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  • アボリジニの狩りではブーメランが武器?
  • ブーメランなら友達へのお土産にもおすすめ?

国際化が進み、日本から毎年多くの人が旅行や留学のため海外へ渡航しています。

近年では30歳までの若い方が対象のワーキングホリデーという制度を利用する人も増えてきました。

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ただやはり慣れない海外での旅行や暮らしに不安はつきまとうもの。

テロや事件、経済破綻など暗いニュースがつづく中、治安がよく旅行にも長期滞在にも適している国ということで、オーストラリアが現在非常に人気の渡航先として知られています

 

アメリカやカナダと同様、比較的まだ新しく世界中からの移住希望者が集まる多民族国家・オーストラリア。

 

建国からは230年しか経っていませんが、先住民族は約50.000年も前からオーストラリア大陸で生活していたこと知っていましたか

 

今回はそんな世界でも最も古くから存在していたとも言われているオーストラリアの先住民族、アボリジニについて見ていきたいと思います。

オーストラリアの先住民・アボリジニ

 

アボリジニの生活・自然との共存

古代から存在していたといわれる他の国の先住民族と比べても、アボリジニ達は特に自分たちが住んでいるエリアの自然、土地、動物達を特に大切にして生きてきました

 

自然のあらゆるものから創造の痕跡を辿り、祖先からの受け継がれてきたもの、教えなどを学びます。

 

彼らは代々先祖達が暮らしてきた地域の周辺で移動しながら、食料や資源を全て共同で収集し部族同士で暮らしていました。

 

アボリジニ達は農作業をせず、火、儀式、狩りや適度な収穫を行い自分たちが住む土地を維持しながら自然と共に生きてきました

 

動物や植物を家族として扱い、共有している土地の自然リズムや自然周期を尊重し大切に守ってきたのです。

 

クック船長も感動!?アボリジニの自然との共存

アボリジニ達はおよそ50.000万年もの間現在のオーストラリア大陸で生きてきたにも関わらず、イギリス人入植者たちがはじめてオーストラリアに来たときは自然がそのまま保存されていました。

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野生資源が豊富な森はほとんど手つかずの状態で残されており、水資源もそのまま維持されていました。

世界自然遺産登録数12件と世界でも有数の大自然の国ですが、現在多くの人々が訪れる国立公園はアボリジニの環境にやさしい上、環境に責任を持つ行き方が反映された結果現在の形で残されていると言えるでしょう。

 

このように自然保護を正しく実践すれば、自然とともに美しく、幸せな生き方ができるということを現代に生きる私たちも考えさせられるきっかけにもなります。

 

1970年オーストラリアを最初に発見したキャプテン・ジェームズ・クックは、世界中を航海しヨーロッパ人ではじめてハワイ諸島を発見、ニュージーランドの海図を作成、自筆による世界周航の航海日誌を残したとしても知られています。

 

彼が現在のシドニー湾で出会ったアボリジニを見た際「今まで出会った人々の中で、一番幸せな人々だ」と感激したと言います。

アボリジニの狩りで大活躍・ブーメラン

そんなアボリジニ達は自然の生態系を壊さないよう、不必要な狩りは行わなかったと言われています。

それでも生きていくために必要な量の狩りを行う際には槍などの道具を使っていましたが、その中でも不可欠だったのがブーメランです。

 

ブーメラン

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現在では小さい子供や動物のおもちゃとしてもとてもポピュラーなブーメラン。

実は非常に起源が古く世界中の古代文明でも見つかっており古代エジプト、インド亜大陸や石器時代のヨーロッパでも狩り道具や武器として使われていました

 

どこで誰が最初に発明したかはわかっていないのですが、大昔から現在まで世界中で愛用されている道具と言えるでしょう。

 

もっとも一般的なブーメランは約500グラム程度の軽いものですが、200メートル先の獲物まで狙うことができ獲物に非常に大きな衝撃を与えることができたと言われています。

 

この距離は当時同じく武器として主流だった手投げの槍の3倍の長さとなり、非常に強力な道具として使われていました。

 

戻ってくるブーメラン・戻ってこないブーメラン

現在は遠くまで投げて戻ってくるブーメランがメジャーですが、アボリジニのブーメランには戻ってくるものと戻ってこないものがあります。

 

戻ってくるものはより重く作られており、先に刃物が付いているものも多く、主に地上の獣を仕留める際に使われていたと言われています。急所にあてることができればカンガルーなどの動物も一撃で殺してしまうことができるものです。

 

一方戻ってくるブーメランは鳥などのより小さな動物の狩りや威嚇のために使われていました。戻ってこないものよりも軽いため、投げ方や角度などで細かくコントロールできていたと言います。

 

またそれ以外にも音楽を奏でる際の楽器代わり、お祭りの際に使われる道具としてのブーメランも、大地や精霊を崇めながら生きてきたアボリジニには不可欠なものとして重宝されていました。

 

アボリジニとオーストラリアの歴史

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そうして自然と共存しながら生活していたアボリジニですが、今から230年前、1788年にイギリスによる入植が始まります。

当時の入植者たちによる迫害や長い航海の末に持ち込まれた海外からの伝染病などによってアボリジニの数は半数近くにまで減ってしまいます

 

また長年大地を聖なるものとして崇めて生活してきたアボリジニには土地を所有するという概念がなかったため、そこに目を付けた開拓者達にオーストラリアの大部分の土地が奪われてしまいました。

 

その後の白豪主義政策、大規模なアボリジニの幼児強制移動など迫害は続き、市民権が与えられた今でも深刻な社会問題はアボリジニとオーストラリア政府との間に依然として立ちはだかっています。

 

世界遺産オペラハウスとアボリジニ

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オーストラリア最大の街、シドニーのアイコンであるオペラハウス。

現在はオペラハウスが建てられている一帯も長年アボリジニ達がムール貝などを採りながら自然とともに暮らしてきたエリアでした

 

その土地とアボリジニ達を尊重し、現在はその土地の歴史やアボリジニとの歩み、また大昔に住んでいたアボリジニのガディガル族のことも観光客や来訪者に伝えられています。

 

また昨年2017年から毎日、オペラハウスではアボリジニの歴史や文化を伝えることを目的としたプロジェクションマッピングが毎日行われています。

 

ガディガル族の間で「水の光」と名付けられたこの作品は、人々の生活、広大な大地、躍動する動物などが美しく移り変わり、シドニーの海辺の夜景とともに浮かび上がるアート作品となっています。

 

アボリジニの伝統品、ブーメランや楽器

そんなオペラハウス付近をはじめとするオーストラリア各地でこのアボリジニの伝統的なアートを施したお土産が販売されています。

 

それらのアートはもともと文字をもたないアボリジニが記録や伝達のために発展させた絵画表現で、砂絵や岩肌などに絵を描き情報の伝達をしていました

 

捕らえた動物の食べることできる部分・できない部分、また記号を使い人や場所や物などを表現していたのです。

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読み書きの習慣がない彼らにとっては生活の欠かせないコミュニケーション手段だったんですね。

そんなアボリジ二アートの中でも特徴的なのは点画。さまざまな大きさや色合いのドットを組み合わせて動物や自然を描いていきます。

 

現在は観光地の絵やカンガルーなどの親しみのやすい柄が描かれているものも多く、ものによっては小さくて軽いものもあるためお友達へのお土産物としてもとても人気です。

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ひとつとして同じものがないと言われているアボリジニアート。

皆さんもオーストラリへ訪れた際は、その広大な土地が持つ歴史やそこで大切にされてきた大自然への思い、当時のアボリジニの生活を想像しながらお土産やアート作品を楽しむのはいかがでしょうか。

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