- ロングスリーパーって何?それって本当にロングスリーパー?
- ロングスリーパーの特徴とは?原因はなに?
- ロングスリーパーは改善できる?簡単な対策とは?
メリットが多いショートスリーパーに対し、あまり良いイメージのないロングスリーパーとはどのような原因からそうなってしまうのでしょうか。
できれば、平均的な睡眠時間に改善したいと悩む人も多いと言われています。
そこで今回は、ロングスリーパーの主な原因や改善できる簡単な対策をご紹介したいと思います。
ロングスリーパーって何?それって本当にロングスリーパー?
まずは、基本的にロングスリーパーとはなんなのかを説明しましょう。
私達は、眠たい時に眠れるだけ寝ているつもりですが、世の中には睡眠時間が異常に短いショートスリーパーと、逆に長いロングスリーパーが存在します。
- 基本睡眠時間 7〜8時間
- ショートスリーパー 6時間未満
- ロングスリーパー 10時間以上
ちなみに、基本的な睡眠時間を取る人のことを”バリュアブルスリーパー”とも呼びます。
ショートスリーパーは得する
この中で、”長く眠れるなんて幸せ”とロングスリーパーを羨ましく感じる人も多いですよね。

しかし、そうでもないのです。
それよりも、ショートスリーパーは短い時間で質の良い眠りを得ることが出来るので、ロングスリーパーに比べメリットも多いと言われているのです。
なぜなら、普通の人が就寝に充てている時間を活動に充てることができるからです。
だからこそナポレオンやエジソン、野口英世など偉大な功績を残した有名人にもショートスリーパーは多いと言われていますね。
ロングスリーパーは?
では、ロングスリーパーはどうなのでしょうか。
基本的に、眠れない人の方がマイナスなイメージがありますが、ロングスリーパーという事は人よりも長い時間眠らなくては、コンディションが整わないという事になります。
また、寝ても寝ても眠かったり朝起きれないなどの支障もあるのです。
ロングスリーパーの特徴とは?原因はなに?
では、まず詳しくロングスリーパーの特徴を見ていきましょう。
ロングスリーパーがあまり良くないと言われている原因は以下の通りです。
- コミュニケーション能力が低下する
- 鬱など精神的な影響がある
- 生きる意欲に欠ける
このように、ロングスリーパーの人は基本的にストレスを抱えやすい傾向にあります。
悪循環が生まれる
例えば、人とのコミュニケーションや仕事のストレスから本来は眠れなくなるところ、その事を寝ている間は考えなくて良いことから必要以上に睡眠を取ります。
そうすると生活リズムは崩れ、変な時間に眠くなったり朝起きれなくなりますよね。
その結果、益々ストレスを受ける環境ができてしまいます。
このように、どこがきっかけとなるかはそれぞれですが、睡眠時間が狂う事でストレスを受け、またストレスを受ける事で睡眠時間も狂ってしまうのです。
ロングスリーパーになる原因
では、ロングスリーパーはどうしてなってしまうのでしょうか。
まず、基本的に睡眠時間が人より異常に長い原因は大きく分けて2つあります。
- 病気
- 体質
病気
まず病気というのは、いわゆる『過眠症』です。
日中に過度な眠気、または長時間の夜間睡眠が繰り返されること。
特に、日中の眠るべきではない場面、仕事中、食事中、会話中などに何度もの居眠りを強いられる。
このような状態から、人よりも睡眠が長くなってしまうのです。
体質
一方、病気ではなく体質や生活スタイル、もしくは遺伝的に過眠となっている人がいます。

これが、いわゆるロングスリーパーです。
この中で、遺伝的に睡眠時間が長くなっている場合は、なかなか改善が難しいとされています。
分かりやすく説明すると、自分にとって必要最低限の睡眠は遺伝子の影響を受けており、それ以外の睡眠については環境による影響を受けているとされています。
だからこそ、体質や生活スタイルからロングスリーパーとなっている場合、一定の対策法を取り入れる事でロングスリーパー改善につながる事もあると言うことになります。
ロングスリーパーは改善できる?簡単な対策とは?
このように、ロングスリーパーである事にあまりメリットがないことから、ロングスリーパーを改善したいという人はとても多いです。
では、今日から簡単にできる改善方法をいくつかご紹介しましょう。
まず、ロングスリーパーになる大きな原因は、”質の良い睡眠がとれていない”という事になります。
つまり、まずは眠りの質を上げる事をポイントに考えると良いのです。
- 起床時刻を一定にする
- 朝目覚めたら太陽の光を浴びる
- ストレスを軽減する
- 仮眠をとる
- 軽い運動を取り入れる
起床時刻を一定にする
起床時間を、平日休日共にまず一定にしましょう。
休みだからと夜更かししたり、遅くまで寝ていると睡眠リズムを大きく乱す原因となります。
だからこそ、休日も平日とあまり変わらない一定の起床時間をキープする事を心がけ、最低でもプラス1~2時間で起きるようにしましょう。
朝目覚めたら太陽の光を浴びる
ロングスリーパーの人は、”セロトニン”という成分が人より不足していると言われています。
この成分は、基本的に日光をたくさん浴びる事で生成される成分です。
しかし、ロングスリーパーの人のように、時間に関係なく長時間寝ていると日
だからこそ、まずは日光をしっかり浴びる生活をすることが大切です。
日光を浴びる事で、セロトニンが生成され質の良いバランスのとれた睡眠を得る事ができるでしょう。
ストレスを軽減する
さらに、生活の中でストレスは誰しも感じますが、それを発散させたり受けないようにすることも、改善方法の一つです。
- 嫌な人には近づかない
- ”~しなければならない”という考えを減らす
- プライベートと仕事を分ける
- 人の言う事を取り入れすぎない
このような方法を通し、少しでもストレスを溜めないライフスタイルをつくる事が大切なのです。
仮眠をとる
ショートスリーパーの多くは、一日の中で数十分の仮眠を取ることで、逆に質の良い眠りを得る事ができています。
これと同じく、午後3時までに約20分ほどの短い仮眠を取るクセを付けるようにしてみましょう。
そうすることで、寝なくてはいけない時間帯にバランスよく眠る事ができます。
軽い運動を取り入れる
激しい運動はアドレナリンが出ますが、軽い運動であれば程よい疲れがよい睡眠環境となる事もあります。
特におすすめなのが、就寝の1~2時間前に軽い運動をする事で体温を少しだけ上げましょう。
そうする事で、バランスのよい眠りにつきやすい体温となるでしょう。
このように、日々少しずつ自分で出来ることから始めて、まずはストレスレスなライフスタイルを手に入れる事が大切です。
そうする事で、自然と質の良い睡眠を手に入れる事ができ、バランスのとれた睡眠時間を保つ事が出来るでしょう。
さいごに
いかがでしたか、今回は、ロングスリーパーになってしまう原因や、その改善方法などをお教えしました。
ロングスリーパーはその原因も様々なので、まずはどんな原因からそうなってしまったのかを知る事も大切である事が良くわかりましたね。
その上で、今回ご紹介した対策を実践してみる事で、改善に近づくこともあると思います。
少しずつでもよいので、ロングスリーパーは改善できます。

ぜひ、参考にしてみてください。
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