カワウソの寿命は？赤ちゃんから飼育すればなつく？

カワウソという名前は

聞いたことがあるけど、

姿形のイメージがつきにくい

気がしますよね。

とは言え、

凶暴というよりも愛らしく可愛いという

イメージをお持ちの方の方が多いでしょう。

カワウソは南半球に広く生息しています。

昔、

日本にも野生のニホンカワウソが

生息していました。

ですが、

人間によって乱獲され、

都市開発など、森林伐採を

おこなったことが原因で

2012年に絶滅宣言

されてしまいました。

このカワウソですが、

カワウソはペットとして

赤ちゃんから飼育すると

人間に懐くものなのでしょうか？

また、

カワウソの寿命はどれくらいなのでしょうか？

ここでは、

カワウソをペットとして飼育する際の

ポイントや注意点を

ご紹介します。

カワウソは日本にいるの？

カワウソは複数種類存在しています。

かつて、日本においても、

「ニホンカワウソ」

が生息していましたが、

1979年を最後に絶滅種とされ、

その後は確定的な目撃情報もなく

現在に至っています。

そのため、日本において

ペットとして飼育ができるカワウソは、

コツメカワウソとなり、

その生息地は

東南アジア

であると言われています。

このようなことから、

現在、

野性のカワウソは日本には存在していません。

カワウソをペットとして
飼育するならどの種類？

カワウソには種類がありますが、

現在ペットとして

飼育することができるのは

「コツメカワウソ」

だけです。

飼育できるのはコツメカワウソ

このコツメカワウソは

東南アジアに生息していて、

カワウソの種類の中でも

最小の個体です。

爪が短くほとんどないことから、

扱いやすく飼育しやすい

と言われています。

そのため、

動物園や水族館では

コツメカワウソの姿がよく見られます。

そして、

実際にペットとして

飼育されている方もいます。

コツメカワウソの

平均体長は60cm、

体重は4〜10kgほどで

犬の大きさとあまり変わりません。

カワウソの飼育について

カワウソの餌や

飼育する際の注意点などについて

見ていきましょう。

カワウソは何を食べるの？

カワウソは肉食動物です。

そのため、

野生として自然界で生きている場合は

カエルや魚、甲殻類や貝類

を食べています。

しかし、飼育を始めると、

生き餌を与えるのは

非常に難しいですよね。

飼育する際は、

次のような餌を与えてあげましょう。

その餌を与えていれば

十分と考えられているため、

飼育においての餌を

苦労することはありません。

カワウソの飼育で
準備するものは？

カワウソを飼育する際に必要な

ゲージや遊び、トイレ、

などについてお話します。

カワウソを飼育するスペースは？
ゲージは必要？

コツメカワウソの体長は

60cmほどになり、

また、

とても活発な動物であることから、

あまり窮屈な飼育ゲージは

避けるようにしてください。

だからと言って

ゲージの中で飼育せずに

自由にさせてしまうと

室内を荒らされてしまう

可能性が高くなります。

そのため、

室内を荒らされてしまわないよう、

ゲージを準備しておきましょう。

広さで言うと、

大型犬が入れる
くらいのゲージ

を準備しておくと安心です。

さらに、

カワウソがゲージの中ばかりで

飼育されていては、

ストレスが溜まってしまう

ため、

たまには、

ゲージから出して
遊ばせてあげる

必要があります。

そして、

水浴びが好きな動物なので、

水浴びはしっかりさせてあげましょう。

カワウソに合った
トイレを用意しよう

コツメカワウソは、

しっかりトイレを
覚えることができる

お利口さんです。

ですが、

食べる量も多く、

排泄量も多いので、

部屋を汚すことのないよう、

カワウソに合ったトイレ

を選んであげてくださいね。

毎日の水浴びは欠かさずに！

先ほども少しお話しましたが、

水遊びが好きなコツメカワウソは、

毎日水浴びさせることが

ストレス解消につながる

と言われています。

そのため、

水浴び用のプールを準備

しておくようにしましょう。

もし、

プールを設置するような

広さがないという場合は、

浴室のお風呂場

でも良いでしょう。

カワウソを飼育する際に

必要となる最低限の準備は

このようになっています。

これで

カワウソの受け入れ態勢はOKですね！

コツメカワウソを飼育する際の
注意点は？

コツメカワウソは、

ペットとしての飼育が可能です。

ですが、

飼育するのは

簡単というわけではありません。

水浴びはカワウソにとって
とっても大切です。

先ほどもお話した水浴びについてです。

コツメカワウソは、

そもそも水辺で棲息している動物です。

そのため、

毎日身体を湿らせ、

自身の体温調節を行いながら

水浴びを行う必要

があります。

そして、本来、

コツメカワウソは

群れで棲息していますが、

飼育するとなると単体飼育になります。

できるのであれば、

複数飼育が可能な状況

で飼育されることが

望ましいと言えます。

動物病院や病気について

コツメカワウソを

診察してくれる
動物病院は非常に少ない

というのが現状です。

ですから、

ペットとして飼育する際は、

コツメカワウソの
体調管理をしっかり

と気を付けてあげなければなりません。

もしも、

病気になったとしても、

コツメカワウソを受け入れてもらえる

動物病院は少ないですから、

受け入れてくれる動物病院を

事前に調べておくなどの

対策をしておきましょう。

特に、

コツメカワウソが、

かかりやすい病気があります。

この場合、

食欲不振となる原因は

主に考えられることはストレスであるため、

日ごろから

コツメカワウソの
ストレス対策

を講じておかなければなせいません。

また、

寄生虫対策については、

生食を餌と勘違いして食べてしまう

と寄生虫に侵される場合があります。

そのため、

与える場合は特に注意が必要です。

赤ちゃんから飼育すれば
カワウソは人間に懐くの？

とても可愛いカワウソですが、

人間に懐くのでしょうか？

カワウソは人間に懐きます

カワウソの握手会が

あらゆる動物園や水族館で

行われているため、

カワウソは、

人間に懐きやすい動物

だと言えます。

そのため、

人間の言葉でトイレを教えると

きちんと行うほど
賢い動物

です。

赤ちゃんから飼育した場合は

なおさら人間に懐いてくれるでしょう。

カワウソを迎えるには。。。

そんなカワウソを

ペットとして飼育する際、

ペットショップで生体を購入して

迎えるということになります。

では、

どのくらいの金額

なのでしょうか？

実際のコツメカワウソの値段は

60万円〜80万円ほど

するといわれています。

これは、

コツメカワウソの人工繁殖が

非常に難しい動物で

希少性が高いこと、

かつ、

海外動物の輸入規制が
かかっている

ためだと考えられています。

そのため、

極端に流通量が少なく値段は

高騰する一方です。

しかし、

どのペットショップでも

生体の取扱いがあるという訳ではないので、

インターネットなどで

取り扱いのあるペットショップを探して

問い合わせしてみることから始めましょう。

カワウソの寿命はどれくらい？

これだけ可愛く癒される表情を見せてくれる

コツメカワウソですが、

カワウソの寿命は

一体どれくらいなのでしょうか？

カワウソの寿命は

約7〜10年だと言われています。

犬や猫の寿命と比較しても

やはり短めであることが分かりますね。

野生の自然界で生きた方が良いか、

それとも赤ちゃんからペットとして

飼育されるかについては、

どちらが良いとも言えません。

ですが、

決して長いとは言えない寿命を

いかに長く
有意義に過ごさせてあげるか

大きなポイントになると思います。

コツメカワウソは
本当に飼育できるの？

これまで、

コツメカワウソの飼育について

さまざまなお話をしてきました。

ですが、

カワウソは本当に飼育できるもの

なのでしょうか？

コツメカワウソは

とても流通量が少ないだけではなく、

繁殖も非常に難しく、

生態の販売価格もとても高価であることから

飼育にはハードルが高い

と言えます。

実際に、

お金持ちの方のペットなの？

と思ってしまいがちですが、

もしかすると、

その考え方が正しいかもしれませんね。

餌に関していえば、

餌に困るということもなく、

フェレットフードで対応できることや

トイレのしつけなども比較的容易なので、

そういった点から見れば、

飼育に難しさはないようです。

しかし、

やはりその生体の価格がネックとなり、

誰もが簡単に飼えるペット

とは言い難いかもしれませんね。

安易な考えで飼わないこと

先ほど、

カワウソをペットとして飼育するには

餌などの条件をクリアしていれば

比較的容易であるとお伝えしました。

飼育の際の準備のところでも

お話をしましたが、

カワウソの性格はとても活発なため、

広く行動できる
スペースが必要

となります。

また、

毎日水浴びをする習性があることから、

それを叶えてあげるだけの

設備なども必要となります。

もしもそれらを我慢させてしまうと、

カワウソはストレスを感じて

最悪の場合。。。

死んでしまうかもしれません。

飼育環境を野生と同様にすることは

難しいかもしれませんが、

ある程度、

その環境に近づける努力

を人間も行わなければなりません。

このようなことから、

カワウソをペットとして飼育するのは、

決して

安易な考えではできない

ことが分かりますね。

動物園や水族館で
カワウソに触れ合える！

そうであれば、

どうすればカワウソに触れ合えるのか？

その答えは
とっても簡単！

全国各地にある動物園や水族館では、

カワウソとの握手会や

実際に触れあることができる

イベントが多数開催

されています。

飼育の願望は叶わなくても、

生でカワウソと
触れ合える

動物園や水族館はあります。

そのような場所で

カワウソとコミュニケーションをとってみましょう。

コツメカワウソの赤ちゃんの動画

まとめ

いかがでしたか？

カワウソの寿命や

赤ちゃんから飼育すると人間に懐くかどうか、

また、

カワウソを飼育する際の

ポイントや注意点についてご紹介しました。

カワウソはその愛らしい姿から、

ペットとして飼育することは

可能な動物です。

しかし、

野性の習性などにより、

ペットとして飼育することで

抑制されることもあるため、

すべての方が

簡単に飼育することができるとは

言い難い動物でもあります。

そう考えると、

動物園や水族館で鑑賞したり

触れ合える場所に行くなど、

その方がいつもカワウソを見て、

触れて楽しめるかもしれませんね。

カワウソについてはコチラ！

• カワウソの寿命は？
• カワウソと握手できる水族館は？
• カワウソの臭いは手術すれば取れる？
• かわうそを漢字で書くと？

動物の寿命はコチラ！

• クジラの寿命で最長は200年以上？
• カワウソの寿命は？
• キリギリスの寿命は？
• ウスバカゲロウの寿命はなぜ短命？
• ミツバチの女王蜂への選ばれ方や寿命とは？
• ゴキブリの寿命はどのくらい？