- 農家とは結婚できない?
- 農家の長男と結婚すると後悔する問題とは?
女性はなぜか農業を営む農家の男性とは結婚できないと思っている方が多いようです。
それには何らかの理由があるに違いありません。また、農家の長男と結婚すると後悔する問題があるというのです。
ここでは、農家とは結婚できないと思っている女性の心理と、農家の長男と結婚することで後悔するであろう問題について解説していきたいと思います。
女性が農家に対して持つイメージ
- 農家であることは気にならない:16%
- 躊躇する・考える:12%
- 条件次第では結婚もあり:31%
- 農家の人とは結婚しない:34%
- その他:6%

女性の中では、農家に対して「気にしない」と感じている方がいることが分かります。
これは、農家の現実を全く知らない方が安易な答えを出しているにすぎません。
仮に都会生まれ都会育ちで、虫ひとつ触れないような環境下で生活をしてきた方にとって、いきなり農業の家に嫁ぐとなると、180度違う世界を目の当たりにすることで、地獄であると感じる可能性が高いと言えます。
また、彼が好きだから結婚するという方も中にはいるでしょう。しかし、農家の嫁となると、単に相手のことが好きだけでは成り立たない古いしきたりのようなものも存在するため、後々に後悔することになるかもしれません。
そして、農家だからと言って、全ての方が高収入であるとは言い切れません。それに、天候に左右され、収穫高が少なくなれば、それだけ収入も減ることになる為、生活は安定的ではないことが伺えます。
もちろん、中には、住めば都と言ったように、以下のように好意的な感想を持っている方もいます。
- 農業に慣れてしまうとそれなりに楽しく農作業ができる!
- ド派手な生活とまではいかず、至って地味な毎日を送ることになりますが、毎日がアクティブで楽しい!
- 農家の嫁になってよかった!
しかし、やはり古いしきたりのようなものが存在するとなれば、結婚後の同居も気になるところです。農家を行う方となれば、田舎暮らしかつ同居は絶対条件とも言えそうですね。
一方で、完全同居ではなく、同じ敷地内に別々の家があるのであれば、農家の嫁になっても良いと思う方もいます。

しかしながらその一方で、農家に対して過激な意見を持たれている方も多いです。
- そもそも田舎暮らしは絶対に嫌だ!
- 今の自分の仕事を捨ててまで農家に嫁には行きたくない!
- 自分も農業を手伝うだなんてリスクに感じる!
- 嫁姑問題が頻繁に勃発しそうだから嫌だ!
- あまりに精神的にもきつくて離婚してしまいそう!
女性が抱く農家のイメージとは、やはり誤解なのか真実なのか・・・非常に見極めが難しいような感じがします。
農家の長男と結婚すると後悔する問題は
365日24時間・農作業
農家の長男と結婚するということが、これほど大変なことだったのかと感じる女性は実は結構たくさんいるんです。
とは言え、実際には、結婚し、家もあり、その後は子供にも恵まれ、一見農家であることを除けば、本当にごく普通のファミリーなのです。
しかし、女性というものは本当に忙しいもので、子供が生まれると、子供の世話はもちろん、家事や畑仕事といったように、休む暇もなく毎日必死に動き続けなければいけません。
同じ世代の友達と楽しくおしゃべりしたり買い物に行ったり、映画を観たり・・・。そのようなことは一切ない生活を送っているのです。
農家に嫁ぐ前は、このような生活とは全く真逆な生活をしていた女性にとっては、農家の長男と結婚したことを後悔していることでしょう。
また、農家ともなれば、古いしきたりからか亭主関白な男性も多く、昔からひとつの狭い世界で育ってきた為、現代のイクメンだなんていう言葉は知るよしもありません。
その為、亭主を立て、育児や家事は女性の仕事という概念を未だ持っているのです。その結果、女性が全ての家事や育児をこなし、さらには畑仕事まで・・・。

こんな生活に嫌気がさしてしまう女性も少なくないのです。
嫁姑問題

農家の長男と結婚して後悔する問題と言えば、嫁姑問題です。
特に都会とは異なり、大家族で生活を送っている為、嫁と姑の距離感も非常に近いことから、些細なことでケンカになったりすることも少なくありません。特に女性同士であることから、毎日小言も絶えないことでしょう。
本来であれば、旦那様や子供達とわきあいあいと楽しく過ごせるはずの結婚生活が、姑との近い距離感が仇となり、関係がぎくしゃくしてしまうケースも少なくありません。
だからこそ、農家の長男に嫁いで、いざ、農家の嫁として生きていくことを選択した場合は、姑と対等な位置関係にいてはいけません。姑の言うことは右~左へ聞き流すくらいで十分です。
しかし、姑は、近所の人に対し、「うちの嫁はできが悪い」などと言うこともあったり、嫁を悪く言う傾向にあります。
その為、嫁いだからにはそのような仕打ちを受ける可能性も念頭に置き、それに耐えれるだけの精神力を持つことが大切です。
だからこそ、頑張りすぎる必要はなく、何ならどうぞ悪口を言ってください。といったくらいの気持ちでいる方が良いですよ。

とは言え、中にはとても良い農家の長男の嫁になることができる場合もあるんですよ。
田舎は過疎化が進む為、農家に嫁に来てもらえるなんて有難いと感じている方も多く、あなたがどちらに転ぶかはこれからの生活にかかっているかもしれませんね。
味方になってもらえない
農家の家庭に生まれ育った旦那さんにとっては、この生活がごく当たり前であり、ストレスになりようがありません。その一方で、農家に嫁いだ奥さんにとっては全てのことが初めてであることから、不安もたくさんあります。
しかし、旦那さんというのは冷たいもので、初めて農家に嫁いだ女性に対し、そんなこともできないのか・・・?というような素振りを見せることもあるのです。
女性側としては、初めての世界に急に飛び込んだものだから、当然右も左も分からなくて当たり前です。しかし、そこを姑と同じように女性を責め立ててしまっては、もう居場所がありません。
困った時にこそ、旦那さんがあなたの味方をしてくれるのが当たり前だと思っていても、農家の実態は実は違っていたりするのです。
しかもこれが当たり前だという風潮も、さすがに都会育ちで過ごしてきた女性にとっては、後悔の念にかられることでしょう。
古いしきたりを受け入れるしか無い
田舎の農家は、長男が家を継ぐという考え方が今もなお残っていることから、農家の嫁に行くとなると、かなりの覚悟は必要ではないかと思われます。
これはこのようにしなければいけない、この方法が正しい。などといったような、決まり切ったルールと言う者を理解するしかありません。もちろん、そこに旦那様の協力要請は必ず必要です。
もし、何も協力してもらえないとなると、やはり最終的には「離婚」という2文字が待っているでしょう。
どんなに大変でも、農家の長男と結婚して後悔しない生活を送ることができるよう、あなたもその土地、その家柄の古いしきたりを理解するよう、ポジティブに生きましょう。
まとめ
いかがでしたか?農家の長男と結婚すると後悔する問題について解説しました。
農家の長男と結婚することで、あなたがこれまで生きてきた住み慣れた土地を離れ、ライフスタイルも変わり、どこまでその変革に順応できるかが重要なポイントになります。
農家の長男と結婚することによって、後悔のない結婚生活を送ることができるよう、あなた自身も努力し、お互いを尊重し合える環境になることを祈っています。
農家の長男の嫁として!!エールを送りたいと思います。
結婚に関する記事
農業・農家について