• クワガタのホワイトアイは珍しい種類なの?
  • クワガタの中でもホワイトアイは販売価格も高額?

オオクワガタを地元で捕まえた!という方も現代では少ないのではないでしょうか。

日本に生息しているオオクワガタですが、日本のどこでも採集できるわけではなく、限られた地域となっているようです。

そんなオオクワガタの中でも、白い目が特徴的なホワイトアイという種類もいます。

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クワガタの中でもホワイトアイとはどのような種類なのでしょうか。

カラーアイのクワガタは、人気が高い種類なのでしょうか?

 

販売価格も高額だとも言われていますが、実際のところどうなのでしょうか。

 

今回は、ホワイトアイについて、そしてオオクワガタの価格についても紹介します。

アルビノ・クワガタのホワイトアイとは?
値段は超高額?

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クワガタの中には目に色がついたクワガタがいるのはご存知ですか?

白い目をしていて綺麗なクワガタと言われている「ホワイトアイ」という種類がいるんだそうです。

 

カラーアイのクワガタは白だけではない?

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クワガタのカラーアイには、ホワイトアイが有名でした。

最近では、赤色のレッドアイ、青色のブルーアイなどもいるようです。

 

しかし、なぜ目の色のついたクワガタがいるのでしょうか。

 

クワガタやカブトムシの目は本来黒色をしています。

 

目の色が違うのは、稀な突然変異によるものです。

 

色がついたクワガタが生まれることがあり、このような現象をカラーアイと言います。

 

ホワイトアイのクワガタは瞳にメラニン色素が無かったといわれており、カラーアイが生まれるのは、「アルビノ」(白化現象)が瞳だけに出ていると考えられます。

 

ホワイトアイの価格は、ネット見てみると7,000円前後が相場といったところでしょうか。

 

カラーアイで有名な元木ホワイトアイ

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カラーアイで有名なクワガタがいます。

それはオオクワガタの有名なブリーダー、元木弘英氏が作った「白目のオオクワガタ」。

 

突然変異で目が白くなったオオクワガタ同士を交配して、白目を固定するという偉業を成し遂げたんだそうです。

 

そのために名前にも「元木」が入っています。

 

白目であること意外は、普通のオオクワガタと大きな違いは見られません。

 

このホワイトアイは死んだものを標本などにすると、目の色は黒に戻るそうです。生きている間だけに見られる貴重な瞳であると言われます。

 

一時はとてもブームになっていましたが、現在は他の色が人気が高いようです。

 

カラーアイの繁殖は困難

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カラーアイの繁殖は難しいようです。

ホワイトアイ同士を交配すれば、ホワイトアイのクワガタが生まれそうですよね。

 

しかし、必ずできるとは限らないということ。

 

詳しくはメンデルの法則などが絡んでくるといい、親となるクワガタが黒目の遺伝子(wB)も持っていた場合は、黒目が出てくるケースがあります。

 

血統が異なると遺伝子情報が異なるので、黒目が出てくるようです。

 

オオクワガタの価格はどのようにして決まる?

ホワイトアイだけでなく、オオクワガタの価格はどのように決まるのでしょうか。

 

成虫の価格

国産オオクワガタの一般的な価格は、B品でない限り2,000円以上となるでしょう。

 

価格の高いものはキリがありません。

 

少なくとも万単位であることは確かですね。この価格は、サイズ・血統が影響しています。

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昔は産地も価格に影響をしていました。

やはりサイズは大きく影響し、サイズが80mm以上になると3万円以上するものも多いんです。

 

血統は、サイズの大きい親同士で生まれた子どもも大きい・・・いわゆる大きい家系ですね。

 

これが血統の良いものとされ、高額になりやすいです。

 

幼虫の価格

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幼虫も販売はされています。

【幼虫の場合】

  • 1頭あたり500~600円で販売されていることが多い

価格に差が出るとするとこれも血統がほとんどでしょう。

 

大きくなる前なので、サイズはあまり関係しません。

 

親類縁者全てがジャンボな系統のオオクワガタの幼虫は高額となりやすいですね。

 

その他の要因

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成虫でも価格が下がるケースもあります。

それはB品と呼ばれるもの。

 

B品とは
  • 羽パカ(普通の状態でも羽根が少し開いている状態)
  • 足欠け(特に後ろ足が欠けているものを指す)
  • 顎欠け

羽パカは見た目がイマイチという理由で価格が下がり、足かけは交尾ができなくなったり、顎欠けはメスの場合、産卵にフリになるといった理由があります。

 

このようなものが主にB品と言われます。

 

昔は今よりも高かった?

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オオクワガタが高額で取引されていたことはご存知ですか?

その価格は今と比べられないくらいだったんです。

 

1990年代後半の頃のことですが、1ペア1000万円!

 

オオクワガタが黒いダイヤと呼ばれていたそうです。

 

安いものでも、65mm以上のサイズで1ペア20万円くらいしたんだとか。

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クワガタブームのはしりですね。

なぜこのような高額で取引されていたのか。

 

それは当時オオクワガタがとても希少で価値のあるものだったから。

 

採集も難しく、飼育方法も確立されていませんでした。

 

飼育用品も現在の価格の数倍でしたからね。

 

高価な理由は?

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高価な理由には、採集難易度が影響しています。

オオクワガタは日本固有の種類のクワガタ。

 

日本でも簡単に入手することはできないのです。

 

昆虫図鑑で分布を見ると、生息地は日本国内とされていることもあります。実際に採集ができるのは、限られた一部の地域なんです。

 

とくに北海道ではオオクワガタの採集はできません。

 

北海道産の個体はサイズが小さく、高値が付くことも多いようです。

 

限られた地域でしか採集できないことに加え、オオクワガタが非常に警戒心が強いという特徴を持っています。

 

外敵の気配を感じると、採集が難しい大木のウロ(樹洞)に隠れてしまいます。

採集方法は、

  • 出てくるところを待ち伏せして捕まえる
  • 隠れているところから掻きだして捕まえる

この2通りしかありません。

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どちらにしても根気のいる採集方法ですね。

 

オオクワガタ・価格の相場

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オオクワガタの価格の相場を紹介します。

オオクワガタは1mm単位で価格が変動します。

 

大きなものは高値で販売され、70mmを超えると大型に分けられます。

 

また、人工繁殖か自然採集かによっても価格は大きく異なり、自然採集した場合は採集された地域によっても変わります。

 

人工繁殖の場合
  • 70mmの個体で1万円前後
  • 1mm大きくなるごとに金額がプラスされます。
  • 75mmを超えると相場は2万円前後。
  • 80mmを超える個体は4万円以上が相場。

70mm未満の個体はオス・メスのペアで数千円で購入可能。

 

自然採集の場合はほとんど供給量がありません。

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時価での取引になります。

70cm以下でも数万円、大型の個体で数十万円以上の価格が付くケースもあります。

 

オオクワガタを買うには?

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オオクワガタはどこで買えるのでしょうか。

オオクワガタの育て方に詳しいショップ、ブリーダーは販売をしているところが多いですね。

 

販売元に知識、経験が豊富ですとこれからクワガタを飼おうとしている方も安心ですよね。

 

また、最近ではネットでも購入は可能です。

 

ネットでは全国のお店のオオクワガタを購入することができますからね。

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とても便利ですよね。

飼育用のアイテムも手軽で、安いものを見つけることができるのでおすすめします。

 

クワガタ飼育を初めてみようという方には、このようなセットもおすすめですね。

お子様と一緒に飼育してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

アルビノの白化現象で目だけが白くなるオオクワガタは、ホワイトアイと呼ばれています。

カラーアイのクワガタは、レッドやブルーといった他の色も存在します。

交配してカラーアイのオオクワガタを作ることもできますが、必ず生まれるものではなく難しいとされています。

一昔前のオオクワガタブームでは信じられないほどの超高額で取引がされていました。

 

現在でも日本でオオクワガタが採集できる地域も限られているので、サイズ大きくや血統が良いと価格も高く販売されているようです

 

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