日本の食べ物は何ですか?と聞くとかなりの確率でSUSHIと答える方いますよね。

 

外国人が日本の味噌汁や寿司を美味しい!といって食べてもそれらに含まれるわかめや海苔は消化できていないというわけで、残念な話ですね。

 

ヘルシーで世界的に評価の高い日本食ですが、そんな欠点があったのですね。

 

外国人も将来的にはわかめを消化できるようになる?

ただ、外国人がわかめを消化できないのは現時点での話です。

 

外国にもわかめなどの海藻類を食べる文化が根付けば、次第に外国人の身体にもわかめを消化できる細菌が生息するようになって消化できる日がくるのかもしれませんね。

 

ですが、どれぐらい時間がかかるのかは誰にもわからないでしょう。

 

逆に日本人が摂らない方が良いものってあるの?

わかめなどの海藻類は日本人しか消化できないのであれば、逆に外国人は消化しやすいけど日本人はうまく消化できないものってあるのでは?って思いませんか?

 

それについても調べてみました。

 

牛乳は東洋人は消化しにくい

まず日本人が消化しにくいもの代表として牛乳があります。

 

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牛乳には乳糖という成分が含まれていますが、この乳糖を消化できない乳糖不耐症の人って日本人には比較的多いようです。

 

誰でも赤ちゃんのときはお母さんのおっぱいを飲んでいますよね。

 

粉ミルクだけで育ったという方もいらっしゃるとは思いますが。

 

ですから、誰しも赤ちゃんの時には乳糖を分解する能力を持っているのです。

 

ですが、この能力はお母さんのおっぱいを飲んでいる時期を過ぎるとそれに伴い劣化してしまうのです。

 

ただ、一度に大量に牛乳を飲んだりしなければ、乳糖を分解できないということはないようです。

 

温めて飲んだりすれば、牛乳で下痢しやすいという人でも大丈夫なようです。

 

赤ワインも日本人が摂りすぎるとよくない

赤ワインはポリフェノールが含まれていて身体に良い、心臓病にとアピールしていますが、これも日本人が大量に摂る必要はありません。

 

ポリフェノールを摂りたければコーヒーでも果物でもとれます。

 

ポリフェノールを摂るためにアルコールを摂りすぎてしまうことも問題です。

 

それに日本人は心臓病の発症率も低いので、心臓病の対策にワインを飲むべきというのも実は日本人にはあまりあてはまらないでしょう。

 

わかめを食べると髪の毛が生えるっていうのは本当?

わかめを食べると髪の毛に良いって聞いたことありませんか?

 

特に男性は中年以上になって髪の毛が薄くなってきたら、対策にわかめや昆布などの海藻類を食べた方が良い!って私自身も言われてきました。

 

私自身それを信じて海藻類は意識して摂っていたぐらいです。

 

でも、このわかめや海藻類が髪の毛に良いって本当なのでしょうか?

 

実は残念ながら、わかめを食べたからと言って、髪の毛が伸びるのが早いという医学的根拠はなかったのです。

 

一日に髪の毛が伸びる量は決まっており、わかめを食べたからと言ってそえが1.5倍とか2倍になるなんてことはないようです。

 

でもこれってよく考えたらあたりまえですよね。

 

わかめを食べただけで、そんなに簡単に髪の毛が伸びるならば世界中から禿げの人はいなくなっているはずですから。

 

そんなすごい食べ物が存在してたら、アートネイチャーとかアデランスのような植毛や増毛をやっている会社なくなってますよね・・・

 

牛乳にはカルシウムが多く含まれているので、牛乳を飲んだら、背が伸びるとか胸が大きくなるとかいいますよね。

 

だからといって、牛乳を飲んだらすぐに背が伸びたり胸が大きくなったりしませんよね。

 

そんなに簡単に身長や胸が大きくなるのであれば、世界中の人みんな高身長で女性はみんなグラマーになってますよね 笑

 

ただ、短期的な効果は期待できなくても、わかめが髪の毛にとって意味がないというわけではありません。

 

わかめには、髪の毛が成長するのに必要な成分は含まれています。

 

まとめ

ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?

 

わかめって、わざわざ味付けしないでも塩味がして味噌汁の具にもいれても美味しいですよね。

 

ただわかめに限らず食材って売り手からは良い点ばかりアピールしていてデメリットについては積極的に宣伝されませんので、そこまでしっかり知識を身に着けた方がよいです。

 

我々日本人はせっかくこのわかめを消化できる身体を持っていますので、適量を食べるようにしたいですね!

 

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