- お見合い結婚で後悔した?それとも幸せ?
- 結婚までの期間や離婚率は?
お見合い結婚のあなたへ。結婚したことを後悔したことはありますか?今幸せですか?お見合いから結婚までの期間はどのくらいだったのでしょうか?
ここでは、お見合い結婚について、出会いから実際に結婚するまでの期間や離婚率、恋愛結婚との違いなどについてご紹介します。

人生を大きく左右する結婚には、大きくわけて二つのパターンがあります。
それは恋愛結婚とお見合い結婚です。結婚生活そのものはどちらもそう違いはありません。
ですが、お見合い結婚の場合は、恋愛結婚に比べて何か少し違う思いがあるようです。
お見合い結婚した人は幸せなのでしょうか?後悔はしてないのでしょうか?
お見合い結婚について

お見合い結婚は、誰か知り合いや友人を介して、紹介された人との結婚です。
全く初対面の場合が多く、お互い簡単な自己紹介文と写真を交換して、何度か会ううちに結婚を決めることになります。
もちろん、会った瞬間に一目ぼれというのもなくはないでしょうが、どちらかというと、よくて「会ってみてもいいかな」くらいの気持ちで、ほとんどが紹介してくれた人の顔を立てて会うというのが一般的なようです。
お見合いの形式
以前のお見合いはとても格式ばっていて、当人同志というよりも、家同志の結びつきと考えられていたようです。
お見合いの席には紹介してくれた人と当人のほか、双方の両親もしくは家族なども出席していました。
そのうえで、食事を頂きながら、お互いに紹介し合い、終わり次第最後に当人同士で直接話をするという、少し堅苦しいものでした。
今はだいぶ簡略化されているようで、初めて会う時は、紹介してくれた人が同席し、簡単にお互いを紹介し合い、その後二人だけで話をするというのが一般的になっています。
相手を想う気持ちの違い
お互いに気持ちが決まれば、めでたく結婚ということになるわけですが、恋愛結婚とは大きく違う部分があります。
それは、やはり想いの強さでしょうか。恋愛は、好きから始まるので、どうしてもこの人と結婚したいという強い気持ちがあります。
お見合いは、そこまでの気持ちにはなりにくく、どちらかというとなんとなく相手を受け入れるというような、淡々としていつも落ち着いた気持ちの状態です。
お見合い結婚で考えられる後悔とは
お見合い結婚は、一般的に交際期間が短く、自己紹介文に綴られた部分と表面的な部分だけで決めていることが多くなっています。そのため結婚してから気づくことが多くあります。
それらは、恋愛結婚の場合ももちろんありますが、恋愛結婚の場合は、相手のことが好きという前提のもとに成り立っているものなので、許容範囲も広く、受け入れやすいとも言えます。

ですが、お見合い結婚の場合は、実は気持ちが追いついていないことも多いため、難しい場合もあります。
まず、最初の試練として、そこをどう克服していくかが今後の幸せにつながっていくようです。
お見合い結婚での幸せとは

結婚の幸せの形は人それぞれです。
お見合い結婚でも恋愛結婚でも、初めの愛情の差こそ大きいかもしれませんが、生活を共にしていくうえで、変わっていきます。
なんとなく決めたお見合い結婚でも、相手の思わぬ優しさに気付き愛が深まることもあれば、熱烈な恋愛結婚をした場合でも、相手の浮気が原因で気持ちが離れてしまうこともあります。
幸せになるには、どちらの結婚をしてもお互いを思いやる気持ちが一番大事なことなのかもしれません。
結婚までの期間や離婚率は?
恋愛の場合は、お互いに好きを意識した時点で、どんどん関係が深まって結婚することになるわけです。
お見合いで知り合った場合は、どんなふうに交際して結婚するのでしょうか?
お見合い=結婚!?
実は、お見合いはすでに結婚することを前提としていますので、お見合いをした時点で、もう結婚へ向けての第一歩になっているわけです。
そして、恋愛が時間を掛けてじっくりと愛を育て、その結果結婚という、若干まどろっこしい、また結婚できない可能性もあります。
これに対して、お見合いは、結婚を目的としているため、結婚への意思を確認するでもなく、話がどんどん進み、あっという間に決まってしまうものです。
結婚までの期間はどのくらい?

お見合いで結婚する場合は、約3か月の交際期間で決めるというのが一般的です。長くても6ヶ月でしょう。
お見合いの場合は、すでに結婚を前提にしているので、あとはその人と結婚したいかどうかだけを決めれば、すぐに結婚への準備が始まります。
人生を左右する相手を見極めるには3か月というと短い気がしますが、それでも好きか嫌いか、もしくは好きになれそうかくらいは、判断ができますよね。これはもう、第六感でもいいと思います。
問題は、そこからどうやって愛情を育てていくかなのですから。出会いはお見合いでも、そこからは恋愛と同じように時間を重ねていくことが必要です。
人生を決める大事な3か月、なるべく会う時間を多く作り、お互いに相手に寄り添い、多くのことを知るようにしましょう。
お見合い結婚での離婚率

ここでちょっと気になるお見合い結婚での離婚率を調べてみましょう。
実は、恋愛結婚よりもお見合い結婚のほうの離婚率が低いとのデータがあります。
恋愛結婚の場合の離婚率は40%、お見合い結婚の場合は10%となっています。ちょっと意外ですよね。
離婚率が低い理由とは

さっそくお見合い結婚での離婚率が低い理由を考えてみましょう。
お見合い結婚において、まず考えられるのは、お互いの条件に合う人を選ぶ確率が高いということです。
両家のバランスを重視して、経済感覚など同じようなレベルの相手を選ぶことにより、似たような価値観になります。
お見合いは結婚を前提としているので、結婚そのものに前向きであることも結婚生活にとってはプラスになるでしょう。
純愛に近い愛情
また、お見合い結婚の場合は、どちらかというと穏やかにスタートし、最初から相手に必要以上の期待を抱かないため、少しのサプライズでも大きな喜びになりやすいと言えます。
加えて男女とも恋愛経験に乏しい場合が多く、自分に自信が持てなかったり、異性とどのように交際していいのかわからなかったりなど、奥手の人が多いため、一度この人と言う風に決めた場合は大切に思ってくれる人が多いようです。
愛情表現としてはぎこちないかもしれませんが、それが逆に新鮮にうつるのかもしれません。
お見合い結婚で後悔した?
お見合い結婚のイメージとして、まず始めに肩書や条件などで選ぶため、どうしても事務的な感じがするのは否めません。
ラブラブな結婚生活に憧れるのもわかりますが、それは新婚時代のみと言っても過言ではないでしょう。
実際、どちらの結婚でも、子供を産み育て、次第に淡々とした生活が続き、特に熱い想いを抱くわけでもない毎日の繰り返しになっていきます。
お見合い結婚の場合は、恋愛結婚よりもその日常が早くやってくるということ。それが後悔だとしたら、少し贅沢なことかもしれません。それは生活の基盤として、実はとても大事なことなのです。
結婚は、毎日の生活の積み重ねで、お互いに認めた条件のもと、安定した生活ができるというのは、お見合い結婚の大きな幸せにほかならないでしょう。
そして、100%の愛情から少しずつ冷めていくよりも、ほどほどのほうが上昇する可能性も大いにあり、二人の気持ち次第で幸せな結婚生活を送ることは十分可能なのです。
年齢を重ねたころに、そばにいることが心地よい、そんな結婚生活にしたいものですね。
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