- 運動会の玉入れで勝つにはどうしたらいい?
- 玉入れで勝つためのコツはある?
運動会での恒例競技の玉入れは、勝敗のカギを握る競技というのは御存知でしたか?
リレーや他の競技種目は、足の速い人がチームにいる、得意な人がいる等で事前にある程度の勝敗の予測がたてられます。
しかしながら、玉入れ競技は、前日までの予行練習では入っていたのに当日全く入らない等、当日大きく逆転をされる事もよくある事です。
そうなると、リレー等も重要ですが、勝敗を左右する玉入れの必勝法を習得して絶対に勝ちたい競技ですよね。
どうすれば多く玉を入れて勝つ事が出来るのか?玉入れのコツと必勝法をまとめてみました
運動会の玉入れのコツ・必勝法

玉入れのコツの前に、ルールをチェックしておきましょう。
玉入れのルールは大きく2つに分けられます。
制限時間がある玉入れ

1つ目は運動会でよく行われるルールです。
まず1つ目は、1分間~2分間等その時々の競技で時間が決められていますが、制限時間を決めて、時間内に数十個の玉がどれだけ入れられたかを競います。
そして、制限時間内に多くの数を入れる事が出来たチームが勝利するというルールです。
運動会は、当日のプログラムが組んであり時間が限られているので、こちらを取り入れている学校が一般的です。
お手玉の個数が決まっている玉入れ
もう1つ目は、予め50個等ボールやお手玉を用意されており、そのボールを早くかごに入れてしまった方が勝利というタイムを競う方法もあります。
この様に細かなルールの違いはあるけれど、基本的には、ボールやお手玉をかごに入れる事。
そして団体戦でお手玉の数を多く入れたチームが勝ちになります。
玉入れの必勝法を伝授

では、ここから玉入れのコツと必勝法を紹介していきましょう。
役割分担を決めよう
玉入れはチーム団体戦です。ルールはかごに入れるという簡単な競技ですが、ただかごに向かって投げたところでなかなか入りません。
戦略的で効率を良くするために、役割分担を決めます。
まず、玉入れをする時に時間をロスしているのが、玉を投げて、玉を拾い上げて、また体制を整えて玉を投げるという、玉を拾いに行く時間です。
ここが長ければ長いほど大きく時間をロスしてしまい、結局1回投げて終わってしまったという事もあります。
その為にも、そこの時間のロスを短縮できるように、玉を投げる人、玉を拾う人と役割の分担を決める事で効率よくする事が出来ます。

ここで注意があります。
役割分担を分ける場合、未就学児や小学校低学年など、場合によっては玉投げ意外に選ばれたときに、その状況にまだ納得がいかない人も出てくる場合があります。
ある程度大きくなってくると、同じお友達とコミュニケーションをとる中で、お互いの性格や性質の違いを認め合うことが出来るようになっていくので、この役割分担を決めるときには学年の様子を考慮してから取り入れる事をおすすめします。
制限時間が無理しないようであれば、チームの中でペアを組んで玉を投げる人と拾う人は前半後半で分けて交代しながらしてもいいです。

では次に、役割を決めたところでのそれぞれのポイントとコツを見ていきます。
投げ方のポイントは役割を分けた時もそうでなかった時も変わりありませんので、参考にしてみてください。
玉入れに向いている人は、身長が高い人やバスケットボール経験者や球技経験者が向いているようにも思います。
もちろん一理ありますが、今からお伝えするポイントを掴むと誰でも玉入れ上級者になれます。
玉入れのコツ・必勝法/玉を投げる人
玉を投げる場所、距離

玉を投げる距離や場所も大切です。
- 籠を中心にして、等間隔で周りを広く囲みます。
- 籠から離れる距離は1mを基準にしてください。
離れてから投げるイメージがある方もいると思いますが、それだと小さなかごにはなかなか入りずらいです。
籠を下から見上げてネットが見える位の位置から投げます。
投げ方のポイント

いつもボールを投げる感覚とはちょっと異なります。
手首を使って投げる球技経験者の方は、癖でいつも通りボールを扱うように投げると、籠を通り過ぎてしまう事がしばしばあります。
しかし投げ方のポイントは手首を動かさずにボールを押し出すようにして投げます。
感覚としてはバスケットボールが近いかもしれません。
ネットの真下から上を見上げて下から上に押し出すようにボールを投げます。
まとめて入れると効率がいい

玉入れは1個ずつ投げなければいけないわけではありません。
玉入れをする時に1個ずつ手にもって投げている人も多いかと思いますが、今のところ1個ずつを入れるというルールもないので、ボールを集めて一気にまとめて籠に向かって投げて入れます。
入らないようにも思われますが、1個ずつ入れるよりもずっと入りやすく、ボールを拾って入れるという一連の流れは大変時間のロスになるので、まとめて入れる事は大変効率的です。
テレビ番組でも紹介されている「まとめて入れる方法」

テレビでも玉入れのコツが紹介されていました。
この効率よく入れる方法については、以前NHKの「すイエんサー」でも1分間に40個の玉を入れる方法を検証されていました。
内容によると、
実際の検証結果でも、1個ずつ入れるよりも断然入る率が高くなり、1分間に40個のボールが入りました。
6個の玉だと手に収まらない場合は4個など数を少なくして、手に収まる数で三角形を作るってそれを籠に向かって下から上に押し出すように投げる事がポイントです。
- ボールは1個ずつではなくまとめて入れる事
- 手にしたボールは三角形を作ってまとめる
- 籠との距離は離れすぎずに籠を下から見上げる位の位置
- ボールを投げるときは手首を使わずに押し出すようにして投げる
玉入れのコツ・必勝法/玉を集める人

次はお手玉を集める人のコツをチェックしていきましょう。
冒頭にも記述しましたが、玉を投げる人は手元のお手玉がなくなって拾いに行く間が時間のロスになるので、玉入れの勝敗は、玉をどれだけ集めれるかにもよります。
手持ちのボールがなくなったときにすばやく玉が手元に集まると時間をロスする事なく、玉を投げる人は投げる事に集中する事が出来ます。
玉を集める場所
籠に向かって玉を投げるので、籠の中心部に玉が落ちてきます。
なので、玉が拾いやすい籠の中心部にいるようにします。
玉を投げる人に渡すコツ

玉を集める人は手際よく落ちた玉を拾います。
- 腰を落として中腰の姿勢で、小脇に入れるようにして拾い集めます。
- 集めた玉は1回分のまとめた数分ボールを投げる人に渡します。
ボールを投げる人は一気に4~6個投げるので、拾い集める人も時間内に素早く動く必要があります。
出来るだけ投げる人の手に渡りやすい位置にいて、周辺に落ちた玉を拾ってから手で三角にまとめるようにするといいでしょう。
ここのボールを拾って渡す流れを練習の時に繰り返すことで、渡しやすい位置と玉を集める範囲が分かってきます。
- 玉を人う人は投げる人が投げやすいようにまとめて玉を渡す。
- 玉を渡す人は、玉を投げる人が受け取りやすい位置にいる
- 落ちてきた玉を素早く拾う俊敏さが大事
- 練習の時には、玉を拾う、渡す流れを繰り返して渡す位置とタイミングを見る
まとめ
恒例行事の玉入れですが、チーム団体でする競技だからこそ、みんなで力を合わせて考えながら競技に参加したいものです。
ちょっとしたコツを掴むことで玉が入りやすくなるので、ぜひ活用してみてください。
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