• 神道と仏教はどんな違いがあるの?
  • 結婚や葬式はどちらで行うもの?

外国にはそれぞれの宗教があります。

日本にも様々な宗教が存在します。

また、自身がどの宗教を信仰するかなどについてはそれぞれ個人の自由とされています。

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日本には、神道と仏教がとても馴染みのある宗教ではないでしょうか。

ここでは、神道と仏教の違いや結婚やお葬式ならどちらを信仰すべきかについて解説していきたいと思います。

神道と仏教の違いは何?
結婚や葬式をやるならどっち?

さまざまな宗教がありますが、自分の信仰する宗教をあまり考えたことがない方もいらっしゃると思います。

 

実際にお正月の初詣、節分、お盆などの日本の伝統行事は、仏教の習慣なんですよね。何気なく昔から行っている行事なので、宗教などをあまり意識していない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

実際に私もその1人です。これを機会に、仏教と神道について少し学んでみましょう。

 

神道とは

 
神道とは、日本における民俗宗教のことを指します。

キリスト教などとは異なり、特に教祖が存在したり、その教えや教典などといったことは何もありません。

 

神道を信じている方は、亡くなった方や動物の霊が宮を作り祭ることで、生きている人間に対し、幸福や不幸を与える力を持っていることを言います。

 

神道のお祈りの方法

  • 神社に行くと鈴をならして手を合わせる

これは鈴を鳴らすことで神様があなたの存在に気付くのだそうです。

 

そんなあなたは、神様の前で自身の願い事をするのが一般的であると言われています。

 

仏教とは

 

仏教は、三世十方を貫く道理があります。

「三世」は過去、現在、未来を指し、「十方」は東西南北上下四惟を指します。

いつでもどこでも変わらない真理の教えがあります。

普遍性もあり、世界中で信奉される世界宗教とも言われているのです。

仏教はインドの釈迦が開祖したとされる宗教です。

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日本においてはこれを「お釈迦さま」と呼んでいます。

仏教は飛鳥時代に日本に渡ってきたことが日本書紀にしるされています。

 

また、私達が学校で習う歴史については、教科書には538年と記載されているのです。

 

そんな仏教は、飛鳥時代から現在に至るまで、長い年月をかけ、多くの宗派が誕生したのです。

 

神道と仏教の違い

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2つの違いは「経典」の有無があげられます。

仏教は、釈迦がその教えを記録したとされる「経典」を教典としています。

 

神道にはそのような経典がありません。

 

神道はあくまで日本人が生活する中で生まれたと言われているある考え方であることから、決まったルールというものは何もないのです。

 

仏教は「僧」や「尼」が聖職者であり、それらを「お坊さん」や「尼さん」などと呼んでいます。

このお坊さん尼さんがお経を唱えています。

神道では、烏帽子をかぶり袴を身にまとった「神職」「神主」「巫女」が聖職者となり、それらを「神主さん」などと呼んでいます。

神主さんは、神社に仕え、社務や祈祷を行っています。

 

仏教で幸せになるためには

仏教は、何事においても、結果には必ず何らかの原因があるという考えである「因果の道理」で説かれています。

その為、私達が幸せになろうと不幸になろうと、その運命は自分自身がどのように生きてきたかによって決められるという考えを持っています。

 

その為、自分の願いを叶えたい!このような人生を送りたい!こんな良いことが起こってほしい!

 

などといったような自分の希望を叶えたいのであれば、それに応じた種まきをしっかりと行わなければなりません。

 

それを行うからこそ良い結果を得ることができると考えらられているのです。

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その為、自分の願望だけを貫こうとしても何も願いはかないません。

さらに、金銭や財産に基づくもの、まだ、高校や大学合格祈願、結婚などの良縁、交通安全といったものに対する願いは、一時的な幸せにしかすぎないのです。

 

本来の仏教の目的は、そんな一時的な、後に消えてなくなってしまうような一時的な幸せではなく、永遠に続く幸せを願うものなのです。

 

このようなことから、その目的が異なることが分かります。

 

神道は欲望に沿った願いを 仏教は普遍的な幸せを説く

神道においては、私達が欲望を持ったそのままの願い事を叶えてくれる力があるという考えです。

ひとつの欲望が満たされた場合、次の欲望を持ち、そしてまたそれも満たされるといったように、人の持つ欲はどんどん大きくなっていいます。

 

しかし、どんな願いでも叶うといったことに幸福感を感じない方もいたかもしれません。

 

仏教においては、幸か不幸かは、すべて自分の行いに原因があるという因果応報の考えを主体にしています。

 

つまり、幸せが訪れるようにするためには、日頃の行いを正すことが大切であり、不幸が訪れるのであれば、それだけ悪行を行った・・・という事実が存在するのであろうと考えられているのです。

 

仏教の教えの中には、他力本願、自力本願の考えがあります。

 

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このようなことから、仏教は神道よりも自力本願の要素が強いと言えます。

 

神道は統治者が存在し、仏教は神だけではなく全ての人々の行いにより人類が進化したと考えられているのです。

神道と仏教の葬儀の違い

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神道と仏教においては、その葬儀にも違いがあります。

 

神道の場合の葬儀

神道の場合は、神棚に神様が存在すると信じられています。

そして、亡くなった人は葬儀で供養され、その後は神棚に入ることはできず、その神棚は閉ざされてしまうそうです。

葬儀で無事に神様となられ、神棚を開け、故人は神となり、家族を守ってくださるそうですよ。

 

その為、神道においては、焼香はありません。玉串を奉納することになります。

 

仏教の場合の葬儀

仏教の場合は、亡くなった人は神様にはなりません。

仏という悟りを開いたという方になり、仏様のそばで過ごすことになります。

故人が浄土で楽しく過ごすことができるよう、葬儀や通夜を行い、お見送りをします。

 

そして、四十九日までは遺族は故人が浄土へ行くことができるよう、初七日から法事を行います。

 

今の時代は自由に選べる

亡くなった方が幸せになる為には、神道の方が家の中で共に過ごしているという感覚がします。

 

どちらが亡くなられた方にとって幸せかは分かりませんが、故人が幸福に過ごすためには、やはり仏教の方が仏様が常に近くに存在している為、亡くなってからも幸せを感じるかもしれません。

 

現代は、どのような宗教を選択し、それを信仰するかについては誰もが自由に選択することができます。

 

全く何にも信仰していないという無宗教の方も存在します。

 

その場合は、葬儀をとり行う会社に相談してみると良いでしょう。

 

神道と仏教における結婚式は?

今や日本の伝統とも言える結婚式を、和装で挙げようという方は年々増加しています。

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そんな「神前式」と「仏前式」にも違いがあります。

下記にて解説していきたいと思います。

 

神前式

神前式は、神様に2人が結ばれたことを報告し、それについて感謝の気持ちを持つことを意味します。

 

これからのご加護を願う意味が大きいと言われています。

神前式では

  • 玉串を神前に捧げる儀式が行われます。
  • 雅楽の音色と共に、本殿へ向かい、新郎新婦が結婚することの報告という祝詞が読まれます。
  • 「三献の儀」である三々九度の杯を新郎新婦が行います。

 

仏前式

仏様及びご先祖様に対し、結婚の報告をします。

 

そして、2人がここに巡り合えたことを感謝する儀式です。

 

仏教においては、一度結婚した相手とは、来世まで連れ添うという教えがあります。

仏前式では

「念珠授与」と呼ばれる儀式を行い、結婚のお祝いに、僧侶が白房の数珠を新郎に、赤房の数珠を新婦に授けます。

そして、三々九度の杯を行います。

仏前式においては、お経が読まれたり、お焼香をあげることが行われます。

 

まとめ

いかがでしたか?神道と仏教の違いや結婚式、お葬式の違いについてご紹介しました。

神道と仏教では、そもそもの考え方が全く異なっていること、また、亡くなった後の過ごし方についても違いがありました。

現代は誰もが自由に宗教を信仰することができます。

 

それぞれの宗教に合った結婚式やお葬式を行ってください。

 

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