- さくらんぼ体操を動画で分かりやすく解説!
- 幼稚園児や保育園児への教え方や踊り方・音楽は?
幼稚園児や保育園児といった0~5歳の年齢における幼少期は、心も体もしっかりと成長する時です。
歌を歌ったりて遊びをしたり、また音楽に合わせ、リズムをとりながら身体を動かす遊びを通じ、自分なりの表現を楽しむためのきっかけとなるのです。
ここでは「さくらんぼ体操」をはじめ、様々なリズム遊びやオススメの曲などに焦点を置き、どのようなリズム遊びを行うべきかについてご紹介したいと思います。
また、幼稚園児や保育園児への教え方や踊り方についてもご紹介します。
さくらんぼ体操を動画でチェック
リズム遊びを行う理由は?
幼稚園や保育園で行うリズム遊びの中で最も有名なものは、さくら・さくらんぼ保育園の創立者の斎藤公子さんが考案した「さくらんぼ体操」があります。
リズム遊びは、就学前の乳幼児期にあたる0~5歳の子供は、身体を動かして運動をすることが、単なる身体を強くする為といった目的だけではなく、それぞれの子供達の脳の発達を促すためにとても重要であると考えられているのです。

知的発達はこの頃に習得することがベストであると言われています。
ピアノに合わせ、年齢に応じた身体の発達に合わせた無理のない動きで飛んだり跳ねたり転がったり、手拍子をしたりなど、身体をたくさん動かすことが必要です。
リズム遊びにはどんなものがある?
リズム遊びは年齢に応じた遊び方が必要です。ここで3つご紹介したいと思います。
土台のリズムをとる
身体全体を支えるようになる為に、足の指でしっかりと地面を蹴る力や背骨をまっすぐにし、キレイな二足歩行ができるように行います。
リズム遊びの基礎であり土台となるのは、赤ちゃんが2本足で歩くまでの動きを取り入れています。
乳幼児期にこれらの動きを身体で覚えることにより、走っても転びにくかったり、歩いていてもバランスの良い身体作りが可能となります。
仲間と一緒にリズムをとる

乳幼児期は一人遊びなど、自分だけが楽しむリズム遊びが主体です。
しかし、3歳頃になり、一人でも十分上手に遊べるようになると、今度は周囲の同じ年齢のお友達と関わりを持つようになります。
そうすると、同じ音楽を聞き、同じ動きをするリズム遊びができ、楽しさの幅も広がります。
身体の重心もかなり安定してくることから、手押し車の他、四拍子で歩くことができるようになるのです。
年長さんのリズムができる
しっかりとした2足歩行を可能とし、手先も足先も自分の思うまま自在に動かすことができるようになると、更に身体の動きは躍動的になり、走ったり跳んだりと、力がつきます。
リズム遊びは、毎日継続することで楽しみながら健康な身体作りをすることができるのです。
幼稚園や保育園でリズム遊びに使用する体操は?
さくら・さくらんぼ体操
リズム遊びの定番とも言える、187曲もの音楽とリズム遊びの実践方法など、とても充実した内容となっています。
映像で見る子供たちは未来
斎藤さんの子供のリズム遊びに対する考え方が説明された43曲の楽譜が付いた音楽教本です。
リズム遊びが主体ではもちろん、保育社側も参考になる1冊です。
太鼓を使用したリズム遊びも人気
単に音楽を聞いてリズムに合わせ、身体を動かすだけのリズム遊びではなく、太鼓などの打楽器は保育に非常に取り入れやすいです。
その為、幼稚園や保育園での遊びのバリエーションも増えます。きっと子供たちのテンションもアップし、喜んで楽しむことができるでしょう。
太鼓の音を聞いてリズムをとる
太鼓の音を「タンタンタンタン」や、「タタタタタタタタ」など、打つ音に合わせて歩いたりジャンプしたりなど、音楽と太鼓の音を上手に利用した身体を動かす遊びです。
太鼓を使用することで、リズムの強弱や速さの違いを聞きとることができ、音楽を全身で楽しむことができます。
幼稚園や保育園の運動会でもおすすめ
最近では、幼稚園や保育園で開催される運動会で、様々な表現遊びとしてリズム遊びが披露されることも多く、保護者にもとても喜ばれるプログラムが組まれています。
運動会は親にとっても子供の成長を見て感じることができる為、日頃の保育の中で実践してきたリズム遊びの成果が発揮されることから、本当に見ていて嬉しくなりますね。
特に運動会でリズム表現を行うプログラムでオススメの曲と言えば・・・
ミッキーマウスマーチ

親も子も、多くの方にとってとても馴染みのある曲です。
手拍子をとったり行進をしたりと、ちょうどよいテンポが動きやすいとも言われています。
また、どんな年齢の子供達にも取り組みやすい曲ですね。
J-POP
普段、お買い物に行ったりすると、よく耳にする曲は子供たちにとっても馴染みがあることから、自然と身体も動くようになります。
例えば、アニメの曲やアイドルグループの曲などに合わせ、振付をしてリズムをとって踊るという場面も多々見られます。
J-POPを使用する場合は、テンポが速すぎる曲は踊りきることもできない為、その年齢に合った曲を選択するようにしましょう。
エビカニクス
幼稚園児や保育園児の間で、さくらんぼ体操と同様にとても人気のあるリズム体操があります。
振付やメロディー、歌詞も、動画サイトに投稿されていることから、一度は耳に、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
テンポよく楽しい雰囲気で盛り上がるリズム体操です。かぶりものの衣装などを身にまとうとより楽しめること間違いありません。
楽しいリズム表現にするには
リズム遊びの様子にさらにリズム表現を加えることで、よりダンシングな動きにすることができます。
また、ひとつのテーマに絞り、それを表現する踊りをするのも楽しいですね。
普段行うリズム遊びに一工夫することで、子供達も先生のマネっこをして楽しみながらリズム遊びや表現を習得することができます。
幼稚園児や保育園児へリズム遊びの教え方は?

幼稚園児や保育園児の年齢の子供たちは、色んな人の真似っこをするのが得意な年齢です。
その為、お友達がやっていることにすごく興味を持つとも言えます。それらを活かし、さくらんぼ体操をしっかりと覚えてもらうことができるのです。
最初は曲を流し、先生の踊る姿をしっかりと目に焼き付けるよう、園児達の前で先生が踊ってみせましょう。
子供達の脳はとても柔らかく、先生の動きを鮮明にとらえることができます。脳の中に全ての動きをインプットさせ、曲が流れることで自然に身体が動くようにするのです。
例えば、この曲調となった時の動きはこれ!といったように、子供達は頭で考えること以外に、身体全体で動きを覚えています。
何度も同じ曲で踊り続けることで、真似っこから自分で踊れるようになるのです。
また、さらに動きを言葉にしながら一緒に身体を動かして踊ることで、子供達はすぐに体操を習得できるようになると言われています。
さくらんぼ体操を始め、様々なリズム体操が、子供達の心身の発達の手助けをしてくれているのです。
まとめ
いかがでしたか?「さくらんぼ体操」をはじめ、様々なリズム遊びやオススメの曲などに焦点を置き、どのようなリズム遊びを行うべきかについてご紹介しました。
子供の頃はどんなことも何でもすぐに吸収することができ、心身ともに健やかな発達を促すことができることが分かりましたね。
幼稚園や保育園時代は、どんな子供も運動機能の基礎が作られる時期であることから、毎日身体を動かすチャンスをどんどん作ってあげることが大切です。
また、リズム体操は、毎日繰り返し行うことで、心も体も脳にも、全てに効果を発揮します。
色んな曲に挑戦しながら、その子供の年齢に合った体操を取り入れてくださいね。
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