運動会といえば、幼稚園や学校に通う幼児や子供にとっても、その保護者の方にとっても重要なイベントですよね。
- 運動の競技が面白いのは幼稚園?
- 幼稚園の運動会は保育園や小学校とは異なる?
このコラムではこれらについて調査してみました。
幼稚園の運動会が行われる時期は?
幼稚園で運動会が開催される時期は、小学校や中学校と同様、春と秋に行われるのが基本です。

園によって開催日が異なっています。
春は5月中旬~6月・秋は9~11月上旬
春は5月中旬~6月、秋は9~11月上旬が目安となっています。どちらかというと秋に行う幼稚園が増えてきているようです。
これは何故かというと幼児のことを気遣っているためのようです。
春だとクラスが編成されたばかりで、入園したクラスにまだなじんでいません。また、運動会のための練習をするにも日にちが足りません。
それらの事情を考えて秋に行った方がよいと判断されているようです。
しかし、あえて春に運動会を行うことで早くクラスに馴染ませるということ考えで春に行うところもあるようです。
また、体育の日に合わせて行う園も多いようです。普通は運動会は年一回ですが、中には年に二回運動会を行う幼稚園もあるようです。
幼稚園の運動会ではどんな種目があるの?

では、幼稚園の運動会ではどのような種目があるのでしょうか?
幼稚園児では一歳の差で体力にも大きな差があるのでそれも考慮されているようです。
しかしながら、保育園で行う運動会ほどには気を遣う必要もないそうです。
普段から自由に遊びまわっていたりする幼児であれば特に心配する必要はないようです。
- クラス別対抗リレー
- 徒競走
- 巨大ボール運びリレー
- 黒ひげ危機一髪リレー
- ボーナス玉入れ
- さいころ動物リレー
- クラス対抗お玉リレー
- 人借り競走
この中には名前だけでは、どんな内容かわからないものもあるので説明したいと思います。
黒ひげ危機一髪リレー
基本はかけっこなのですが、走るコースの途中に「黒ひげ危機一髪」が置いてあります。
そこまでついたら、それにナイフを一本ずつさしていきます。それであたりで黒ひげが飛び出たらクリアでその先に進むことができます。
運の要素がありますので、足の遅い子でも一位を狙える可能性がありユニークです。
「黒ひげ危機一髪」なんて今どきの子供はポケモンとかに夢中でやったことない子が増えているのではないでしょうか?
それをここで触れさせるのもよいですよね。
ボーナス玉入れ
基本的にはあの典型的な玉入れをお子さんとお父さんのコンビで行います。
ただ、ボーナスタイムがあり、その時だけお父さんはお子さんを抱えて玉をいれさせることができます。親子で交流ができる面白い種目ですね。
子供にとっては、手の届く範囲にかごがある場所で投げられるのでたくさん入って楽しいですよね!
抱きかかえるお父さんは腕力がいりますね。お父さんの腕力が試される種目でもありますね。
さいころ動物リレー
動物の絵を貼り付けた大きなサイコロを用意して出た目の動物になってゴールする種目です。
例えばペンギンの目が出たらお父さん、お母さんの足の上に乗って、一緒にペンギン歩きでゴールを目指します。
コアラが出た場合には、抱っこしてもらってゴールします。
事前に動物ごとに親子で何をするのかを決めておく必要がありますね。
サイコロも大きめのものを作っておく必要があります。周りの皆によく見えるようにしておくためですね。
人借り競走
借り物競争の借り物を人にしたバージョンです。白いシャツの人、黒い帽子の人などと書かれたカードが置かれています。
それを拾った子供たちはその条件にあった人を運動会の会場から探し出してその人と一緒にゴールします。
その運動会の会場に来ていた全員が参加できるのが面白いですよね!
お父さんやお母さんが一緒に参加できる種目というのはなかなかないと思います。
どうせなら来てくれた兄弟やおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に参加して楽しめたらとても良い思い出になりますね!
このように保護者なども参加できる種目が豊富なのが幼稚園の運動会の特徴といえるようですね!
幼稚園と保育園では運動会の内容も違う
私自身は幼稚園にしか通ったことがないのですが、保育園もほとんど同じようなものだと思っていました。
しかし年齢層も子供を預ける親の目的も、先生の役割も幼稚園と保育園ではだいぶ異なるようです。
保育園では幼児は0~6歳までいます。それに対して幼稚園は2~6歳ですよね。だから運動会の内容も違いがあるのはある意味当然ですね。
保育園の場合は運動会は午前中のみでおわり、体育館で行われるのが一般的だそうです。
その方が子供をもれなく見渡せますし、子供に対して人数の少ない保育園の先生だけで対応できるようにということでしょうね。
まあ、幼稚園よりも幼い幼児もいるし、怪我をさせないようにという配慮なのですね。
また幼稚園では、幼児の保護者が運動会を含めた行事に関して係を組織して役割分担するようですが、保育園ではそういう役割は全て保育園の先生が担当してるようですね。
となると保護者と先生の関わり方も、保護者同士の関わり方もだいぶ差が出てきますよね。
お父さんやお母さんがより先生やほかの保護者と交流していきたいという考えであれば幼稚園の方がいいですね。
そして保育園ではどんな種目が行われているのでしょうか?それについても調べてみました。
0~1歳クラスの場合
これはもう幼児ではなく赤ん坊ですよね。まだ歩行ができない子の場合はハイハイレースをするようです。
歩行がもうできていて、安定している子は近所で同年齢の子供(在園児以外)も参加できるように開放し、地域合同でかけっこなどを実施しているそうですよ。
2歳クラス
かけっこや、子供たちだけのダンス、親子でのダンスなどを行うようですよ。
3~5歳クラス
親子競技に加え、クラス対抗リレー、綱引き、二人三脚の他、子供の個人競技が増えてくるようです。
年齢的にも幼稚園児と同じですので内容も大差ないものになってくるようですね。
ただ、体育館で行うなど、あくまで幼児が怪我をしないような環境で行っているようですよ。
国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」の幼稚園は特殊なのか?
ちょっと脱線しますが、幼稚園児といえばまっさきに国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」が思い浮かぶのは私だけでしょうか?
クレヨンしんちゃんでは主人公の野原しんのすけは双葉幼稚園(漫画の場合はアクション幼稚園)に通う幼稚園児で、お話の中で運動会なども出てきます。
保護者の方が運動会などの行事にスタッフとして参加しているような描写はないですね。吉永先生、松坂先生、園長先生が何から何まで担当してるようです。
でも幼稚園に園庭があって、幼児が遊んでるシーンがあったりしてこの辺は保育園ではなく幼稚園ですよね!
クレヨンしんちゃんの作者は保育園出身なのか、単によく知らないで書いてしまったのかどっちなんでしょうね?
まとめ
いかがでしたでしょうか?同じ運動会でも、幼稚園、保育園、小学校で内容にも差があるのですね。
また、私も自分自身が子供だった頃にはなかったような面白い種目がたくさん行われていることを知り非常に面白いと思いました。
たかが、運動会とあなどっていましたが、幼稚園などではこの一大イベントにずいぶん力をいれてることが感じられました。
また運動会は、子供の成長を感じることができる貴重なイベントでもあります。
日々の練習をママやパパに見せたくて、成長を認めて褒めてもらいたくて、うずうずしている子供もたくさんいます。
お子さんの立場でも、保護者の立場でも運動会はけがの内容に楽しく過ごしてよい思い出にできるといいですね!
運動会に関する記事
- 玉入れのコツ・必勝法とは?
- 運動会でのアナウンスの例
- 運動会のメダルは手作りも簡単!
- 運動会の選手宣誓の例文5選
- 二人三脚のコツ&紐の結び方!
- 大縄跳びのコツ・疲れない飛び方とは?
- 【騎馬戦の必勝法】組み方のコツ
- 綱引きのコツ&必勝法とは?
- リレーでのアンカーの由来とは?