- ハロウィンは一体どんなイベントなの?
- ハロウィン発祥した国や起源は?
毎年ハロウィンの季節が近づいてくると、何だかワクワクしませんか?
そんなハロウィンですが、アメリカが発祥国だと思っている方が非常に多いことをご存知ですか?
しかし、実際はハロウィンの発祥国はアメリカではないのです。
そこで、ここでは、ハロウィンの発祥の国がどこなのか?また、なぜアメリカのイメージが根付いたのかについて調べてみました。
ハロウィンは一体どんなイベントなの?
ハロウィンは、日本でもすっかりお馴染みのイベントとなりましたね。
近年では、渋谷では、毎年ハロウィンの日は朝まで仮装した若者が街を練り歩いています。

この日は、子供たちは仮装をし、お菓子をもらうというイメージがあると思います。
では、このハロウィンじたいは一体どんな意味のあるイベントなのかご存知ですか?
また、ハロウィンが発祥した国やその歴史など、詳しいことを正確に知っているという方は少ないと思います。
このハロウィンは、もとおは古代ケルト人が秋の収穫を祝う収穫祭とともに、其の日に悪霊を追い払うとして行われてきたイベントです。
現代ではアメリカにおいて一大イベントとして定着しています。
ハロウィンの発祥した国や起源は?
多くの方が「ハロウィン=アメリカ」というイメージをお持ちかもしれません。
ハロウィンの発祥した国は?

実はハロウィンの発祥国はアメリカとは別の国であり、後にアメリカにハロウィンが伝わったと言われているのです。
そして、日本においてこのハロウィンが一大イベントとなったのもつい最近の話であるとも言われているのです。
では、ハロウィンの発祥国は一体どこなのでしょうか?
実は、このハロウィンは、ヨーロッパのアイルランドが発祥地となります。
ハロウィンの起源は?
ハロウィンは、その発祥国はアイルランドですが、ハロウィンの起源は古代ケルト人が支配していた時代に遡り、ハロウィンの起源は相当昔のことだと分かります。

そして、このハロウィンは、古代ケルト人が作物が豊富に実るよう祈願するサムハイン祭が起源となっています。
サムハイン祭は、その年の作物の豊作祈願を行う為のお祭りであり、人が神の生贄に捧げられるということもあったと言われています。
お化けに魂と取られる・・・などと言いますが、意外にも怖いお祭りとして定着しているのかもしれません。
そして、現代ではハロウィンは10月31日に開催されていますが、ケルト人のサムハイン祭りも同じく10月31日に開催されます。

これは、ケルト人は11月1日から新年がスタートするため、10月31日は日本で言う大晦日となり、11月1日が元旦という扱いとなるのです。
悪霊が来ることを防ぐためにも、仮面をかぶる、そして、魔除けの火を焚くということを行っています。
魔よけの火から『ジャック・オ・ランタンの発祥』となった
魔除けの火は、収穫物のカブなどをくり抜いてランタンを作り火を焚いていました。

これが、ジャック・オ・ランタンの発祥ですね。
それに加えて、仮面を被る⇒仮装をするというように、今風のハロウィンに変わっていきました。
ケルト人が行うサムハイン祭では、作物の豊作を祈るのと同時に魔除けも行われていたそうです。
サムハイン祭はケルト人にとって大事なお祭りだったことお分かりかと思いますが、人が生贄にされるのはやっぱり怖いですよね。。。
現在のハロウィンは今でこそお祭りの要素が強いですが、その発祥はあまり楽しいようなものではなかったようですね。
ハロウィンの元々の意味とは?
古代ケルト人が秋の収穫を祈ることと、悪霊を追い払うことを目的にハロウィンが開催されていたようですが、ケルト人にとって10月31日は日本の大晦日にあたる日です。

ケルト人は、この日に故人の霊が家に帰ってくると信じてきたのです。
そして、この日に故人の霊だけではなく、悪霊や悪魔、そして魔女までもが一緒に帰ってくる日であるため、街中は幽霊だらけとなっているのです。
この幽霊に魂を取られてしまわないよう、また、あの世に連れて行かれないよう、自分の身を守るためにケルト人は仮面をかぶり、仮装をし、魔除けの火を焚いて過ごしていたのです。
そして、その後、キリスト教徒の聖者祭とケルト人の幽霊祭が混同され、現在のハロウィンが出来上がりました。
なぜハロウィンで仮装するの?
ハロウィンで仮装する理由は、悪霊に自分の魂を取られてしまわないようにするために仮装をしていました。

これは、自分が生きている人間であることを察知されてしまうと、そこで魂を取られる可能性があるからです。
幽霊や悪魔、魔女などと同じ幽霊であると信じ込ませることで、魂を取られることを防ぐことができるのです。
だからこそ、仮装をするという方法がとられるようになったそうですよ。
それだけではなく、仮装をすることで魔除けとして有効となり、邪悪な魔物を追い払うことができるとも言われているのです。
幽霊だと思わせ、仲間だとアピールすることで自分の身を守っているということが分かります。
そして、現在のハロウィンの仮装はそもそもアメリカが発祥地であると言われており、日本でも10月31日のハロウィンの日には多くの若者が仮装し、渋谷を占拠しているのがニュースにもなっていますね。
それほどハロウィンが日本にも定着していることが分かります。
ハロウィンはアメリカのイメージが強い?
ウォルトディズニーがアメリカ発祥であると同様、様々なイベントの発祥はつい、アメリカだというイメージが根強い気がしますよね。
これについて調べてみると、ハロウィンの風習がアメリカに伝わった時にすでにそれらが影響していることが分かっています。
アメリカにハロウィンが伝わった時は、すでにアメリカでは株ではなくかぼちゃの収穫高が良く、このかぼちゃを利用してランタンを作るようになったことが始まりです。

実際には、ハロウィンの発祥はアメリカではありませんが、ランタンをかぼちゃで作って使用するようになったのはアメリカが発祥国であると言えます。
そして、現代においては、ハロウィン=かぼちゃのランタンといイメージが根強いですよね。
そのため、多くの方がハロウィンの発祥地がアメリカであるというイメージとなっても仕方ないような気がしますね。

ですが、実際のハロウィンの発祥国であるアイルランドでは、現在もカブでランタンを作っているそうです。
カブでランタンを作ると・・・なぜかかぼちゃよりもリアルで怖さが増してしまいますよね。
まとめ
ハロウィン発祥の国や、ハロウィンがなぜアメリカのイメージが根強いのかについて解説しましたが、いかがでしたか?
この記事を読むまで、「ハロウィン=アメリカ」と思っていた方も多いのではないでしょうか?
実に私もそう思っていました。
むしろ、アメリカ意外な訳がない!などと一人啖呵をくくっていましたから何とも厄介ですよね(笑)
ハロウィンの文化が日本に渡り、定着して早20年余りが経ちますが、日本ではまだその歴史が浅いことでも知られています。
ハロウィンは悪霊を追い払い、仮装をしてあなたの命を守るものです。
とは言え、堅苦しい考え方はせず、楽しい仮装パーティだと思って実施してみましょう。
特に、小さなお子さんは、様々な場所を回ってたくさんのお菓子を貰えるので、より楽しいイベントとなるはずです。
今年のハロウィンは早めに計画を立て、より楽しいイベントにしてくださいね。