- じゃがいもはどのくらいで芽が出る?
- じゃがいもの発芽条件とは何?
- じゃがいもに適している保存方法とは?
じゃがいもは安く、いろいろな調理ができ、しかも栄養価の高いすぐれた食材です。
そして、その奥の長所の中に長期保存できる食材であるという点もありますね。
しかし、小さいころから聞かされている方も多いかと思いますが、じゃがいもの芽には毒があるという点ですね。
放っておいたじゃやがいもの、あっちこっちから真っ白い芽が出てくるということを体験した方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、じゃがいもの芽の出ない保存方法について調べてみました。
じゃがいもはどのくらいで芽が出る?
長期保存が可能なじゃがいもですが、概ね3か月くらいが保存期間の上限といわれています。
しかし、それより以前に芽がでてしまうこともありますね。とにかく、芽が出る期間というのはどうなっているのでしょうか。
じゃがいもには休眠期間がある
じがいもには「休眠期間」というものがあります。
これは、品種によって若干異なりますが、概ね3か月の間は目を出すことが無いという、言ってみれば活動しない「じゃがいもが眠っている」期間ということになります。
しかし、この3か月という時間を経過してしまった場合、じゃがいもは、芽の生える条件がそろうと活動を始めてしまいます。
そして、じゃがいもからニョキニョキと白い芽がでてくるというわけですね。
発芽条件をそろえないことで長期保存
休眠期間を過ぎたじゃがいもは、もう発芽スタンバイ状態なわけです。

条件さえそろえば、芽がでてきます。
ということは、逆に言えば「発芽の条件」をそろえばければ、じゃがいもを長期保存できるのではないかということです。
では、じゃがいもの発芽条件はなんでしょうか。
じゃがいもの発芽条件とは何?
では、じゃがいもの発芽条件を具体的にみていきましょう。
じゃがいもを明るいとこに置かない
そもそも、じゃがいもが芽を出すことは植物として子孫を残すという大原則を考えれば、当たり前のことです。

しかし、そこには条件があるのです。
まず、ひとつ目が光りで、その光の生み出す温度ですね。
これをそろえないことです。じゃがいもが芽を出すことを遅らせるために重要なことになります。
陽に当てない
じゃがいもは、日光であっても蛍光灯であっても光の当る場所に保管してはだめです。光によって、休眠状態から目覚めたじゃがいもは活動しだします。
じゃがいもが芽を出すための温度は、品種により多少のばらつきがあるにせよ、概ね10度から20度といわれます。
10度以上の環境で光が当たると、じゃがいもは芽を出すために活動しだします。
とにかく、じゃがいもの芽を出させないためには、暗室で10度以下の場所に保管するということですね。
湿度によっても生える
じゃがいもは空気中の水分が多いこと、つまり湿度が高いと芽を出しやすい状態になります。
よく、じゃがいもを保管するのは、風通しのいい場所にしましょうというのがあります。
あれは、湿気がこもってカビを防ぐ意味もあるでしょうが、そもそもじゃがいもが活動しやすい条件を創らないということなのです。
絶対に湿気の多い場所でじゃがいもを保管してはいけません。
それは、じゃがいもを痛める可能性も上がりますし、じゃがいもの発芽のための活動を促進するような結果になってしまう可能性につながるからです。
じゃがいもに適している保存方法とは?

では、どんな保存方法がベストなのでしょうか。
常温保存はどう?
じゃがいもは、常温保存を奨める情報が多いですね。
光の当らない暗い場所で、湿気を防ぐためひとつずつを新聞紙でくるむなどして、段ボールや、麻袋の中に入れておくなどの保存方法ですね。

この方法は正しいです。
しかし、芽をだささないなら、冷蔵庫でいいのではないかと思いませんか。
冷蔵庫は向かない

冷蔵庫は、暗く湿気も少ないです。
しかしなぜ、冷蔵庫よりも常温保存がいいといわれるのでしょうか。
単にじゃがいもの芽を出させない、発芽させないという目的だけであれば、冷蔵庫にいれるのはひとつの方法です。
しかし、この方法には実は問題があります。それは、冷蔵庫の中は湿度が低すぎ、乾燥しすぎているのです。
だからこそ、乾燥しすぎてじゃがいもの水分がどんどん蒸発してしわしわになってしまうわけです。これは、他の野菜を入れても同じことが起きるかと思います。
そのようなじゃがいもは、味も落ちますし、痛みも早くなってしまって結局、長い保存ができないということになりますね。
野菜室の有効利用
最近の冷蔵庫には、比較的湿度が高く温度も高めに設定されている野菜室がありますね。
冷蔵室ではなく、この野菜室を利用するのならば、かなり理想的な保存が可能でしょう。
光を遮断し、湿度も乾燥しすぎず温度も低いですよね。
じゃがいもの芽を出すのを遅らせる保存をするなら名場、一番手軽で確実な場所かもしれません。
この野菜室に保存する場合も、一つ一つを新聞紙につつみ、びっしりと入れないで適度の間隔で保管するのがいいでしょう。
そして、リンゴを一緒に保存すると、長持ちさせることもできます。
スーパーで買ったじゃがいもの場合
ほとんどの方が、じゃがいもをスーパーなどで買っているのではないかと思います。
自家栽培で収穫している方もいるでしょうが、スーパーで販売されているじゃがいもは、農家で収穫され、出荷されそして輸送して、店頭にならんでいるわけです。

その間、何日か経過していますよね。
ですので、休眠期間ということを考えると、自家栽培したじゃがいもよりも、短いと考えるべきでしょう。
ただし、方法をしっかり守ってじゃがいもを保管するならば、十分に日持ちするでしょう。
確かに上限で3か月、一般に2か月から3か月の長期保存が可能なじゃがいもですが、できるならなば、保存を前提にせず、どんどん消費していくほうがいいでしょう。
冷凍保存はダメ?
じゃがいもの芽を出させないのは、発芽条件をそろえないことですね。であれば、いっそ冷凍保存してしまえないいのではないかと考えた方はいませんか。

それは、やめておきましょう。
絶対にお奨めできません。まず、じゃがいもを冷凍にするとそれはじゃがいもではなく全く別のスポンジのような味のなにかになります。
これは、生であっても茹でたじゃがいもでも同じです。
冷凍から解凍することで、細胞が破壊され、食感最悪のじゃがいもができあがります。
これを防ぐ急速冷凍する方法などもあるようですが、少なくとも手軽にできるものではないです。
暗く風通しのいい場所がベスト
一般的な品種の中では、メイクインだと休眠期間が長く目を出しにくいです。また、男爵イモはそれよりも休眠期間が短く、比較的芽を早く出してしまうことがあります。
このように、品種ごとの特性や、スーパーで購入した場合は、出荷時期の問題もあります。そのあたりのバラつきはある程度は仕方ありません。
しかし、光を当てないとこと、適度の湿度であること、そんな場所に保管すれば、じゃがいもの発芽をおくらせ、長期保存が可能となります。
さいごに
いかがでしたか。今回は、じゃがいもの上手な保存方法や発芽の原因についてご紹介しました。
じゃがいもは生きています。しかし「休眠期間」というものがあるため、長期保存に向いた食材となっています。
だからこそ、上手に保存して上手く活用しましょう。
そうする事で、鮮度の良いじゃがいもをいつまでもたのしむことができると良いですね。
最後までお読み下さり、誠にありがとうございました(^^)
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